NSXの掲示板

NSX関連の掲示板です。
特に限定しませんが主にNSX関連の話題が中心です。
なお、画像は1枚300KB×10枚までで掲載できます。
暗証番号により掲載内容を簡単に修正できるので
お気に入りの写真をアップしてみてください。
名前
Eメール
公開しないでメールを受けたい 公開する又は記入しない
タイトル
本文 改行 無効 有効
タグ 無効(URLの自動リンク有効) 一部のタグ有効

ヘルプ
添付画像
ファイル
設定保存   
[最新の状態] [ホームページへ]


全1086件 ( 55ページ )    ページ[ | 最初 .. 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 | ]
16インチと17インチホイール 引用
2015/6/30 (火) 18:58:27 - やす - 221x114x198x226.ap221.ftth.ucom.ne.jp [221.114.198.226] - No.1435658307

こんばんは
中々、NSXに合う軽量な社外の16インチと17インチホイールがなく
探し回っていますが、CP-035というホイールが中古市場でもそこそこ
出回っており詳細を調べております。

オフセットを計算すると、フロントが7.5J +42 や8.0J +45が車検も大丈夫そうです。
リアは8.5J +47が何とかなりそうですが、255には8.5jは心もとない感じです。

昔のCP-035のカタログを見ると、NSX専用の表記がある、8.0J +38や
9.5J +35などは、計算上は明らかにフェンダーからはみ出ます。

色々検索してみると、サーキットで使用されているケースで
以下の組み合わせを見つけましたが、このような組み合わせは
車検は考慮されていないのでしょうか。或いはある程度車高を
下げればうまく収まって車検対応になるのでしょうか。

F:8.0J-16 +48
R:9.0J-17 +38

F:7.5J-16 +30
R:9.5J-17 +33

上記、組み合わせの他の仕様も確認してみましたが、フェンダーのワイド化などはされていないようでした。

リアは出来れば255までを考慮したいので、9.0jや9.5jを使用したい所です。
CP-035をご利用のオーナー様、他、いいマッチングをご存知の方がいらっしゃれば
ご教示頂ければ幸いです。

以上、宜しくお願い致します









エアコン 引用
2015/6/27 (土) 22:45:38 - なか - fp7cdbda97.stmb110.ap.nuro.jp [124.219.218.151] - No.1435412738

こんばんは。
一つお伺いしたいのですが、現在初期型NSXに乗っておりますが、エアコンが不調でして、具体的には助手席側は冷えるのですが運転席側はぬるい風しか出ないのです。センターの吹き出し口では、左半分は冷たい風、右半分は暖かい風が出ます。運転席助手席も同じところから風が出るかと思いますが、この場合どの部品が壊れているのでしょうか?
表示部の奥のコンピュータは関係あるのでしょうか?
すいませんが、どなたかご教授ください。よろしくお願いします。

エンジン 引用
2015/6/25 (木) 11:08:51 - TYIZ - pl1528.nas81a.soka.nttpc.ne.jp [1.33.101.248] - No.1435198131

こんにちは、TYIZです。

T3ファクトリーを始めて
エンジン降ろしメンテナンスレベルの分解整備は何件かこなし
設備も充実してきたので
エンジンの組み立てとOHも開始しました

エンジン本体のOH作業は工場長の仕事。
まずは
先日大久保が降ろしたヒソカ号のC32B
これは
10年ほど前 FISCOでオーバーレブでトラブった際
C30A改ハイカム仕様C32Bを行ったエンジンで
当時
バルブガイドなどは全て純正で組んだから
この機会にオーバーホールしてガイド交換などを行う予定。

350馬力近辺の出力で
あれからずっとサーキットを走り続けてきたC32Bだけど
分解してみるとコンディションは良好で
トラブルの予兆も見られませんでしたね。

サーキットで高回転を使われるC32Bでは
吸気側バルブガイドが折れて燃焼室に転がり込むトラブルが多発しているから
強度の高いリン青銅ガイドに交換するのが定番化しているんですが、
リン青銅は粘りと強度が高くて折れにくい反面
耐摩耗性は鋳鉄製純正ガイドの方が高いので
高回転常用をしないなら
純正ガイドの方が寿命が長くなることも予測できるわけで
オーナーの用途に応じてガイドは選択することにしています。

これ、けっこう悩ましい選択ですが
実際 NSXにリン青銅ガイドを使って
ガイドの寿命が尽きてオイル下がりを起こして白煙を吹いた・・
なんて事例は今のところ見た事が無いから
(他のエンジンではあるんですけどね)
リン青銅の耐久性が著しく悪いわけじゃ無いだろうし

純正のガイドが割れると
直行で燃焼室に転がり込んでシリンダーやピストンに大ダメージを与えるし

サーキット走行など高回転常用が多いなら
リン青銅を使った方が良いだろう・・という判断になります。

さらに考えを深めると
吸気側と排気側のガイドでは
高温にさらされて潤滑の厳しい排気側の方がバルブガイドの摩耗は早く
でも、排気側のガイドは折れたとしても
破片がエンジンの外へ出て行く可能性が高いから
(ターボエンジンだと排気タービンが深刻だけどね)
NSXでは
吸気側だけ強度が高いリン青銅を使って
排気側は寿命が長い純正を使う・・というのが
寿命と強度アップの良いバランスになるのではないか・・
と、予想できます。

実際のところ
吸排気ともリン青銅のバルブガイドを使ったって
かなりの長期間走れるから
10年でヘッドOHとかを検討できるなら
寿命は無視しても良いのかもしれませんけど。

以前
リン青銅のバルブガイドを組んだお客さんが
サーキットでオーバーレブしてピストンとバルブが当たって
バルブが曲がり、かなりのダメージを負った事例がありましたが
その時 リン青銅のガイドは軽く曲がっただけで折れませんでした。
鋳鉄製の純正ガイドだったら
バルブが曲がったとたんにガイドがポキッと折れて燃焼室に転がり込んで
シリンダーまでダメージが及んだ・・かもしれない。
なるほど
リン青銅ガイドは強度が有るみたいです。

