こんにちは、TYIZです
いつかチャレンジ&技術確立しようと思っていた
後期メーターの初期型流用が実現しそうです。
初期型NSXの大問題で
絶版部品になってしまったメーターの故障が
多くなっている現実があるのですが
故障に関しては修理技術を蓄積して
いまではほとんど
どんな故障が起きても修理対応可能になってきましたが
それでも
基板から発火とか
重大なトラブルを起こしたメーターの修理は困難で
修理以外に後期品流用での対処法を模索していました。
NSXは
初期型の100型から120型までは同じ構造のメーターで
電動スロットルになった130型からメーター基板が大きく変わって
それまでの型式と互換性が無くなりました。
とはいえ
エンジンコンピュータやセンサーからの信号は同じなので
メーター基板をなんとか改造対処すれば
問題なく動くはずだよな・・と
昨年一度
新品部品で組み立てた02Rメーターを
配線コネクター延長して初期型対応にチャレンジしたんですが
これを進歩させて
全て基板側で対処させる方法を模索して
どうやら諸問題を解決できました。
幸いなのは
130型以降の後期メーターは絶版では無く
クーペ、Type-S、02Rなど
納期不安定だけど
注文すれば購入できているので
今回のチャレンジとブレイクスルーで
メーター、ケース、レンズやネジ類などを
全て新品で購入して
基板を改造して組み立てて
そのままボルトオンで初期型NSXに取り付けられる
メーターAssyが出来る様になりました。
ただし、前期に有って後期に廃止されたもの
TCS・OFFの警告灯が無いのと
02Rメーターを使う場合
オートクルーズのランプも有りません
表示しないだけで動作はしますけどね。
固定ライト用の02Rメーターを使う場合
センターワーニングにある
リトラクタブルライトの警告灯が無くなってしまうので
これは基板に追加で部品を実装して
ディスプレイユニットは初期型NA2用を使うことで回避しました。
今回のチャレンジは
お客さんからの依頼もあって仕立ててみたんですが
いまの車輌に付いているメーターはそのまま外し
新規に02Rメーターを組み立てて
オーナーの好みでメーター枠にカーボンシートを貼って
タコメーターのシフトタイミングランプを制御するユニットを
メーター背面に仕込んで
このまま初期型NA1に取り付け可能な
完全新品の02R仕様メーターを作って欲しいとの依頼でした。
ちょっと難易度高かったんだけど
全て上手く行きました。
そして
大きな技術向上になりました。
なによりも
これで
発火や物理的ダメージなどで初期型メーターが完全に壊れた場合でも
後期新品を流用する方法が確立したのが大きいです。
基板の加工方法が確立したので
02Rメーターだけじゃなく
Type-Sメーターだって初期型に流用できます。
10年くらい前
燃えちゃったメーターの修理が出来なくて
残念な経験をしたけど
いまなら
完全新品のメーターを仕立てることが出来ます。
これまでは
初期型NA1に対応する02R仕様のメーターを仕立てようと思ったら
現在のメーターを分解して基板は初期型を使い
パネル類は02R用を使う方法のみでしたが
今後は
フル新品で02RメーターAssyとしての販売が出来る様になります。
流用よりも手がかかるので
まだ、売価などは決まらないけれど
近い将来
nsxnetで完成状態のメーターを販売できるかと思います。
メーターの探求もとうとうここまで来ました。
だけど完全対応は
今のところMT車のみに対応できる方法です。
AT車は
130型になるとFマチックになっているため
タコメーターもディスプレイユニットも
表示内容が異なるんですよね。
後期流用したとして
シフトセレクト位置や
メーターとしての動作は出来る様になるだろうけど
Fマチックのシフトポジション表示は出来ないでしょう。
でもメーターが無くてホントに困った際には
後期流用が出来る様になったのは画期的だと思います。
いまは
後期品が絶版にならないことを願ってますけどね。
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