NSXの掲示板

NSX関連の掲示板です。
特に限定しませんが主にNSX関連の話題が中心です。
なお、画像は1枚300KB×10枚までで掲載できます。
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回転部分の突出禁止規定の見直し 引用
2017/6/23 (金) 12:31:46 - かっちゃん - 58x156x128x39.ap58.ftth.ucom.ne.jp [58.156.128.39] - No.1498188439

タイヤの突出禁止規定が見直されました。


最外側がタイヤとなる部分については、外側方向への突出量が10mm未満の場合には「外側方向に突出していないもの」とみなす。


昨日からです。
https://www.naltec.go.jp/topics/fkoifn0000004i2j-att/fkoifn0000004i3n.pdf
↑63ページです。

近況 引用
2017/6/10 (土) 20:28:45 - TYIZ - pl21137.ag2121.nttpc.ne.jp [157.65.248.145] - No.1497094125

こんにちは、TYIZです

5月連休から1ヶ月ほど経ち
またファクトリーは満車に近くなりました。。

車検と軽作業が終わって
納車待ちの車輌もあるんだけど
エンジン関連の重作業がだいぶ増えました。

いま大久保がエンジン積んでるのは
エンジン降ろしメンテナンスのヘビーコースで
ヘッドのOHまで行ったNA1。

なかなか紹介Webを作っている時間が取れないんだけど
エンジン降ろしメンテナンスは
だいぶパターンが増えて
ミッションをOHしたりヘッドのOHを追加したり
より深いところまで整備の手を入れる依頼が増えています。



周期的に鳥取から入庫するSゼロが
ワイヤースロットル&V・Pro作業  と車検。

NSXに限らずなんだけど
電動スロットルって違和感があるんですよね。

DBWは
「アクセルペダルを踏んだ」という事をセンサーが検出して
信号をコンピュータに送り
コンピュータが
「エンジン側のモーターを駆動してスロットルを開ける」
という制御の流れなんだけど
実際には純正の制御だと
アクセルペダル操作とスロットルの動作は完全シンクロしていなくて
ドライバーが急にアクセルを開けても
スロットルはジワッと開く様な制御をしています。

これは主に
排気ガス浄化の効率向上のためで
エンジンは急加速の時に濃い混合気を欲しがるから
ラフなアクセルワークを行っても
ペダル操作に対してスロットルが緩慢に動く様な制御を行って
排気ガス浄化の効率をよくして

同様に
アクセルペダルを急に戻しても
スロットルはある程度開いたまま燃料カットで減速させることで
急激なエンジンブレーキにならないようにしています。

こうした制御は
ATのミニバンなら「滑らかで乗りやすい・・」と感じるけど
MTのスポーツカーでは
直結レスポンスこそ楽しみたいわけで
こうした制御の遅れが違和感に感じるわけです。

応答は遅れていても
アクセルを目一杯踏めばスロットル側は全開にはなるので
最高出力自体はちゃんと出ます。
でも、ワイヤー直結とはだいぶフィーリングが違うんです。

NSXは同じ基本設計で生産していた期間が長いので
初期型がワイヤースロットルから始まって
NA1の130型から電動スロットルのDBWになったのが本当に幸いで

メカニカル部分に関して
スロットルなどを純正部品を使って
ワイヤースロットルによる直結制御に出来るわけで
特にNA2に乗る常連のお客さんは
ほとんどワイヤースロットル化しています。

ワイヤースロットルは
メカニカルにペダルとスロットルが直結しているんだから
当然だけどレスポンスは最高で
応答の遅れはゼロです。

アクセルペダルもスロットルも初期型用ワイヤー制御に交換しちゃうから
エンジンの制御はV・Pro使って行う事になりますが

V・Proを使えば
燃料も点火も制御は自在なので
同時にハイカムとかインジェクター交換とかスロットルの拡大とか
パワーアップチューンも自在になってきます

今回のSゼロは
エンジン本体はノーマルのままで
軽量フライホイルに交換して
インジェクターはS2000用を使ったキットに交換し
ワイヤースロットルV・Pro制御にしました。

こうすると
走り出した瞬間からアクセルのツキが良くて
クルマがすごく軽くなった様に走ります。


スロットルはC30AもC32Bも
純正で口径は64ミリなんだけど
過去に色々検証してみて
この口径は280馬力ノーマルには実に適正値で
排気系チューンしてもC30Aではこの口径がベストで
C32Bだと直径2ミリ拡大して66ミリにすると10馬力くらい向上しました。
ハイカム組んで圧縮比上げて360馬力超えてきても66ミリでOKで
スロットルの口径は
これ以上大きくしてもパワー的なメリットが得られなかった。

以前
インフィニティの大口径スロットルを試したこともあったけど
スロットル口径が大きすぎると
アクセルの開け始めでパワーの出方が急激で
半分以上開けていくと
全開とのパワー差が無くなっていく。

スロットルは
エンジンの出力調整機構なんだから
エンジンが求めている吸気量に対して必要最小限の口径がベストになるんだと思う。
そうすることで
アクセル開度90%と100%で明確な出力差が得られるわけです。