で、今回のヒソカ号は
寿命より強度を取って
吸排気ともリン青銅のバルブガイドを使うことにします。
それも
用途を考えれば選択肢としては良いと思いますね

これが、AT車で普通に走るなら・・
オーバーレブの心配なんて無いんだから
長期的な耐久性のある純正バルブガイドを使いますけどね。

近い将来
TYIZ号のエンジンも開けてみたいけど
私はどうしようかなぁ・・
吸気側だけリン青銅かなぁ。

あと、もう一台C32Bを組み立てています
こちらは
サーキットでピストンが割れてほとんど全損になったお客さんの
新組エンジン。
仕様は近いうちにまた紹介します

そして戸田レーシングの部品を使った
3.5リッター製作が2機入っていて部品も揃いつつあるんですが
ちょっと
整備系の作業依頼が多くて手が回ってません。

でも、エンジン&ミッションの新組や整備作業が行える環境が出来ました。
つぎは
ATの分解整備をするための治具や工具などを揃えていく予定。
NSXのATフルOH&色々対策は
T3ファクトリーの当面の目標でもあるんです。

メーター修理 引用
2015/6/20 (土) 18:56:40 - TYIZ - pl1528.nas81a.soka.nttpc.ne.jp [1.33.101.248] - No.1434794200

こんにちは、TYIZです

メーターの修理が可能になって
やはり、修理依頼が多々入るようになりました。

多いのは
ブレーキ球切れ警告が消えない・・
スピードメーターの表示が実速より著しく低い・・

という2つのパターンです。

受け入れを開始してから
修理依頼が重なりまくったのと
メーターの繊細な作業をエンジンやミッション作業の近くで行うのは
オイルの霧などによる汚れが怖いし
クリーンな作業場を確保しよう・・と

お店の2階 設計室の手前の部屋に
電気作業場を作った。

と、いっても
壁に向かってテーブルを置いて棚を付けて蛍光灯付けて
柱にハンダ吸い取り機のハンガー付けて
カラーボックスを壁に取りつけて電気工作関係の備品を揃えた・・
という感じなんだけど
ここは土禁でスリッパだしエアコン有るし外の風は入らないし
実に環境は良い。
う〜ん、ここもかなり趣味の入った作業スペースだぜ。。

で、他の作業に追われて気を抜いていたら
メーターの修理依頼が5件ほど溜まっちゃって
ついでに自分のNSXのメーターも診てみよう・・と車輌から外し
6台連続で分解整備開始。

といっても
同時に分解しちゃうとどれが誰のか分からなくなっちゃうし
作業スペースに限りもあるから
順次作業を進めていく

まずは旭川のホンダディーラーさんからの依頼分でNA1のType-R。
実速より著しく指針の示す値が低いとのことで
検証機DANで128.5Hzのパルスを入れてみると105キロほどを示す
ホントはこの信号で180キロ示さなきゃならないんだから確かに低い。
ここまで低いのは珍しいけど
これは良くある故障の傾向で
修理方法も確立しているので検証に引き続き修理。

ついでに
タコメーター側の補正と警告灯回路の予備補修を行って完了。
ところで
Type-Rのワーニングディスプレイって
リトラクタブルやドアなどの警告灯が無いんだね・・
基板修理後 半ドア警告が点かないので驚いた。
基板には警告灯の回路があるんだけど
制御が削除されてるみたい。
まあ、いいけど・・ ブレーキランプ球切れ警告灯だけは有るんだ。。

残りのクーペ用は
やはり、速度表示とブレーキランプ球切れ警告灯が消えない症状。
軽傷から重傷まで様々だけど
みんな完治。

せっかくメーターを分解したなら
できるだけ内部を清掃し クリアレンズを磨き 黒ずんだ電球を交換し
オド&トリップメーターのドラムをクリーニングすると
すごく明るくなってメーターが見やすく 高級感が戻ります。
それと
トリップのリセット動作が重くて
ゼロカウンターに戻りにくい症状も整備して軽く動作するように修正する
修理ついでなんだけど
夜にスモール点けてみるとこれはかなり満足度高い整備なんです。

TYIZ号のメーターは
だいぶ前に一度分解整備してあって綺麗な状態だったけど
おそらくは
遠くない将来 球切れ警告が起きると思うので予防修理。

メーター修理は
今後まだまだ増えると思うけど
メーター検査機DANは
メーター単体で補正作業を行うために作ったんだけど
タコ&スピードメーターの基板修理&補正に特化しているから
ケースに組み立てたあと
車輌に取りつけないと
他のメーターや照明に関してチェックが出来ないわけで
お客さんがメーターのみを送ってきた場合など
メーターAssyでの総点検が出来る機材が欲しくなりました。
アイデアはあるので
次はこれを作ってみようと思っています。


近況 引用
2015/6/17 (水) 12:51:06 - TYIZ - pl2387.nas81a.soka.nttpc.ne.jp [210.153.197.83] - No.1434513066

預かり車輌が減って一段落していたら
車検その他で入庫が重なり
気付けばまた屋内に19台・・

こりゃまずい。
車検を優先に終わらせなきゃ・・ということで
先週末 24ヶ月点検を数台こなし
週明け月曜に陸自へ3台持ち込む計画にしました。

T3TECからの最寄りは八王子陸自になるんですが
ここまでの国道16号を15キロくらい走るのが
車輌のコンディションチェックなどに実に都合が良いんです。

走りながら
異音とかクラッチの重さ シフトフィールエアコンの具合などなど
チェックしながら陸自に向かい
気になることがあったら
依頼書に走り書きのように書き留めておく。

同じクルマなはずなんだけど
ホントにコンディションやフィーリングは千差万別。
良い悪いじゃなくても
オーナーの好みに合わせてモデファイした部分というのは
個体差となって現れてきます

午前中
まずはいちろーさんのNSXを持ち込む。
走行距離はかなり多いんだけど 全く感じない。
フィーリングは ザ・NSX
純正17インチホイルにモデューロの足回り・・
なんて扱いやすいんだろう・・

