こんにちは、TYIZです
年明けのT3ファクトリーは
預かり車輌は減って工場の中はガラガラに見えるんだけど
ヘビーな作業が残っていて
これを順次行っています。
長期預かりになっていたAT→MT換装のNA1を作業中。
これは
新品組み立ての6速を使って
ついでに色々整備やら作業が多岐にわたるので
地道に進めています。
平行して
エンジン降ろしメンテナンスのヘビーコースで
エンジン&ミッションをボディから降ろしての重整備。
まだ紹介Webが作れていないんですが
エンジン降ろしメンテナンスでは
いままで通り
リアメンバーと共にエンジンユニットを降ろして整備するパターンと
エンジンミッションを個別に分離して降ろして
単体で整備を行うフルメンテコースを設定しています。
その際
リアメンバーやスタビライザーなどをボディから外しておくわけですが
無造作に床に転がしておくと
広い工場だって狭くなっちゃうし
何より
神経質に几帳面なメカニック大久保がその雑踏を許さないみたいで
「スタビやフレーム部品を立体的に置ける様にして欲しい」
と言うので
ステンレス棒を曲げて溶接してブラケット作って
窓枠のところに取りつけてやった。
これで
スタビとビームロッドが数セット置ける場所が出来て
リアメンバーAssyはヤグラに載せておけば
床にゴロゴロ部品を置かなくて済むし
何より綺麗に片付きます。
さらに
重整備作業の奥に設置したスチール棚・・
これ、大久保のコダワリが凝縮された様なギミック一杯で
まあ、笑っちゃう様な造りで
まだまだ未完成だから完成したら紹介します。
でも、おかげで床を含めて付近がすごく片付いていてキレイだ。
MT換装の際には
タコメーターをMT用に交換するんですが
これを含めて
ブレーキ球切れ警告が消えない・・
スピードメーターの表示が実速より著しく遅い・・
などの修理依頼が多々入ります。
これは私の担当なんだけど
俺は大久保みたいに几帳面じゃ無いから作業場は片付かない。。
でもまあ
室内で無風だしメーター修理には実に好適な環境で作業してます。
ブレーキ警告灯が時々点く・・と言う症状の
初期型アキュラメーターが修理依頼で入ったんですが
予想以上に基板と部品の腐食が激しくて
部品外してみると
ダイオードの足がポロポロ折れちゃったりして
まあ、ダイオードは交換すればいいか・・と基板を補修して
部品を再実装したら
こんどは球切れ警告がまったく点かなくなっちゃった・・
ありゃ・・参ったな・・どこか断線したか?
と、調べても
目視では問題なさそう。
ずっと調べていたら
白ペイント下の
グリーンペイントのさらに下にあるパターンが溶けて断線していた・・
こりゃなかなか分からなくて苦戦した。
原因さえ分かってしまえば対処して修理 完治。
メーター修理も
ずいぶん修理事例を積んで
完全に基板焼損していたヤツを除けば今のところ全勝です。
でも
今回みたいに被害が予想以上に深くなっている事例も多いから
ブレーキランプは点いているのに
球切れ警告灯が点いたら
早めに対処した方が良いんだと思いました。
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