こうした結果から考えてみると
スロットルの口径って 最大出力値では無く
エンジンの排気量(吸気量)に対して適正値があるのかも知れない。

なので
今回のSゼロも2ミリ拡大の66ミリ。

ちなみに
純正のマニホールドとスロットルをじっくり見ていると
いろいろメーカーの意図が分かって面白い。

スロットルとインテークマニホールドって
鉄板にゴムを焼き付けたインシュレーターを介して取りつけられているんですが
これ、何のためかと考えてみれば
まずは断熱 そして振動の伝わりを緩和するため・・かと思う。

シリンダーヘッドに取りつけられているインテークマニホールドは
かなり熱くなるわけで
更に何らかのトラブルでエンジンがオーバーヒートして
高温がスロットルに伝わったら
もしかしたらスロットルが閉じなくなる様なトラブルになるかも知れない。
この熱が伝わらない様に
スロットルもインジェクターもインマニに直付けしないんだと思う。

最近のクルマは
インマニが樹脂になったり断熱が考えられているのかも知れないけど
悪条件が重なると
アルミ製のNSXのインマニはけっこう熱くなるのかも知れない。


そして
インマニから断熱した上で
スロットルには高温のクーラントが流れる様になっている。
これはナゼかというと
逆にスロットルを暖めるため。


NSXのブローバイレイアウトだと
ヘッドカバーから出たブローバイガスは
エアクリーナーとスロットルの間のゴムジャバラに入って
スロットルを経由してエンジンに吸われていきますが

特に寒い日のエンジン始動直後
ピストンを吹き抜けた未燃焼ガスがシリンダー側に多量に出るわけですが
この吹き抜けたガス(ブローバイ)には多量の水分が含まれていて
これがスロットルに入ると
気流が速いので凍結してスロットル動作が悪化する可能性がある。
これがアイシングと言うヤツで
スロットルを暖めて凍結を防止するわけです。

スロットルのトラブルでもっとも怖いのは
開けたアクセルが閉じなくなることで
それらトラブルの可能性を無くすために
スロットルバルブを温度管理しているわけで
メーカーは過剰とも思えるくらい対策をしています。

NA2に純正ワイヤースロットルを移植した際には
当然
これらのスロットル温度管理部品は全て純正部品を組み込みます。

これなら
スロットルの温度管理にも配慮できるし
将来 クーラントホース交換などを行う際にも
純正部品が使えるわけです。


今回のSゼロでは
純正エアクリーナーボックスを使いました。

これも、過去に色々試したけれど
純正の吸気系は非常に優秀で
ボックスを外して社外のエアクリーナーにすると
体感で分かるくらい中低速トルクがダウンしますね。

おそらく
インテークマニホールドに仕込まれた共鳴チャンバーと
フェンダーの中にまで延長されている
吸気配管の長さには理由があるんでしょう。

過去に試したデータでは
ノーマル比で50馬力くらい上がって330馬力を超えてくると
純正のボックスは抵抗が大きくなってくる様で
吸気量がボトルネックになってきますが

その領域はC30Aハイコンプ&ハイカムか
C32Bでハイカムを組んだあたりからで
エンジンチューンが進むと
剥き出しのエアクリーナにしないとパワーが伸びなくなってくるので
TYIZ号でも低速トルクダウンを覚悟してエアクリーナ交換しています。

だから
エンジンがノーマルならエアクリーナーボックスは純正が最善で

今回のSゼロはエンジンノーマルだから
スロットルだけ拡大加工の66ミリにして
エアクリーナは純正を使います。


エアクリーナーは
ボックスを外して社外に交換している人も多いんだけど
やっぱり純正が偉いです。
特にAT車では
トルクダウンがもろに走行性能に効いてくるから
交換している車両は
戻せるなら純正に戻した方が良いですね。



AT→MT換装

T3を始めてMT換装は何台目だろう。。
今回は
中古の5速ミッションを使ったベーシックなパターン。

NSXのAT→MT換装もいろいろな検証データが揃ってきて
「MTドライブを楽しめれば!」というパターンから
「サーキットでの戦闘力が欲しい!」という仕様まで
最適な方法を選択できます。

今回のMT換装車は
MTドライブが楽しむベーシック仕様だけど
同時にパワステ制御を後期化したり
快適性向上を目指しました。

で、このNSX
フロントに無限のハーフカウルが組まれているんだけど
ちょうど入庫している赤鷲号も同じフロントで
しかも2台とも水戸ナンバー。
こりゃ珍しいこともあるもんだ・・

納車直前に2台並べてツーショット撮影
こんなチャンス
2度と無いかもなぁ。。

あ、ツーショットと言えば
Sゼロが2台入庫していたんだ。。
イモラオレンジは元papaさん号で
こちらはだいぶ前にワイヤースロットル化してあります。



そんなわけで
今日は割と時間がゆっくり流れているかな・・と思っていたら
エンジントラブルのAT車が積載車で運ばれてきた。

オーナーから話を聞くと
ホース破裂でオーバーヒート後
ホース交換したけどエンジン周辺からクーラントの漏れが止まらず
低速走行中にバシッと音がしてエンジン停止したそうです。。