無事に車検通してファクトリーに戻り
午後 MT換装したクーペで陸自へ向かう。
ところが エアコン故障してて暑い・・

無事継続を通したところで
工場長がまーぶる号を陸自に持ってきてくれて
いま車検通したMT換装車を乗って帰ってもらう。

まーぶる号は
C32B換装でかなりシャコタン。。
構造変更してあって法的には問題ない車高だけど
検査ラインに入る時 車高の件で色々注意される。。

エンジンは
戸田レーシングのハイカムを組んだC32Bなんだけど
抜けの良いメタル触媒を使っていても
排気ガスのCO、HCが非常に低い。
これは予想外だなぁ・・TYIZ号に使ってる加工ハイカムよりも
低速側カムはオーバーラップ少ないんだろうな
でも、アイドリングはカッコ良く刻んでる音なんだけど。

まーぶる号はねぇ
帰り道国道16号を流していて思うのは
先の2台に比べるとレースカーみたいだねぇ・・
動きがメチャメチャ軽いし瞬発力が段違い
さすが、V・PRO制御のC32B換装はこうも違うか・・
後付けパワステを含めて快適装備も全て生きてるし
大幅な軽量化をしているわけじゃ無いんだけど
車重とエンジントルクの比率がそう感じさせるんだろうな。

陸自で
NSXの車検2台通したところで
検査ラインの最終チェックボックスの担当さんが
「1日にNSX2台とはスゴイね・・」と言ってきたので
このあともう1台通すんですよ・・と話し
まーぶる号を通した後「で、今日の3台目です」と書類を出したら
ホントにスゴイねぇ・・と驚いていた。
まあ、
うちでもこんな日は滅多に無いだろうけどねぇ。

ヘッドライトテスターで事前に光軸調整が出来て
認証工場になって点検記録簿が書けるようになり
陸自での所要時間は大きく短縮できました。



預かり車輌のうち
エンジン本体の重整備が数台。
ヒソカ号とYoshi.号はエンジンのOH依頼で
まずはヒソカ号のエンジンを降ろしを開始
このNA1はKSP時代に新組C32B換装した初めての車輌で
ハイカム仕様のC32Bが載ってます。
ヒソカさんはサーキットメインだから
いつかは
エンジンをOHして
トラブル事例が多いバルブガイドをリン青銅に交換したいと思っていたので
今回
重整備を行うことにしました。

なので
まずはミッションを降ろし、リアメンバーをヤグラに乗せて
エンジンを降ろし メンバーを車輌に戻して動けるようにして
ボディは
エンジンルーム塗装のため鈑金工場へ。
そして エンジン本体のOHをする予定
だから
この作業は通常のエンジン降ろしメンテナンスとは別に進められる。
んだけどね・・
やっぱり
人の手は限られるから
重整備が増えてくるとスムーズに色々なことを進行させるのは
難しくなってきますね。


ATのショックについて 引用
2015/6/16 (火) 23:56:32 - らんたろう - pw126186076225.7.panda-world.ne.jp [126.186.76.225] - No.1434466592

TYIZ様、初めまして。らんたろうと申します。
H3年式のATに乗っています。走行距離は約5万キロで、購入してから約2年たちます。半年ほど前から突然減速時のシフトショックを感じるようになりました。ブレーキングすると、時速10キロあたりで、コツンとショックがきます。急停車すると、停止後すぐにコツンときます。
ショックが出だしてから、ディーラーにてエンジンマウントとミッションマウントを全て新品に交換、ECUをリセット、ミッションオイルを交換(純正品)しましたが改善しません。ディーラーではミッション交換をすすめられました。また、NSXをよく扱うお店では、NSXのATではこういうショックは出るものであり、新車から出ているものもあるという話を聞きました。
NSXのATは、こういうショックは出るものなのでしょうか?あるいは不具合があるのでしょうか?また、ショックをなくす方法はないのでしょうか?
以上、お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。

本格稼働開始 引用
2015/6/8 (月) 20:11:26 - TYIZ - pl1294.nas819.soka.nttpc.ne.jp [111.89.45.14] - No.1433761886

こんにちは、TYIZです。

昨日
お客さんから電話があり
筑波サーキットにいるんだけど
クラッチペダルが床まで貼り付いて返ってこなくなったとのこと。

原因は
ミッションとボディを繋ぐホースが一番怪しいな・・

と思い
とりあえずT3ファクトリーに運ぶ計画にしたんですが
車輌保険のレッカーサービスが使えるとのことで
保険会社がレッカーを手配してくれました。

筑波で積み込んだ後 お客さんから
「とんでもない積載車で行きますよ・・」と電話があったので
どんなボロいローダーで来るのかな・・と思っていたら
大きな箱車が来て「NSXをお届けに来ました」とのこと。
「まさか、この中に入ってるの?」
と、言うまもなく後ろの扉が開いて床がせり出してきてNSXが路面に着座。

すげぇなぁ・・
こんな積載車 いくらするんだろう・・
それにしても
特例なのかも知れないけど 保険会社も気が利いている。

T3TECでは
積載車を持っていないんですが
いまは保険会社のロードサービスが充実しているから
緊急対応の場合
けっこう困らないのかも知れない。

車輌は
固定ライトNA2のType-S
ほとんど最終年式の新車で買ったオーナーさんで
走行距離はまだ5万キロ未満。

5時前には入庫したので早速リフトで上げてみると
どうやら
レリーズシリンダーから液漏れしているようで
早速部品交換。

ついでにクラッチペダル側のマスターシリンダーもチェックしてみると
すでに液漏れが始まっていて危ない状態だったので
オーナーさんと相談して
マスター&レリーズシリンダー、油圧ホースの3点を交換することにしました。
この辺のトラブルが多い部品は
すでに常時在庫品にしているので
夜には作業完了。
LEV仕様のNSXは
ミッション周辺が狭くて手が入りにくいのでちょっと苦戦したけど。

しかし
最終型NSXでも
こういったトラブルが出始めてきたということですね・・
特にマスターシリンダーは
液漏れすると室内にフルードが流出してカーペットに染み込んじゃうから
怪しかったら新品交換しちゃった方が良いです。

