T3ファクトリーの2階
高さ的には3階相当になる現寸場は
木張りの100坪の真っ平らで
ここに
作業中の車輌から外した大きな部品を一時保管したり
大量の純正部品などをストックしているんですが
これから
商品部を展開していくために
現寸場を改装していくことにしました。
まずは
夏場の灼熱対策でエアコンを入れる。
下の工場は天井が高くて7メートル以上あるから
土地柄もあって真夏の気温はそれほどでも無いんだけど
その上の現寸場は
高さ3メートルくらいで屋根は鉄板だから
屋根が直射日光で焼けると
そりゃもぉ、凄まじい熱さで
まるでオーブンの中で照り焼きにされている気分。
真夏に締め切っていると気温は50度近辺になって気分はサハラ。。
自動車部品は
その程度の温度で影響は無いけれど
この気温じゃあ人間は長くはいられない。
屋根の断熱も必要だけど
まずはエアコンの取付作業から開始で
あわせて
現寸場には水場が無いので
水道と排水配管を引く作業を業者さんに依頼。
鉄工所における現寸場は
もともと、床に現物大の図面を書くためのスペースだから
電源も最小限のコンセントだけで200Vが来ていないので
工場の外壁沿いに電源と水道配管を通すため
屋外に足場を組んで作業するらしく
お店入口の前と工場裏に足場を組む。
足場ってどうやるのかと思えば
パイプを組み合わせて
職人さんが驚くほど短時間で組み立てちゃうんだねぇ。
で、足場の中で
外壁沿いに200V配線と水道配管作業を行って
まずは現寸場の隅に水場が出来た。
これは大きな進歩。
現寸場の床をモップ掛けしようと思うと
下からバケツで水を汲んでこなきゃならなかったからなぁ。。
そして
エアコンを駆動するための200V動力配線を1階から引き上げて
事務所の上に室外機を2台
現寸場の中に室内機を4台設置して
エアコンが作動開始!
いやあ、業務用エアコンのパワーはスゴイねぇ
まだ、断熱が出来ていないから
炎天下で天井が焼ける熱波が降り注ぐけど
気温は外気より数度下がって湿度は急降下
いままでの現寸場の環境からしたら
もお、劇的に快適になった。
このあと
ビニールカーテンで現寸場を半分に仕切って
空調が入っている側を
部品在庫置き場と梱包スペースにして
作業台も置いて
ミッションやATなどの作業は現寸場で行う様にする計画。
来シーズンには
断熱も行ってより快適な空間にしたい。
それと
重量物を含めて
現寸場に荷物を揚げるのは
地面からホイストで垂直上昇させているんですが
荷揚げするために
現寸場の床には大きな鉄の扉があって
いつも
この扉をロープで引っ張って人力で開閉していた。
だけど
床にある頑丈な鉄扉だから重量が重く
ロープで引っ張るにしても
これがけっこう大変だから
以前使っていたウィンチを利用して
ワイヤーワークで電動開閉できる様に仕立ててみた。
この扉は
先に左を開けてからじゃないと右が開けられない構造なので
ステンレスワイヤーと滑車とスプリングを上手く使ってギミックを造り
左・右の順で開いて 閉じるときは逆動作するようにした。
これは自作で製作したんだけど
我ながら上手くいった。
いままで力ずくで開けていた扉が
ウィンチのスイッチで電動開閉出来るんだから実に快適。
そんなわけで
ここ最近
ファクトリー業を行いつつ
現寸場の大改装を行っていました
まだまだ未完成なんだけど
現寸場を倉庫兼精密作業スペースにする計画は順調に進んでいます
それにしても
これだけ広い工場を借りて本当に良かった。
広い広いと思っていた工場も
設備と車輌の屋内保管で広くは感じなくなってきたし
広大だと思った100坪の現寸場も
だんだんと荷物で一杯になってきた。
現寸場に並んだ棚と荷物を眺めていて
よくもまあ、2年半でここまで増えたよなぁ・・と感慨にふける。
ホンキでNSXに付き合おうと思うと
こんなにも部品在庫が必要なんだなぁ。
だけど
ストックしたい純正部品は種類も量もまだまだ足りないし
作業する環境もまだまだ未完成
目標はまだまだずっと上にあります。
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