これはものすごくイヤな予感・・
セルは回るけど当然エンジンはかからず
クランキングの音が軽すぎるから
これはやっぱりタイミングベルトのコマ飛びだろうな・・

と思って
コンプレッション計測してみると
6気筒とも全滅で 正常時の1割以下くらい。
それでも圧縮はゼロじゃないから
タイミングベルトは駆動されているんだろうけど

漏れたクーラントでタイミングベルトが滑って
5コマくらいズレてバルブとピストンが当たったんだろうなぁ・・

これはもお、エンジン降ろしヘッドOH決定か・・
ヘッドの熱変形が無ければ良いんだけど。

排気系計画 引用
2017/6/1 (木) 11:17:07 - TYIZ - pl25172.ag2121.nttpc.ne.jp [124.146.238.84] - No.1496283427

こんにちは、TYIZです

NSXの新作排気系を計画開始しています。

数年前に
一度は「これがベストだな・・」と思う物を作ったんだけど
時代は変わり
もう少し、こうしたかったよな・・とか
思うところがあり

T3オリジナルでエキマニ、触媒、マフラーを作ろうとしています。

いま、エキマニは試作を製作中で
これはまあ
理想としていたレイアウトも決まっているし
予算さえかければ良い物が出来るのは分かっているから
おそらく 近いうちに紹介できると思います。

触媒も
初期型NA1に対応させるのは難しいことでは無いけど
どんな触媒セルを使うか?
排気ガスの浄化能力と抜けの良さを加味しつつ検討中。

今回
初期型NA1の触媒形状で作って
これをE-NA2とGH-NA2、LA-NA2にも対応させたいと考えています。

これは
NA2オーナーの排気系チューニングに対応するためで
NA2は社外排気系の選択肢がほとんど無くて
特にパワーを狙って排気系を変更したいと思うと
NA1用の社外エキマニ&触媒を使って排気系変更するのが近道なんだけど
触媒がNA1のままだと厳密にはそのままだと車検は通らない。

だから
NA1形状で作った触媒をNA2に組んで排ガス検査してレポートを作れば
同じ触媒で全てのNSXに合法対応できることになる。

これまた
排ガス検査の難易度と費用が大問題になるけれど
まずは 試作で触媒を作って
初期型NA1のATとMTで検査してみようと考えています。

高効率のメタル触媒1種類で全年式NSX対応・・
理屈では簡単だけど
これはかなりハードル高いです。
たぶん、かけた費用の元は取れないだろうなぁ・・
でも、アイデアはだいぶ前から考えていて
NSX業者としては是非チャレンジしてみたい案件なんです。



で、肝心のマフラー。

私 実験やお客さんから依頼のワンオフなどで
10本以上NSXのマフラーを作ってきたけれど

競技用では無く
触媒を使うストリート向けとなると
フロントバンク触媒を反転させて出口を右向きにして
前後バンク排気を集合させて
細めの配管でしばらく走らせてからサイレンサーに導く。

これが、高回転出力を伸ばしつつ最も中低速トルクが出て
何より排気音が素晴らしくカッコ良くなるレイアウトでした。

この方式のマフラーを製品化する場合に
触媒反転というのが大問題で
特定のエキマニと組み合わせに限られるとか
いくつか条件がありまして

これを回避するため
アイデアは温めていたんですが

先日
お客さんからの依頼で
左1本だしワンオフマフラーの製作依頼があり
良い機会だから
量産向き触媒反転のアイデアを使って作ってみました。

私は監修だけで製作はメカニック大久保が行う。

こう言うワンオフの配管製作って
出来上がった物を見ると
なんてことは無いパイプレイアウトに見えるけど
どこで集合させようか
無理が無くて滑らかな曲がりを考えながら
A地点からB地点をパイプで繋いでいくのは
けっこうな職人芸なんです。

触媒反転方式は
フロントバンク触媒の出口三角フランジが逆向きになるので
オニギリの頂点が下向きになるから
フランジの地上高が厳しくならないよう
反転角度を模索。
実はこれも今回数値化したかったことでした。

今回
排気音をできるだけ静かにしたかったので
目一杯大きなサイレンサーを使用したんだけど

純正触媒を使ったので予想以上に静かになりました。
これで
抜けの良いメタル触媒を使うと
排気音量は98〜100dbくらいに収まってくれて
高回転回したときに
6気筒らしく揃ったすごく心地良い排気音を奏でてくれます。


今回はワンオフ製作の左1本シングルだけど
量産では
やはり、私的には右テールが無いのはさみしいので
テールは左右出しで集合管サウンドが出せるマフラーを作ります。

これも
レイアウトのアイデアはあるんだけど
いくつか難問があるので
少し悩んで楽しみつつ試作作ってみようと思ってます。

T3TECを始めて2年経ち
やっと理想排気系の計画が進み始めました。

まだ、いくつかチャレンジしてみたいアイデアもあるんだけど
なかなか手が回りません。。

休み明け。。 引用
2017/5/25 (木) 11:26:53 - TYIZ - pl8769.ag2121.nttpc.ne.jp [124.146.228.65] - No.1495679213