ところで
この作業を行っている時
初めてリフト3機で作業が同時稼動していました。
左のリフトで大久保がこーむら号のエンジン搭載
中央リフトで工場長がアライメント調整
で、右のリフトで私が今回の緊急対応。

実はこれがうちの工場の強みで目指す形態。
スタッフ3人が
充分な技量を持ったメカニック業が出来るので
迅速確実な分担作業が出来ます。

将来は
入り口に床リフトを入れて
軽作業に対してもっと柔軟に対応できるようにしたいですね。


それと
今日 車検で八王子陸自へ行ったので
認証工場の黄色い看板「自動車分解整備事業者」を受け取ってきました。
まあ、これが必須じゃ無いんだけど
認証工場はこの看板を掲げるのが「遵守」なんだそうだ。

3月1日のオープンから3ヶ月ちょっと。
かなり快速なペースでここまで来ました。

あと
Webページを途中まで作っているんだけど
忙しさで未完成だから
今月中くらいにはHPも紹介できるようにしたいです。

近況 引用
2015/6/6 (土) 21:55:45 - TYIZ - pl1294.nas819.soka.nttpc.ne.jp [111.89.45.14] - No.1433595345

T3ファクトリーは
しばらく前の大混雑を脱して預かり車輌が減ったので
朝夕のクルマ移動が楽になりました。

色々リフレッシュ作業のNA1が進行中。
このNSX
かなり手の込んだ整備をするので
納期が限られているので
大久保と手分けして進めているんですが

一番の大物は
ゴムブッシュが入ったサスペンション部品のフル交換。
コンプライアンスピボット以外の
ゴムブッシュが使われているリアメンバーやブラケットをフル交換します。

これ
だいぶ前にTYIZ号でもやったんだけど(その後ピロにしちゃった)
ゴムブッシュって
気付かぬうちに老化が進んでいるから
新品にすると劇的にシャキッとする。

でも、NSXは
ブッシュ単品での供給が無いから
部品代が高く付いちゃうんですよね。

このオーナーさんは
それでも交換する!ということで部品手配して交換作業

平行して
6速ミッションのOH
ブレーキキャリパーのOH&ローター交換
エアコンコンプレッサーの交換や
左パワーウィンドウのOH
その他色々で
今日 何とか先が見えた。

これだけ部品交換すれば
さぞかし激変でしょうねぇ。
費用もかなりかかるんだけど。

今回
いろいろ写真撮りながら作業したので
また
作業記録Webみたいなページを作ろうと思ってます。


製図板! 引用
2015/6/5 (金) 21:10:24 - TYIZ - pl2034.nas819.soka.nttpc.ne.jp [111.89.47.242] - No.1433506224

こんにちは、TYIZです。

ついに製図板入手しました。。

私 機械設計屋なんだけど
手書き製図の世代なので
やっぱり製図板が欲しかったんです。

私が機械設計の道に進んだのは
今から30年ちょっと前

コンピュータ製図のCADは発展途上で
設計屋はみんなドラフターで手書き製図だったから

私も
大判の製図板で 畳1畳くらいの大きな図面を手書きしてました。

クルマ関係の道に進み
商品設計などをやり始めたんだけど
やっぱり、手書きのままで
多くのNSX関連部品の設計も製図板で書いてたんです。

なので
T3ファクトリーが落ち着いた頃
製図板が欲しいな・・と思っていたら
素晴らしい出物を見つけて入手。

武藤のA0サイズドラフターで
バブル期の贅沢な作りのほぼ新品!

私は見た瞬間「おお!これは欲しい!!」と思ったけど
今時
こんなでかくて邪魔な物を欲しがる人も滅多にいないだろうから
超格安でしたね。

いやあ、これは嬉しい。。
T3TECを始めて色々な機材を入手したきたけど
この製図板は嬉しかったなぁ。

手書きで製図したことある人なら分かるけど
全面マグネットの製図板に
トレーシングペーパーを薄い着磁ステンレス板で貼り付けて
図面を書いていくんだけど
コンパスの針を入れれば
当然 製図板には針の穴があくわけで
使い込んだ製図板は図面の下に紙を敷かないと
針穴にシャーペンの芯が落ちて線が書けない。
でも、今回入手した製図板は全く無傷で穴1つあいてない。。

さらにこのドラフター
下側のレールがマグネットで浮いている・・
これまた
手書き製図をしていた人は分かるけど
消しゴムのカスが下部ローラーに巻き込まれて
定規を左右に動かす時 ゴロゴロするんだよね。
そこで
製図板の下の方とドラフターの縦軸下部にマグネットを仕込んで
フローティングさせている!
これは素晴らしい。。
でも、これだけの磁力だから
フロッピーディスクなんか近づけたら一発でデータは消えちゃうでしょうね。
やっぱり
そう言う時代の一品だったんだろうなぁ。

まあ、そんなわけで
欲しかった機材がまた1つ手に入りました。
これでまた
オリジナルパーツやワンオフ対応の図面を書けます。

ちなみに
製図板の手前にあるのはA1ロール紙のプリンター。
これは数年前に買ったんだけど
A1サイズのポスターや写真もプリントできます。

で、このプリンターと製図板をお店の2階にある設計室に入れてみたら
とたんに狭くなっちゃった・・
もちろん
ネットワーク引いてパソコンも配備。
ここは完全に私の趣味の部屋になりそうですねぇ。。
借りた工場が広くて良かったなぁ・・と思った。

エンジン降ろしメンテナンス フルメンテコース 引用
2015/5/30 (土) 12:00:07 - TYIZ - pl2034.nas819.soka.nttpc.ne.jp [111.89.47.242] - No.1432954807

作業進行の難しさと依頼数のバランスから
順番待ち渋滞が予想されるエンジン降ろしメンテナンスですが

効率向上のひとつの方法として
ミッション、エンジンを個別にボディから降ろして整備を進める
フルメンテコースを設定しました。

まだ
作業紹介Webも作っていないんですが
通常のエンジン降ろしメンテナンス順番とは分けて
エンジンとミッションを単体にして
じっくり整備の手を入れる作業になります。

