NSXにS2000アンテナを流用するのは
かなり前から定番化されていますが
ロッドアンテナを抜いてS2000のマストだけ付けて
ブースターが付いていない車輌が多いです。
全長が短いS2000アンテナでは
電波の強い地域で波長が短いFMはそれなりに受信できるけど
AMの受信感度が極端に悪くなるんです
だから
S2000純正ではアンテナマストの取付部にブースターが仕込まれていて
受信感度を維持しているんですが
NSXにこれを付けるのは難易度が高いので
簡易的にマストだけ付けるんでしょうね。
NSXのアンテナは
長いロッドアンテナが垂直に伸びるから
販売開始された直後から
「ラジコンカーみたいだ!」とか言われたんだけど
当時はほとんどのクルマがロッドだったし
受信感度優先だったんでしょうねぇ。
で、S2000デビュー後にアンテナを流用するのが流行ってきたんだけど
正攻法は
純正のブースター付きアンテナAssyを買って
マスト取付部とブースターを分離して同軸ケーブルで繋ぎ
防水を考慮しつつ仕込んでいくことだと思います。
S2000のマスト取付部を使うと
マストが適度に後方に倒れて取りつけられるから
見た目もこの方が宜しいと思いますね。
これで
AMもFMも充分な受信感度になりますが
実はそれでも
長〜い純正のロッドアンテナの感度には及ばないんですねぇ。
私は
ナビを付けたときに
VICS受信のために常時ロッドアンテナを伸ばしているのがイヤで
S2000アンテナに換えましたねぇ
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