こんにちは、TYIZです

5月連休の時には
納車が進んでガランとしていたファクトリーですが
車検や色々で入庫が重なって
しばらくは
慌ただしく過ごしていました。

特に重なったのはエアコン修理ですねぇ・・
このシーズンの恒例作業になっていますけど

初期型NA1では
まだまだR12ガスのままだった車輌が多く
コンプレッサーの異音やガス漏れの発生を機会にして
134aチェンジをしつつ修理を進めていく作業が多いです。

倉庫にしている現寸場には
棚がまた増えて
NSXの純正部品在庫をどんどん積み上げています。
エンジン関連から駆動系、内装など
ずいぶん買い込んだけれど
まだまだ外装に関してはほとんどありません。

NSX1車種に拘っているからこんな無茶が出来るけれど
クルマ1台でも
安心して整備作業を進めるための部品在庫って
凄まじいことになるのが良く分かる。

メーカーの在庫管理なんて
どうやってるんだろうねぇ・・

とりあえずT3ファクトリーとしては
メーカーで欠品がちで
だけど整備で常用する部品を出来るだけ買い込んでいて
エアコン関連の部品は
アルミのガス配管なども全てストックしました。
(だけど作業する手が足りなくて進行が遅れてるんだけど・・)


エアコンエアフィルター
やっと量産が開始しました。
価格は28000円です
拘りで作ったのでやっぱり高くなったけど
それでもこの金額に収まって良かった・・と言う感じ。

T3オリジナルで作ってきた部品類は
店頭では販売していて
通販や代引きでも発送できるんだけど
まだ、販売用のWebが出来ていないんですよね。


エンジン関連の修理整備依頼も途絶えず
いま、C32Bの分解検証中
メタルトラブルを起こした個体なんだけど
NSXもそういう時期に入った感じで
今後
エンジン関連の整備依頼は増えてくると予想されます。

そして
C32Bのオーバーホールをする際
やはり、オーバーサイズピストンが欲しくなってきました。

これは私も欲しいなぁ・・と思っているんだけど
どうやら 鉄ライナーのC30Aより
FRMシリンダーのC32Bの方が摩耗が多い傾向で
距離を重ねたC32Bで
オーバーホールに使うピストンが欲しい。

今年の2月にC30A用のピストンを作ったけど
同じコンセプトでC32B用鍛造ピストンを作ろうかと思ってます。

それほど需要は無いと思うけど
これは自分でも欲しいんだよねぇ。

エンジンチェックランプ 引用
2017/5/22 (月) 16:15:21 - 北のNSX乗り - p1088143-ipngn7101sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp [153.212.214.143] - No.1495437321

H3年式のNSXを中古購入して丸2年が経過し、購入時からエンジンチェックランプが様々な症状の度に点灯し、その都度対処して頂いて直っているのですが…また最近、走行中にしばらく走り始めてから、チェックランプが点灯し、どうやらコードを読むと、スプールバルブ系統の異常のエラーらしいのですが(回転数も7000回転でレブが当たる感じになります。)、エンジン再始動した際にチェックランプが点灯しない為(レブも普通に戻り、VTECも普通に切り替わっている様子。)、原因がイマイチパッとしない感じで困っております。
スプールバルブはVバンクに一個ずつ付いておりますが、エラーコードだけでは前後どちらかはわからないですし、地道にスプールバルブを取り替えるか…ひょっとしたらコンピュータもメーターの様にコンデンサとかが経年劣化でおかしくなっているのかとか…何か経験上でお解りになることがございましたら、助言を頂きたいと思います。宜しくお願い致します。

近況 引用
2017/5/12 (金) 12:21:48 - TYIZ - pl31270.ag2121.nttpc.ne.jp [111.89.70.38] - No.1494559308