所要時間と費用は通常コースよりかかるけれど
たとえば
ATやMTのOHなどを同時に行いたいなら
こういった選択肢もアリかと思われるので
模索しつつ作業を開始しました。

第1号は
ミッショントラブルで引き上げてきた「こーむら号」で
1速ギア抜けが起きるトラブルの修理ついでに
エンジンにも整備の手を入れることにして
ボディから両方を降ろす。

手順は
まずは普通にミッションを降ろし
リアメンバーはヤグラ1号で降ろし
エンジンはスタンドに取りつけてボディをリフトアップすることで降ろす。
リアメンバーを仮止めしてタイヤを付ければ
ボディはリフトから出すことが出来るので

じっくりとエンジン&ミッションに整備の手を入れることが出来る。

それにしても
こーむら号のミッションは凄まじい状態・・
使っていたギアオイルの相性も良くなかったんだろうけど
ミッション内部は隅々まで真っ黒・・

5速ミッションで良くあったトラブルで
1速で発進しようとクラッチを繋いだら「バキッ」と音がして
ギアが抜けてしまうと言う症状があるんですが

原因は
ミッションケースの不良で
スナップリングが割れるんです。
で、リングが折れるとカウンターシャフトが前後に動いちゃうので
ギアが抜けるという結果になるんだけど
こーむら号では
デフケースに不思議な削れ跡があって
これはいったい・・と思ったら
カウンターシャフトのファイナルギアがデフケースに当たったんだねぇ・・
まるで旋盤で削ったみたいにキレイに削れていた。。

まあ、これ自体は動作に問題ないので
全てバラバラにして
消耗したシンクロ関係を交換しつつOH作業を進める。

ついでに
5速のシフトフォークを対策品に交換。

マニュアルミッションでは
ドライバーがシフトレバーを操作すると
この、シフトフォークがハブクラッチを動かしてギアが入るんですが
初期型5速ミッションで
フォークが折れるトラブルが起きたので
対策として形状変更で強化されています。

NSXと同世代の日産のミッションでは
このフォークがアルミ製だったので
折れるトラブルが良く発生したんだけど
NSXは鉄なのにポキッと折れることがあったんだよね。

比較的安価な部品だから
ミッションOHの際には交換推奨です。


フルメンテコースのメリットは
ボディをリフトから出せることと
エンジン、ミッションを個別に2人で整備作業を進められること。

今回のこーむら号は
エンジンは工場長
ミッションは大久保が作業を進めています


まだまだ
設備面で足りない物もあるし
色々な準備をしながらなので
フルパワー状態で作業が出来ていないんですが
3月に開店して5月も終わり。
なんとか
ここまでの作業が行える環境になってきました。

パンク修理キット 引用
2015/5/27 (水) 10:03:09 - 高田 - pl1311.nas813.p-hokkaido.nttpc.ne.jp [219.102.165.31] - No.1432688589

tyiz様、お久しぶりです。帯広の高田です。

先日02R用のバンク修理剤とそれに合うトランク下の工具入れトレーを頼んだのですが
収まらなく困っています。トレーの方は明らかに人の手で細工が施されており、多少形状は
違いますが初期の物と変わらないような気がします。

もし02Rのトランク内の画像があればアップしていただけないでしょうか。

ベアリングプーラー 引用
2015/5/24 (日) 21:41:00 - TYIZ - pl299.nas81f.soka.nttpc.ne.jp [202.212.11.43] - No.1432471260

こんにちは、TYIZです

現在
ミッションのOH作業を行っているんですが
NSXの純正デフから
サイドベアリングを取り外すのって
実はかなり大変なんです・・

OSのLSDだと
デフに切り欠きがあって普通のプーラーが引っ掛けられるんですが
NSXの純正デフは
ベアリング取付面がフラットで
ここにベアリングが密着するまで圧入してあるので
まあ〜抜くのに苦労する。

で、この手のベアリングを抜くのに良い工具が無いのかな?
と思ったら
良い工具があったんですねぇ。。

テーパーローラーベアリングのコロを引っかけて
インナーレースを抜く方式なんだけど
これはいままで知らなかった。

だけど色々なサイズに対応するため
複数のブラケットがセットになっているので
プーラーとしては高いんだよねぇ・・

でも、NSXのミッションOHでは
毎回苦労していたベアリング外しが楽になるなら・・
と思って購入してみたら

そりゃもお さすが専用工具!
驚くほど簡単にベアリングが抜ける。。

買って良かった・・・と思える瞬間ですね。


本日は 引用
2015/5/20 (水) 14:23:15 - ダイスケ7 - 122x210x228x227.ap122.ftth.ucom.ne.jp [122.210.228.227] - No.1432099395

今日は有難うごいました。クラッチが軽くなっているように感じました。全く症状は出ませんでした。
圏央道から東名を使い約一時間のドライブ最高でした。
もう一五年もお世話になっているんだなぁと思いながら。

工場も素晴らしく預ける側といて屋内保管で安心です。

これからも末永く宜しくお願い致します。

いろいろ・・ 引用
2015/5/18 (月) 21:54:54 - TYIZ - pl2426.nas81g.soka.nttpc.ne.jp [124.154.205.122] - No.1431953694

こんにちは、TYIZです。

いや、先週末
預かりNSXでファクトリーがパンク寸前になっちゃって
連日無言モードで作業作業でした。

突発トラブルの受け入れなどが重なって
屋内に19台入っていた。
私と工場長のNSXを除くとお客さんの預かりが17台
鈑金工場に2台入庫中だから
やっぱり19台預かってました。

