こんにちは、TYIZです
T3ファクトリーは
先月大混雑だったんですが
なんとか峠を越えて通常モードになってきました。
で、色々作業で取り外した部品で廃棄するには勿体ないモノとか
引き取りに来るまで預かっているモノとか
これから搭載作業待ちの重量物とかは
工場の上にある現寸場に上げて保管しているんですが
なにしろ現寸場は
天井高さが7メートル以上ある工場の上にある広大スペースだから
階段で上がるのも3階に上がる感覚なので
重量物を手で上げるなんて不可能。
でも、工場入り口のひさし部分オーバーハングに床扉があって
これを開けると地面まで直行の穴があくんです。
初めてこの工場に来た時
「これは恐ろしいけど素晴らしい!」と思ったんだよね。
現寸場は元々
床に直接チョークで図面を書いて
これを採寸して下の工場で鉄鋼作業を行うというための場所だから
荷物置き場じゃ無いので
エレベーターとかは無く
人が屋外階段で上がるしか考えられていないんです。
でも、この床扉を開ければ
1階の地面まで直滑降なので
「ウィンチ付けて荷物を上げよう!」と
ここに引っ越してきて早々に安いウィンチを購入して取りつけていました。
台湾製の安価でシンプルなモデルだったんだけど
これがけっこう怪しくて
230s上げられるスペックは良いんだけどワイヤーが30メートル近く巻いてあって
ドラムにワイヤーの巻を均す機構が無いから
巻き取りが偏ってワイヤーがずれる時
時々「ドカン・・」と振動が出るのが怖かった。
これで
軽く200キロ以上有りそうなタービンデフ付きRB26を上げたりしたんだけど
事故が起きる前に
適切なホイストに交換しよう・・というわけで
日本製の300キロホイストを購入。
ホイストそのものも重量物だから
ロープを使って2人で上げてフックに取付。
ちなみに
ワイヤーをドラムで巻いて荷物を引く機械の俗称がウィンチで
主に垂直に荷を昇降させるのをホイストと呼ぶらしいです。
そういえば
パジェロやジムニーとかにウィンチって言うよな。。
で、こんどのホイストはやっぱり強力で安定している。
いままでは
NSXのATを上げるのはけっこう怖かったけど
こんどは楽々だね。
荷物の引き上げは
ミッションなどは直接スリングベルトで吊り上げて
箱に入った色々な部品類を上げるには
鉄で作った籠もあるんだけど
ジョイフルホンダで見つけた大きな袋を使ってます。
これって
解体工事の産廃や残土や飼料を入れるらしいんだけど
こんな袋で1トン耐えられるそうで実に便利。
来年は
現寸場に一部屋作って空調入れて
エンジンやATの作業スペースを作りたいと思っているから
まずは
安定して重量物を昇降させる設備が欲しかったので
このホイスト設置はそのための一歩なんです。
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