こんにちは、TYIZです

連休前に預かり車輌をほとんど納車して
ファクトリーの中がガランとしたところで
5月5日は
2周年感謝でちょっとしたお持てなし会みたいなのをやりました。

良い機会だから
ここ最近で作ったオリジナルパーツや作業途中のエンジンとかを展示したりして

お馴染みのお客さんが多数と
初めてのぞきに来てくれたNSXオーナーさんが何人かいて

あまり大きく告知しなかった割に賑わった1日でした。
でも、ホントにありがたいことです。。

休み明け
ガラガラだったファクトリーに
色々な作業依頼のクルマが入庫してきました。

これは大変・・というのは
久しぶりに見るよっち号。。

このNSX
ワイルドスピードに出演したヴェイルサイドエアロの黄色いNSXを
さらにモデファイしたそうで

ところが
それを依頼した鈑金屋さんが中々ヒドイ所だったそうで

作業は遅々として進まず未完成のまま7年間・・

オーナーさんから久しぶりに連絡があって
NSXを診て欲しいと言われて
7年??と驚いたんだけど
真実らしい。。

で、約束の期日は何度もブッチぎられ
強引に積載車で引き上げて
うちに運び込んできた次第。

依頼内容は
黄色から青に塗装とボディのモデファイは途中まで終わっているけど
これを車検通る様にして
構造変更車検を取って欲しいとのこと。

しかし
現車を見て唖然・・これは手強いぞ・・

モデファイのレベルがスゴイし
ウィンカーや灯火類など法的に通るのか難題山積。

これは
普通の鈑金工場に構造変更依頼しても難しいかもなぁ・・

まあ、預かったからには何とかしなきゃならない。


車検でタカハシサメ号が入庫
このNSXもうちで2度目の継続車検。
こちらは法的には問題ない作りで
このまま通るはずなんだけど
ハイビームランプがバンパーに取りつけられているから
これの光軸調整が非常に困難で
FRPが経年変形して光軸の調整範囲を超えてしまっていた・・
これは何とかしなければならない。。

こうして
2度目の車検のNSXが巡ってくると
やっぱり2年経ったんだよなぁ・・とあらためて思う。

開業からドタバタで
本当に色々なことがあったけれど
あっという間に過ぎた感じの2年間でした。

欲しいものも機材もやってみたいことも沢山ありすぎて
追い求めて走り回っていると
月日の流れるのはホントに早く感じます。

OS 4.4LSDに関して 引用
2017/5/11 (木) 01:14:25 - TOYAMA-R <na1r_f1@ace.ocn.ne.jp> - p367069-ipngn200308toyamahon.toyama.ocn.ne.jp [153.178.252.69] - No.1494432865

富山に在住のRと申します。

TYIZ様いつも楽しく拝見させていただいています。
また、一応オーナーなのですが大変、勉強になりメンテ等の参考にさせてもらってます。
掲示板初投稿でのご質問なのですが、教えて下さい。
OS GIKEN のNSX用LSD(4.4)を以前に入手したのですが、未だに装着してません。
マイカーがNA1-Rの5MTですので、02R純正6MT購入とOS4.4をT3様で装着依頼したいと思っているのですが・・・
@02R純正6速の注文〜納期、取付時期はだいたいどれくらいでしょうか?
AOS4.4LSDですがSPEC-Sと刻印しているものですが、KSP仕様との違い及びOH等で変更対応可能でしょうか?

お忙しい所、申し訳ありませんが宜しくお願いします。
長文失礼いたしました。

たくさん質問 引用
2017/5/8 (月) 19:20:07 - ふくしまヒデ <h.hayashi.0502@gmail.com> - 32.215.100.220.dy.bbexcite.jp [220.100.215.32] - No.1494238807

福島県在住のふくしまヒデと申します。

以前にみんカラでお馴染みのヒラさんにT3に相談すると良いとお聞きしていました。
車両は95年式NSX-Rです。

メーターが走行速度と全く合わなくなってしまいました。
ABSの警告灯も後期ABSに変えてから常時点灯状態です。
最近は純正のショックからもオイル滲みが少しあります。

色々と直さなくてはいけないものが多い車両ですが、
まずはメーター関連とショック(純正前期R用か後期R用)あたりからと思っておりますが、自宅からT3が遠いのでどうして良いのか・・・・
いろいろ相談に乗っていただけると幸いです。


近況 引用
2017/5/1 (月) 15:40:34 - TYIZ - pl7007.ag2121.nttpc.ne.jp [124.154.241.95] - No.1493620834

こんにちは、TYIZです。

連休前で
預かり車輌がどんどん納車になって
久しぶりに工場の中はガランとしました。

気付けば今日から5月
やはり
先月先々月は車検が多くてドタバタしていた気がします

目先の急ぎ仕事が無くなったので
依頼されていた
MT換装用ミッション分解作業に着手しようかと。

C30Aのオーバーホールが進行中
このNSXは
エンジン降ろしメンテナンスのヘビーコース的な感じで
特に不調は出ていないから
シリンダー側はそのままで
ヘッドをOHする計画。

オイルトラブルなどを起こしたわけでは無く
通常走行による経年老化では
まずは動弁系に消耗が出てくるので
今後
ヘッドのOH需要なんてのも増えてくるのかも知れない。

ヘッドを外せば
ピストンとシリンダーが丸見えだから
詳細なコンディションチェックも出来るし
バルブ周りを徹底整備すれば
メカノイズも減ってコンプレッションも戻るし
気分一新になります。

ここでもし
シリンダーに大きな傷が・・なんてのが見つかっちゃったら
引き続き
シリンダーボーリング&オーバーサイズピストン
となっていくしか無いわけですけどねぇ。


ピストンと言えば
C32B用のオーバーサイズピストンを作ろうと思っています。

エンジンオーバーホール需要に合わせて
C30A用Φ90.5鍛造ピストンは作ったから
引き続き
C32B用Φ93.5のノーマル圧縮比鍛造ピストンの製作を
戸田レーシングさんに依頼しようと。