T3ファクトリーは
屋内保管を基本にしているので
ヤバいぞ・・入りきれるのか??
と思ったけど
どうやらパズルをすればあと2台くらい入りそうです。

でも、朝晩の移動が大変だから
やっぱりこの預かりは
イレギュラーな台数でしたね。。

だいぶ納車できたので
今日現在は落ち着いたけど。

先日
ラジエターホース破裂で筑波サーキットから引き上げてきたNSXは
エンジン関連にダメージは無かったようで
ホース類だけ交換して納車。

破裂したのはエンジンルームの高温側ホースだったけど
床下とフロントのホースも同時に交換してみたところ
床下ホースが膨潤してブヨブヨになっていた。
これは恐ろしい・・
見過ごしていたら
早々に床下で破裂しただろうなぁ・・

走行距離で12万キロくらいだったけど

経験的に
エンジンルームのホースは5〜6万キロくらい
床下は10万キロを超えた辺りで
破裂事例が急増する感じです。



4年ほど前のオートサロン出展した
タカハシサメ号が車検で入庫。
NSXベースのカスタム車輌としては
よくまあ、原型が分からない方向にここまで手を入れたよな・・
という感じのモデファイ。

このNSX
リアのトランクをバッサリ切断して
フロントも大変更してあるわけですが
ヘッドライトのハイビームがローより著しく低い位置にあるという
これまた特殊なレイアウトで
法的には問題ないんだけど
うちにある光軸テスターの最低調整位置よりライトの方が低くて
調整が出来ないんだよね・・

どうしよう・・
そうだ クルマ側を持ち上げれば良いじゃん。
と、いうことで
アライメントテスター台に車輌を乗せて光軸調整。
これもまたイレギュラーな方法。。

車検が重なったので
今日の午前午後で
陸自に2台NSXを持ち込んだんだけど
タカハシサメ号
意外に良く走る。

車検証の車重データを見ると
ノーマル比で フロント50キロ増 リア50キロ減
と、いった感じで
ハンドリングは
NSX特有のフロントの軽さは減っていて
スパッと切れ込むようなノーズの入り方はしないんだけど
通常走行時は
フロントがズッシリ落ち着いた感じで悪くない。
へぇ・・意外に良いかも。。
FR車に比べればフロントは全然軽いけど
NSXのつもりで乗るとちょっと違う。

整備の手は十分入れてある車輌なので
このままロングツーリングに出ても良いかもしれない。

陸自のラインで並んでいたら
検査官が
「エンジンはホンダなんだ?」というので
いや、クルマごとホンダでNSXベースなんです
と言うと
「ええ?ホントですか! 良くここまで改造しましたねぇ」と言われる。
まあ、誰が見てもそう思うよな。


午後に
AT車で陸自へ行ったんだけど
こちらは走行23万キロオーバーのノーマル車
でも、こちらも整備が行き届いていて
ほとんど老化を感じない個体。
検査官が「おお!23万キロ すげぇ」と言っていた。



車検と言えば
大宮陸自に申請していた認証工場の書類が出来たので受け取ってきた。
認証番号 4−6368
事業所名 T3 CRAFT WORKS

認証工場の黄色い看板は掲げるのが「遵守」だそうで
振興会で製作販売しているんだけど
うち 振興会に入っていないし
大宮は遠いから
八王子陸自の振興会に注文してきた。
まあ、あの看板に必要性は感じていないんだけど
一応作ろうかと。


そんなわけで
大混乱がやっと落ち着いてくる感じだけど
エンジンのOHとかMT換装とか
割とヘビーな作業がたくさん残ってしまったので
また地道にこなしていこうと思います。


エンジン降ろしメンテナンスについて 引用
2015/5/12 (火) 07:51:54 - きかん棒 <メール送信> - p4047-ipbf302kokuryo.gunma.ocn.ne.jp [123.222.115.47] - No.1431384714

ご無沙汰です。
暫く冬眠しており、一昨日福島にツーリングに行った時に初めてTYIZさんが独立された事を知りました。大変遅ればせながらおめでとうございます。
処で、KSPで申し込んでいましたエンジン降ろしメンテは、そちらで引き継がれたのでしょうか?
若しそうでなければ、改めて申し込みしたいのですが、よろしくお願いします。

近況 引用
2015/5/11 (月) 10:18:00 - TYIZ - pl1329.nas81a.soka.nttpc.ne.jp [1.33.101.49] - No.1431307080

T3ファクトリーは
預かり車輌が増えたり減ったりで
現在13台ほど。

でも、重症患者が増えましたね・・
これからエンジンを降ろす車輌が渋滞気味。

で、私は連日の様に
パワーウィンドウの分解整備とメーターの修理に追われてます。。

先日
エンジン降ろしメンテナンス作業をしている大久保が
クルマの下が暗いんだよね・・とか言っていたので
じゃあ、エンジンルームの上にライト付けてやるよ。

と、amazonで6畳用のLEDシーリングライト買って
木の板に取りつけて配線付けて
エンジン用照明を作ってやったところ
これが非常に良かったみたい。

50pほどのドーム型だから
光が良く拡散するし
カムやロッカーアーム周辺に強い影が出来ないのがGOOD。
まあ、家庭で使う照明器具だからね
目にも優しい光で
リモコンで光の強さや色まで変わるのも好都合。

これは安価に良い照明が出来た。



開店前から地道に作っていた
アライメントテスター台をやっと使う日が来た。
T3ファクトリーでは
通常の門型リフトで上げてアライメント調整を行う方法で
それ自体は問題ないんだけど
車輌を載せる台がね・・
普通に鉄骨で台を作ると
重いし片付けるのが面倒だし邪魔だし・・となるので
車輌が乗っていない時は
キャスターがバネでリフトして軽々押せる台を作りました。

これ
簡単なようでちょっと設計が難しい。
台と上に載せるターニングラジアスゲージの重量を計算して
キャスターをリフトさせるバネの荷重設定と
キャスターを昇降させるギミックを考えないといけない。

結局
床との接触面がゴムで出来た高さ調整式のスタンドと
プレス用の高たわみスプリングを使った。

で、使い勝手は実に快適
フラットな床にキャスターだから
重たい台がスイスイ滑る。
あらかじめ床に台を置く場所4ヶ所にマーキングしておいて
着座状態で水平を出しておけば
車輌を降ろすだけで水平が出る。
ホイルベースやトレッドの差は
台の上のターンテーブル位置を動かせば対応可能。

