こんにちは、TYIZです
10月19日にFISCOジムカーナ場で開催した
スライドコントロール練習会は無事終了
参加していただいた方々
お疲れ様でした。
土曜は参加出来ないという常連さんがいたけど
初参加の方が何人かいて
結局いつもと同じ20台ほどでした。
先日の台風の影響で
中央高速が通行止めで
圏央道と東名高速を使ってFISCOに向かう。
到着すると
やっぱり雨・・
テントを設営して
お昼用の豚汁を仕込みつつ
走行準備
ウェット路面というのは
簡単にリアが滑るけど
フロントのグリップも落ちるからカウンターが効かないので
実はスライド状態を維持するのは難しい。
お昼頃から突然天気は回復して
晴れ間が出てきて
コースはどんどん乾いてドライ路面。
パイロン1本を基準に定常円旋回の基礎練習をして
慣れてきたら
パイロン5本を使って少し大回りの定常円
そして
スライドさせたまま切り返す8の字
最後は
パイロンで仮設コースを作って
これをスライド状態で抜ける練習。
そしてまた小雨が降ってきて
コースコンディションが目まぐるしく変わるなか
参加台数も多くなかったので
じっくり練習出来ましたね。
今回
非常に興味があったのが
数ヶ月前に
機械式LSDを組んだS660。
現在
S660用のLSDは
クスコから販売されているんだけど
かなりクセが強く
オイル粘度で初期の効きがすごく変わる。
オーナーさんはNSXのType-S乗ってるんですが
このS660でジムカーナやってるそうで
パイロンの定常円旋回が出来るのかな・・と
ちょっと借りて乗ってみると
ものスッゴクシビア!
ハイグリップタイヤでホイルベースが短いせいもあるけど
リアが流れてカウンターを合わせて
アクセル入れてスライドに持ち込むんだけど
なにせ
電動スロットルの応答の遅れにくわえて
ターボラグが大きいから
予期せぬ動きをしまくってくれるので
アクセルを大きく踏んだまま
暴れるクルマを
ステアリング操作で抑えまくるんだけど
これが凄まじく忙しい・・
定常円旋回を行おうと思ったら
NSXに比べると5倍くらい大変な気がする。
バキバキ音を抑えるため添加剤入りのオイルを使っているためか
左右輪ロックの感覚がつかみにくく
LSDの仕様をもう少しメリハリが出るようにして
電動スロットルの制御マップをもっとリニアに変更してやれば
キレイにスライドコントロール出来るかと思う。
なにせ
津久井さんが
「私もドリフト練習やるんだ!」と
全力で訴えているので
T3TECではS660のチューニングも進めて行く計画で
近日
OSの社長が遊びに来てくれる予定なので
S660のLSDを相談しようと思ってます。
あまり公開していなかったけど
T3TECでは
S660の作業はそれなりに行っています。
HKSのタービンキットを組んだり
排気系の交換や
フラッシュエディターを使ったコンピュータセッティングなど。
タービンを替えると
ちょうど100馬力くらいになるので
広い道であのボディを軽快に走らせるには
ホントはそのくらい欲しいところだけど
奥多摩みたいなコーナーが多い道を走ると
NSXじゃあ車線内を窮屈に走るしか無いけど
S660だと
ボディの小ささを生かして
狭い道路の中でライン取りを楽しむことが出来る。
絶対的な速さを求めるんじゃ無くて
限られた道幅の中でコントロールを楽しむ。
狭いクネクネ道が広く感じるような開放感。
これも
軽自動車スポーツカーの楽しみ方なんだろうなぁ・・
と思う。
NSXのセカンドカーとしてS660を買ってみたら
これが予想外に面白くて
サーキットも走り回るようになった人もいますね。
そんなわけで
ドリ練は無事終了
また来年
FISCOのジムカーナ場を借りて開催しようと思いますが
ご興味がある方
是非参加検討してみてください。
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