実は私もそのピストンが欲しいんですよね。
TYIZ号のエンジンは特段不調は無いんだけど

換装してずいぶん走り回ったし
近い将来エンジンをOHしたいな・・と思ってます




そんなわけで
明日からT3ファクトリーは連休に入ります。
私は数日間
自分のクルマの作業で来ているかと思うけど

5月5日は
予定通り ちょっとしたイベントやります。
「素晴らしいお持てなし・・」は出来ませんけど
ご都合が付く方
お立寄りいただければ幸いです。

ちなみに
休日の圏央道入間ICは大渋滞が予想されます。
ナビだと入間で降りる様に案内されるかも知れないけど
T3ファクトリーは青梅ICの方が近いです。
青梅からなら
大きな混雑は無くたどり着けると思います。

エアコンエアフィルター 引用
2017/4/29 (土) 16:21:45 - TYIZ - pl7007.ag2121.nttpc.ne.jp [124.154.241.95] - No.1493450505

NSXのエアコンって
フィルターが無いんですよね・・

最近のクルマは
軽自動車だって
当然の様に空調にフィルターがあって
1万キロで交換推奨とか言われているんだけど

NSXの時代のクルマでは
ブロアファンで吸い込んだ花粉や砂埃の混ざった外気が
フィルターレスで通過して
直行で車内のエアコン吹き出し口から噴射していたわけです。

せめて外気導入の時だけでもフィルターを経由した空気を車内に導ける様
ナンとかならないかな・・と考えて
以前にもエアコンフィルターをFRPで作ったことがあるんだけど
FRPで作った時は
接着でフィルターエレメントを固定していたので
フィルター交換しようとするとちょっと面倒で

できれば
フィルターを定期交換しやすい構造が良いな・・
できれば
軽くてカッコイイやつ・・と考えて

先日
良いアイデアを思いついて作ってみました。

今回は
アルミ板をプレスで抜いて曲げて溶接して組み立てて
アルマイトして
フィルター入れてネジで組み立てる構造。

我ながら
ナンでいままでこれを思いつかなかったかなぁ・・
と笑っちゃったけど
これは良い物が出来た。

1.5ミリ厚のアルミ板で作ったから
すごく軽くて質感も高いです。
ついでに印刷でロゴを入れてみた。

凝った製作方法だから
これまたコストがかなりかかっちゃったから
価格は検討中です。

ホントは
花粉シーズンに合わせて試作進行していたんだけど
ちょっと遅くなっちゃって
5月中頃くらいに量産1ロット目が完成予定

でも、夏場のエアコン修理依頼が増える頃
エバポレーターを洗浄したついでに
このフィルターを外気吸入口に取りつけると良いかと思いますね。



NSXの外気吸入口は
ワイパーの根元 カウルトップの中にありますが
ブロアファンの吸入口が真上に大穴を開けているだけで
カウルトップの中のゴミなどを吸い放題で

クルマをキレイにしているつもりでも
カウルトップの中はかなり汚れています。
TYIZ号も久しぶりにカウルトップめくってみて汚れにビックリ。
でも普通の洗車でここを洗えないしねぇ・・

旧作のフィルターを外してみたら
去年エアガンで軽く掃除したんだけど
やっぱり綿ぼこりやゴミが多量に詰まっていた。
フィルターが無ければ
これがみんなエバポレーターに直行なんだよね。

今回のエアコンエアフィルターは
右ハンドル左ハンドル両対応になる様作りました。

脱着もフィルター交換も容易です
うん、また良い物が出来た感じだな。

ゴールデンウィーク 引用
2017/4/25 (火) 22:27:30 - TYIZ - fp276e5d57.tkyc629.ap.nuro.jp [39.110.93.87] - No.1493126850

T3ファクトリーの5月連休は
定休日の5月2日と3.4.5の祭日を繋げて4連休とさせていただきます。

で、5月5日は
ちょっとした軽食を用意してファクトリー紹介イベントをやろうと思ってます。
2周年!という程のお祝いじゃあないんですが
ご都合がつく方
2年経ったファクトリーの状況を見にお立ち寄りいただければありがたいです。

2年経ちました。
開業早々に車検で入庫したNSXが何台も再び入庫して来るようになり
ホントに一周したんだなぁ・・と思います。

スタッフも増えて
私も色々欲しかったアイテムの製作が出来るようになったり
いよいよ面白くなってきた。

崖から飛び降りた直後から
上昇気流に押し上げられて
飛び降りた崖を眼下にできるくらいまで上昇できた様な感じの2年間でした。
これからどこまで登れるのか・・
日々
色々追われて大変だけど
いままでの人生で一番面白い時期を過ごしているような気がしています。
でも、気を抜くと墜落しちゃうから
謙虚に・・でも必要なことには積極的にチャレンジしていきたいと思ってます。

構造変更 引用
2017/4/20 (木) 20:32:43 - TYIZ - pl14085.ag2121.nttpc.ne.jp [133.232.133.5] - No.1492687963