だから
その都度台の高さ調整を行う必要が無いんですねぇ

アライメント専用リフトを入れれば高さ調整は不要になるんだけど
毎日アライメント作業を行うわけじゃ無いから
やはり、普通のリフトで併用した方が効率は良いと考えた。

あと
もう1つ台でアライメントを行うメリットは
タイヤだけを上げるから
アライメント調整の際
サスペンションアーム根本にある調整カムなどが回しやすいんだよね・・

まあ、そんなわけで
やっとアライメント調整も可能になりました。




先日
筑波を走行していたNA1オーナーさんが
ホース破裂したそうで引き上げ。

おそらくは
エンジンルームの高温側だろうな・・と思ったら案の定。

筑波から引き上げてきて

クーラントを失ってピットまで自走して戻ったので
高温の影響がどこまで及んでいるか分からないから
破裂したホースを1本交換して真水を入れて
水温水圧が上がるまで様子を見る。

かっちゃんの時は
これでウォーターポンプから水が漏れたからねぇ・・

どうやら大丈夫そうだから
水を抜いて
引き続き主要なホースをフル交換する方向にしました。


と、思ったら
昨夜
ジョイフルホンダの駐車場でクーラントが漏れた方からSOS。。

保険会社のレッカーサービスを使って入庫してきたんですが
ラジエターの下側タンクから漏れてますね・・

NSXは
ラジエターの下側から上に向かってクーラントが流れるので
下側のタンクが高温になるので
こんなトラブルが起きるんです。

こちらは
おそらく エンジン停止した停車後に
流れの止まったクーラントの温度が急上昇して
水圧が上がってタンクから漏れた・・
というパターンだと思うから
まず、エンジンのダメージは無いと思う。

ラジエターを発注して交換対処ですね。


左右で車高が違う 引用
2015/5/6 (水) 18:24:01 - 初期型乗り - c140126.net61215.cablenet.ne.jp [61.215.140.126] - No.1430904241

こんにちは。91年式で距離は15万キロのクーペに乗っています。
タイプSのサスペンションに交換して6万キロ走行しています。
フロントの車高が左右違っています。
右がフェンダーとタイヤの間が指4本と少し。左は指2本がギリギリです。
何が原因でしょうか?修理と言うか調整?で直るモノでしょうか?それともサスペンションの交換?
交換になるなら車高調にしたいけど経済的に純正にするか?イヤイヤ無理してでも車高調をと
思いつつ安く直るなら、それが一番かな?と色々考えています。ちなみに車高調キットは現在在庫があるのでしょうか?
よろしくお願いします。

修理修理・・ 引用
2015/5/4 (月) 16:16:19 - TYIZ - pl1140.nas81a.soka.nttpc.ne.jp [1.33.100.116] - No.1430723779

こんにちは、TYIZです。

連休前に
預かり車輌もだいぶ減って
ファクトリー屋内も余裕状態になりました。

あと、預かっている車輌は
エンジン本体のOHとか
ヘビー作業が多いですね

先日
エンジン降ろしメンテナンス作業台 ヤグラ1号が完成したので

まずはホワイトガソリンの噴射で汚れ落としをするため
エンジンを載せたまま屋外に出す。

さすが樹脂キャスター付きのヤグラで平坦な床だから
大久保1人で余裕で押して外に出す。。

カバーを開けた時にエンジン内部に汚れが落ちないように
ヘッドカバーやベルトカバー周辺のオイルとホコリの汚れを
ホワイトガソリンと高圧エア噴射で洗浄するんだけど

これを屋内でやっちゃうと
預かり車輌にも汚れが舞い飛んじゃうので
外でやりたかったんだよね。

エンジン降ろしメンテナンスに関して
作業紹介Webページを作ろうと思っているんだけど
今回のType-Rはコンディション良すぎて逆に絵にならないので
次の車輌で作業写真を撮ろうと思います。



4月からパワステOHを受け付け開始して
業者さんから作業依頼が増えて
気付けば6本ほどOHしました。

まあ、勝手が分かる作業なんだけど
まだ煮詰めてみたいこともあって
未だに模索しながら作業してます。

実際の動作には関係ないんだけど
パワステが動作する時の「キュルキュル・・」というモーター音を
何とか解消してみたくて
原因の追及中。

原因はモーターのコミュテーターとブラシの接触なんだけど
銅で出来たコミュテーターを旋盤で削るのって
けっこう難しい。
でも、良いところまで原因と対処法が見えてきました。



メーターの修理・・

「警告灯が消えない」以外にも
針の示す数値がおかしいとか色々修理依頼があって
これも
立て続けに10台以上修理して
今のところ全勝で全て完治。

でも、警告灯モジュール基板が壊れているのが原因というのが
2件ありました。
さすがに、このモジュール基板は手持ち在庫に限りがあるので
先々に不安がありますね・・

症状として
ブレーキランプ警告灯が点いたままだけど
半ドア警告が点かない・・というと
モジュール基板が故障している可能性が高くなります。

原因は
警告灯が消えない・・を放置した結果
基板が腐食してショート状態になってモジュール基板が壊れるみたい。

まあ、出火よりは余程マシだけど
やはり、ブレーキランプ球切れ警告灯が時々点く・・の
初期症状が始まったら
先手で基板整備しちゃった方が良いんでしょう。



先日
車検その他で預かったNSXが
アイドリングがおかしい。
5MTなんだけど
クラッチを踏んで ギアを入れるとアイドリングが上がる。。

AT車では
Dレンジに入れた時 負荷に対応するためアイドルアップする
エンジン制御が行われているんだけど
MTではそんな制御無いから
制御側に原因があるんだろうな・・と
エンジンコンピュータを外して開けてみると
怪しいROMが載っている。

私はコンピュータ書き換え出来ないので
これは工場長の仕事。

アフターのクルマ業界 特に旧車では
未だにMS-DOSのROMライターが使われていたりするんだけど
Windowsで使えるロムライターを買ったので
これで
スピードリミッターだけ解除した
ノーマルデータを書き込んだROMを作って組み込んでみると
アイドリング制御は普通に戻ってくれた。

