こんにちは、TYIZです
T3ファクトリーは
ガランとしていた年明け早々の状態から
預かり車輌がほぼ満車になって
納車が進んでやっと減ったところ。
エンジンミッションなどの重整備が残っちゃっているので
これを地道に作業してます。
エンジン降ろしメンテナンスとミッションOH
その他色々の作業を行っているNA1があるんですが
OHのためミッションを開けてビックリ
なぜか部品が白い・・
爪で引っ掻くと取れるから
添加剤か何かがコーティングされているのか・・
でも
仮に潤滑系のコーティングだったとしても
強い力がかかるギアの歯当たり部分には定着しないから
意味は無いと思うけどねぇ。
内部ギアの損傷はかなり激しかったので
消耗部品をゴッソリ交換しちゃいました。
ミッションは私がOH作業して大久保に載せてもらって
リフトから出たらパワーウィンドウ関係を私が整備して・・と
連携で作業を終えていく予定。
メーター修理が色々入ってくるんですが
ケースがすごく汚れている個体が届くと
分解してケースを水洗いしちゃいます。
ちょうど
作業している事務所2階にはシャワールームがあってお湯が出るから
ここに持ち込んで
洗剤と刷毛でケースを洗うとピカピカになる。。
それと
トリップメーターのリセット不調ってすごく多くて
分解清掃して給油すると動作が戻るので
メーター修理の際には必ず行うことにしているんだけど
ドラムを清掃したあと
駆動ギアとカムに
エアガン用のグリスを使うと非常に調子が良いのを発見した。
これって粘度が高めのシリコングリスなんだけど
エアライフルのメンテナンス用に買ったのが実に具合が良かった。。
色々な油脂類を使ったけど
これが一番良いねぇ。
先日
また、メーターから発煙したトラブルの修理依頼がありました。
だいぶ前から
ブレーキ球切れ警告が点いたり消えたりしていたんだけど
ある日突然
メーター周辺から煙が出た・・という症状、
到着したメーターをチェックすると
タコ&スピードは動くんだけど
警告灯は点かなくなっていた。
そして
以前からスピードメーターの速度が実速よりかなり高めを示すから
同時に治せれば・・という修理依頼内容。
分解してみると
老化したコンデンサーが火を噴いたみたいで
基板が高熱で焼けて穴があいてる。
こういう
ガラスエポキシの基板が焼けるんだから
相当な高温になったんだろうなぁ・・
これで
運が悪ければケースに引火して燃え出しちゃうわけですね。
驚いたことに
メーター裏の白いプラスチックカバーに
コンデンサーの足元から飛んだハンダが付着していた。
はんだの融点って
だいたい180度くらいだから
瞬間的には200度を超える高温になって
コンデンサーがパンクした勢いで溶けたハンダが裏に飛んだわけだ・・
恐ろしいなぁ・・
幸い
モジュールユニットは壊れていなかったので
基板から部品外して補修して再実装で
ワーニング回路は治ってくれました。
メーターのエラーは
タコメーターは高回転で500rpmほど高め
スピードは全域で10キロくらい高めを示す状況で
いくら何でも実速40キロで50キロ示しちゃおかしいから
ほぼ全域で適正値に修正しました。
しかし
同様のコンデンサー破裂発煙は
去年から10件くらいは修理しました。
警告灯が点いた状態で長期間放置した場合に起きやすい様で
同時に警告灯モジュールが故障してしまう場合が多く
これの部品が単品で手に入らないから
手持ち部品を使って治しているんだけど
数に限りがあるから先々修理が困難になってくると思います。
なので
次は警告灯モジュールを作る必要があるのか・・
と感じています。
メーカーが
初期型NA1のメーターを再販してくれれば良いんだけど
どうやら難しいらしいし
だとすると
いまのメーターを壊さない様にするため
「10年くらいで基板の分解整備して
ブレーキ球切れ警告灯が点いたらすぐに修理」
というのを心がけるしか無いのかな・・
と思いますね。
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