こんにちは、TYIZです

今日は朝から
プレさんのNSXを積載車に載せて
新潟の陸自へ行ってきました。

C32B換装に伴う構造変更は
管轄の陸自に行かないと手続きが出来ないので
遠路 新潟の陸自まで行ってきたんですが
片道300キロちょっとを
積載車で日帰り往復はやっぱり疲れた。

この手の構造変更や記載変更の手続きは
いままで何十台もこなしてきたけど(NSX以外でね。。)
新潟の陸自まで出向いたのは初めてだった

場所は
フェリーターミナルの近くだから
T3からだとほとんど日本縦断気分。

でも、圏央道が出来たからずっと高速で行けるのは楽。

数日前
関東では真夏の様な気温になったのに
関越トンネルを抜けたら湯沢の辺りは道路端に雪がたくさん残っている・・
これ、最近降ったのかなぁ。。

午後1時のラウンドに予約を入れていて
11時過ぎ頃に到着したんだけど
やっぱり午後まで検査待ち。
馴染みになってる地元の陸自なら早めに行って検査してもらえるんだけど
まあ、ここは誰も知り合いいないからね。

NSXのエンジン換装申請なんてめったに無い事例だろうから
「エンジン載せ替えちゃったんですか? ナニに??」とか色々訊かれた。

構造変更の場合
通常の検査ラインを通してから
新規検査ラインで車重計測と改造点の確認作業などを行い
申請書類通りなのかチェックしたり
問題なければ
検査ラインで「改造概要等説明書」が出て
事務所でNA1改になった車検証が交付される。
引き続き
排気量が変わるので税申告を行って一連手続きは完了。

予想より順調に終わったので
早々に帰路につき
午後7時半頃T3ファクトリーに到着。

往復約620キロくらいかな
NSXで自走なら楽だと思うけど
積載車ではやっぱり疲れたねぇ。。

ルームランプ 引用
2017/4/15 (土) 10:19:17 - ケニー - p343149-ipngn5801sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp [61.112.80.149] - No.1492219157

こんにちは。
TYIZ様、教えてください!
自分のNSXのルームランプなんですけど、
ドア連動のポジションにした時だけ点かなくなっています。
常時点灯のポジションやマップランプ?のスイッチを押した時は普通に点いています。
ドアが開いている間はドアのカーテシーランプやフットランプも点灯しています。
キーの抜き忘れ警告やヘッドライトの消し忘れブザーも普通に作動しているのです。
自分でテスター当ててみたけど、各ポジションでの通電はしているみたいです(素人レベルの導通検査)
ルームランプユニット交換したら直る症状なんでしょうか?

超軽量フライホイル 引用
2017/4/14 (金) 20:19:50 - TYIZ - pl14085.ag2121.nttpc.ne.jp [133.232.133.5] - No.1492168790

こんにちは、TYIZです

去年から計画していた
純正クラッチ用の軽量フライホイルが完成しました。

NSXで目一杯のエンジンレスポンスを求めたら
やっぱり
OSで作ってもらった超軽量メタルツインクラッチしかないんだけど

やはり通常走行では純正クラッチの扱いやすさが一番だし
当然 容量不足で滑ることなんか無いし
ほとんどのお客さんは純正クラッチを使っています。
(まあ、それでも私はメタルクラッチが好きでOS使いますけど)


なぜ
純正クラッチと社外のクラッチセットで
あまりにもレスポンスが違うのか?

それは
フライホイルと共に回転している
センタープレートやクラッチカバーの重量差が大きいからで

純正は
複雑な構造のツインプレートクラッチであるが故に
フライホイルと共に回るカバーなどの回転体が重くて
どんなにフライホイルを軽くしても
トータル重量が重いから
シンプルな構造のOSツインのレスポンスには及ばないんです。

だけど
純正クラッチのまま出来る限りレスポンスを良くしたい・・と思うと
材質と熱処理で強度を上げつつ
フライホイルを可能な限り軽く作るしか無いわけです。

NSXの軽量フライホイルを作る上で難しい理由の1つが
このクラッチ特有の構造である
センタープレートのバネ&クサビ機構が入る3つの穴で
純正ツインプレートクラッチは
クラッチディスクの消耗に伴って摩擦板が移動して行く機構で
この突起をフライホイル側に納めるための穴が有り

そのため
フライホイルを薄く出来ない つまりは限界まで軽くするのが難しいんです。

そこで
穴の反対側を突起させたボス状にすればフライホイルを薄く作れるわけですが
円盤状の平面にボス状の突起を残して削り出すには
旋盤じゃなくマシニングセンターでの加工が必要になり
普通の円盤状フライホイルに比べると
大幅に製作難易度が上がるんですね。

耐摩擦と強度が必要なクラッチディスクが摩擦する部分はずっと内側だし
この穴の部分から外周のギアにかけては
大きな強度は不要で
外周ほど回転体としての慣性に大きく影響するから
出来る限り軽く作りたいので