もとのデータは検証していないけど
たぶん
AT用のデータが入っていたんだろうなぁ。

それにしても
ROMって不思議
窓の付いた長細いICで
ロムライターでデータを書き込む。
これをコンピュータに載せるとデータを読み出して制御に使われるわけで
読み出し専用記憶素子 Read Only Memoryと言うモノ。
で、窓に強力な紫外線を当てるとデータは消えて再び書き込めるようになる。

どう言う仕組みか知らないけど
パソコンが登場する遙か前から電気業界では有ったんですよね。

まあ、今のクルマは
コンピュータからROMを外したりしなくても
外部からコネクター接続で簡単にデータ書き換え出来るようになっちゃったし
V・Proみたいな社外コンピュータも同様なんですけどね。


そんなわけで
整備と修理に明け暮れた3月4月でした。
NSXもそう言う年式でそう言う時期なんですよね
でも、ポイントを押さえて治してしまえば
そこは当分の間
トラブルを恐れること無く調子よく動いてくれるから
やはり、先手で整備の手を入れた方が良いわけですね


明日と明後日はT3ファクトリーは休みで
7日からまた通常営業開始です。


エンジン&ミッションオーバーホールについて 引用
2015/5/2 (土) 13:20:40 - SHUN <メール送信> - em119-72-194-29.pool.e-mobile.ne.jp [119.72.194.29] - No.1430540440

こんにちは、平成3年式NA1 AT(17万キロ超)に乗っているものです。

KSP車高調のオーバーホールでは何回かお世話になっています。

今回は、エンジン&ミッションのオーバーホールの件で相談です。
半年くらい前からエンジンのかかりが悪くなり、最近では走行後エンジン停止後(距離時間関係なく)、1時間くらい間を空けないとエンジンがかからなくなってしましました。セルは回ります。
また、走行中でもアクセルを緩めるとエンストすることもたまに起こるようになってきました。
ディーラーでの診断結果によると、

○オイルの上がり下がりあり。
○ミッションオーバーホールの必要あり

とのことでした。

オーバーホールをお願いする場合、どの様にしたらよろしいでしょうか?
また、費用はどのくらいになるのでしょうか?(車を見ないと難しいかもしれませんが大体で結構です)

よろしくお願いいたします。






櫓(やぐら)1号 引用
2015/5/1 (金) 21:17:36 - TYIZ - pl228.nas81a.soka.nttpc.ne.jp [1.33.96.228] - No.1430482656

こんにちは、TYIZです。

慌ただしさが少し落ち着いて
やっと
エンジン降ろしメンテナンスの1号車に着手開始しました。

このNA1-Rは
T3TECオープン早々に入庫していただいたんですが
エンジン降ろしメンテナンスを行うには
いろいろ治具や工具が必要で
それらを揃えたり作ったりで着手に時間がかかってしまいました。

特に
車輌からエンジンミッションのパワーユニットを分離する際
どんな方法で
どうやったら安全で効率が良いか?
だいぶ前からこれを考えていて

できれば
リアのガラスハッチを外さずに
つまりはチェーンブロックも使わずにエンジンが降ろせれば
外したハッチの置き場所もいらないし
手間が減る分エンジンを降ろす時間も短縮できて
かなり作業効率が良くなるはずなので
いくつかアイデアを出していたんだけど

リアメンバーをヤグラに乗せて
安定状態でボディをリフトアップする方法にしました。

そしてヤグラは
使わない時にはバラバラにして片付けやすいように。

リフトアップした車輌に合わせて
現物合わせで作っていくことになるから
まずは
移動式の溶接機を作るところから。。

T3ファクトリーは奥行きが20メートルほどあるので
手前に作った作業場からリフトのある奥まで溶接機は届かないので
工場の四隅に200V・30Aのコンセントを作って
溶接機とアルゴンガスボンベを連結した台車に載せて
溶接機の方を移動できるようにしました。
これの名前は検討中なんだけど
良いのが思いつかない・・

で、ヤグラは
基本的にキャスターを付けた4本のステンレスパイプの柱で荷重を受けて
これを横方向のサポートで繋いでヤグラを組む構造を考えて

何か良い物は・・と探して
ロールバーのサイドバーキットを見つけてこれを購入。。

水平にリフトアップした車輌の下で仮組みして
作業台の上で本溶接して組み立て。

部品は私が作って
メカニック大久保に溶接組み立てを頼んだら
パイプに水平器を当てながら位置決めしてた・・
いや、そこまでの精度はいらないんだけど まあいいけど・・

使い方は
リアメンバー取付ボルトを4本だけ抜いた状態で
リフトを徐々に下げながら組んだヤグラにリアメンバーを載せる
左右エンジンマウントを外し

位置決めが完了したら
リアメンバーを固定している残り6本のボルトを外し
パワーユニットをヤグラに乗せて
ボディをリフトアップする!

実際には
左右マウントを外したらエンジンが大きく傾くので
これを抑えるギミックも必要で
下準備として
エンジンハーネスをエンジンルームに引き込んだり
オイルやクーラントを抜いたりは
通常のエンジン降ろしと同様だけど、

これで
リアハッチを外すこと無くチェーンブロックを使わず
エンジンとボディが分離出来るようになりました。

タイミングベルトカバー側は何も邪魔がなく
思い通り作業の手を入れられるし

平坦な床に樹脂キャスターだから移動も楽々

この作業効率の向上は作業する我々にとって
かなり画期的なことなんです。

片付けやすいように組み立て式で作ったんだけど
整備依頼が連続しているので
しばらくは組み立てたまま使うことになりそうで
もしかしたらバラす日は来ないのかも・・
でも、サイドバーは黒でメッキしたいな・・

そんなわけで
このスタンドは櫓1号と命名しました。
そのうち
また違ったアイデアの2号を作ります。

こういうの
けっこう楽しい。

全 1086 件    ページ[ | 最初 .. 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 | ] 上へ


MiniBBS-EX 2.00