こんにちは、TYIZです
TYIZ号用新作エンジンは完成しているんだけど
日々の作業に追われて
エンジン換装作業に着手出来ない状態で
このままだと今年中の換装も難しくなるか・・と
連休だった昨日今日でTYIZ号の作業。
昨日はお客さんを交えてT3TECカート会だったから
モーターパーク所沢へ行って走行会やって昼食会をやって解散
私はT3ファクトリーへ向かい
午後3時ごろから1人で作業。
さすがにエンジンを降ろす時間は無かったから
クーラントと油脂類を抜いて
ミッションを降ろすところまで作業を進めて終了
ミッションを降ろすと
金色のクラッチカバーのOS・A−SS試作クラッチが見えた。
このクラッチをテスト開始したのは7〜8年前かな。
スペック的にはL型のメカチューンなどに使う物で
当時OS技研に試作依頼した際
「NSXのトラクションとトルクでは滑る可能性が高いから推奨しない!」
と言われたんだけど
市販タイプの強化系クラッチはシフトフィールが悪く
どうしても
ディスクの直径が小さくて慣性が少ないクラッチを試したくて
無理言って作ってもらったんだけど
TYIZ号のチューンドC32Bでも全然滑る様子は無く
予想通り
慣性が少ない小径のクラッチディスクは
バツグンにシフトフィーリングが良かったので
後にフライホイル重量を最適化して
(TYIZ号のテスト品は実験用ヘビーウェイトフライホイル)
T3仕様OSツインクラッチを作った次第。
で、今日は昼前頃から作業して
夕方には無事エンジンを降ろして
ついでにサスペンションも外して代替え品組んで
ショックアブソーバーのOH&仕様変更をしようかと。
さすがに1人で黙々作業して疲れた。
T3TEC流のエンジン脱着方は
まずはミッションを降ろす
ドライブシャフトやブレーキライン、ABSセンサーなどをを外し
リアメンバーAssyをヤグラ1号に載せて車輌をリフトアップして
ボディとリアメンバーを分離。
クラッチを外して エンジンスタンドをエンジンにセットして
エンジンマウントを外し 車輌をリフトアップ。
これで
安全にエンジンとボディが分離。
この方法のメリットは
リアハッチを外さずに済むので1人でも安全に作業が続けられるのと
なによりも重量物のエンジンがスタンドで床に着座していて
ボディはもちろんリフトで安定状態だから
両者が安定した状態で分離出来ます。
チェーンブロックでエンジンを吊って降ろす場合
1本ワイヤーでエンジンは宙吊りになるわけで
エンジンは前後左右回転方向にフラフラ動くので
エンジンルームの中であっちこっちにぶつかりやすいから
ボディやエンジンに傷を入れやすいし
やはり、
重心位置が定まらない重量物を1本吊りというのは不安定。
ミッション、エンジンをボディから外した後
ヤグラ1号に載ったリアメンバーAssyをボディの下に持ってきて仮組みし
サイドブレーキワイヤーだけ繋いでリフトから出せる様にする。
通常の「エンジン降ろしメンテナンス」なら
このプロセスの前にエンジンルームの清掃を行うんだけど
TYIZ号はエンジンルームをType-R風に半ツヤの黒に塗りたくて
このあと鈑金工場に移動します。
ボディの塗装などを行っている間に
降ろしたC32Bから新作エンジンに補機類を移植して
新作エンジンを仕立てようと思っていて
搭載は来月かな。
いままで積んでいたC32Bは
17年くらい前に
走行400キロくらいのほぼ新品で入手して6MTと共に換装
その頃
初期型NA1にC32Bと6MTを積んで
V・Pro制御でストリート走行している様な車輌は見当たらず
そもそもNA1にボディ無加工でC32Bと6MTが積めるのか?
そもそも200ccの差ってどのくらい?など
世間にデータが無くて
チャレンジして様々なデータが得られました。
実際 同じ車輌でC32Bと6MTを体感してみると
そりゃあ驚異的な加速力の差を感じました。
その後加工ハイカムを組んで吸排気系を仕立てて
350馬力仕様のチューニングが確立しました。
ノーマル比で70馬力アップに4.4ファイナルだからね
そりゃもう激変。
TYIZ号に試乗した多くのお客さんが同様スペックのエンジンを求めて
NA1のC32B換装はずいぶん仕立てました。
そんなわけでTYIZ号は
フルノーマル車輌を私が買って3年くらいでC32B換装しちゃったわけで
いまのC32Bで6万キロくらい走って
とくに壊れたわけじゃ無いんだけど
T3TECでは鍛造ピストンやらエンジン部品も増えてきたわけだし
それらを使ったコンプリートエンジンを1機仕立てて
色々リフレッシュしつつエンジンごと換装することにした次第。
今日降ろしたC32Bは分解してコンディションチェックして
また、違う仕様を仕立てる際のベースにしようかと。
Newエンジンの詳細はあらためて紹介しますが
いままでに比べて
大幅にパワーアップするチューニングは施していないんだけど
トラブル事例などを含めて15年以上蓄積してきたデータを盛り込んで
壊れなくてスッゴク良く回る仕様になります。
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