どうせマシニングで加工するんだからと
エンドミルで大きな角穴を6個あけて肉抜きしました。

素材は普通のクロモリ材SCM435を熱処理して削り出し
加工後に表面と歯面硬度を上げるためタフトライド処理。

と、いうわけで
これが軽量化のほぼ限界です。
おそらくは
NSXの純正ツインクラッチ用として業界最軽量のフライホイルでしょう。

だけど
素材と加工でここまで頑張っても
レスポンスの面ではOSツインには及びません。
まあ
扱いにくさや不安定は全く感じずに
充分な体感レスポンスアップが得られるんだから
これは
普通にNSXを楽しむ方にはGoodな選択になると思います。


私がイメージするNSX用クラッチセットのレスポンスレベルを
純正からT3仕様超軽量OSツインまでを10段階にしたら
こんな感じです。

10.T3仕様 超軽量OSツインクラッチセット
9.
8.T3仕様 OSツインクラッチセット
7.
6.
5.T3製軽量フライホイル+純正クラッチ(今回作ったフライホイル)
4.一般的な軽量フライホイル+純正クラッチ
3.
2.
1.純正クラッチ

という様な感じで
純正クラッチに組み合わせるフライホイルを
ここまで薄肉穴開け軽量化しても
まだまだOSツインの過敏なレスポンスには及ばないし
扱いにくさも無く
このフィーリングに慣れてしまうと
最初からこのくらいの軽さで良いんじゃないかなぁ・・
という感じになり
これに慣れた状態でノーマルに乗ると
かったるいなぁ・・回転の落ちが悪いなぁ・・
と言うことになります。



完成したフライホイル
先日
お客さんのNSXに組んだんですが
作業した大久保が
「このフライホイル イイッすよ!」というので
どんな風に?と訊くと
「ビュンビュンですよ!」とのこと。

ナンだその形容は??と思って空吹かししてみると
なるほど
回転落ちが早くて気分が良い。

空吹かしでの回転の上がりは
V・Pro制御にしているNSXはもっと素早いけど
十分レスポンスアップが体感できて満足。
というか
全て予想通り。

定価は58000円になりました。
加工に拘った分 ちょっと高目になったけど
良い物が出来た感じです。

近況 引用
2017/3/31 (金) 12:32:37 - TYIZ - pl29688.ag2121.nttpc.ne.jp [111.89.55.248] - No.1490931157

こんにちは、TYIZです

激動だった3月が終わります。

T3TECは
今月で開業2年経ったんですが
そんな感慨を感じている間もなく慌ただしく過ぎた感じでした。

一般的にクルマ業界で3月って
自動車販売ディーラーが頑張って3月登録を目指したから
車検が多く
4月1日現在の所有者に自動車税がかかる関係から
陸自も変更手続きで大混雑。

20年以上前に登録されたNSXにとっては
3月だからといって車検が集中する理由は無いんだけど
それでも3月は車検の依頼が多くて忙しかった。

明日から4月になる今日現在
預かりの車輌は一気に減って
久しぶりにファクトリーの中に余裕があります。

まあ、エンジンとかの大作業がいくつも残っちゃっているから
やることはたくさんあるんですけど。


車検と言えば
うちでは24ヶ月点検で必ずプラグ&コイルを脱着点検しています。
ダイレクトイグニッションが採用された現在のクルマでは
車検整備でもプラグの点検は省略してしまう業者さんが多いんですが
外してみると
色々発見してしまうこともあります。

一番多いのは
リアバンクイグニッションコイルの錆。
NSXは洗車した際にも
リアハッチを流れた水がリアバンクのコイルカバーにかかるので
染み込んだ水で
どうしてもリアバンクのコイルが錆びやすく
錆が進行すると内部のコイルが断線して1気筒失火して不調になります。

こんな現象
他のクルマではあまり経験が無いんだけど
何故かNSXのコイルは錆に弱く
薄い鉄板を積層した鉄芯が錆びると膨張するので
巻かれたコイルが断線してしまうようです。

錆が進行したら止めようが無いので
樹脂製のケースが膨らんでいたらコイルは交換しちゃいます。

それと
純正では無いプラグを使ってトラブルが起きている事例も散見します。
NSXのコイルからプラグへの通電は
コイル側のコンタクトポイントがプラグの先端に圧着して行われるんですが
純正外のプラグでは
先端電極にネジ穴があいているヤツがあるんですよね。

ここに
コイルのコンタクトポイントが入ってしまうと
接触圧力が無いから
ここでもスパークが飛んでしまって
プラグもコイル側もボロボロになっちゃいます。


ラジオにノイズが入ったりして おかしい・・と気付く人もいるんですが
長期間放置で走り回っていると
点火不調を起こしてアイドリング不安定になったりパワーダウンしたりする。
こうなると
コイルも全て交換しないと治らないからけっこう費用がかかります。

とにかく
プラグは純正を使いましょう
NSXの純正はPFR6G-11です。

このプラグは
中心電極とブリッジの両側にプラチナを使った非常に優秀なモノで
5万キロ走ったってほとんど電極は消耗しません。
だから電極の消耗よりも
セラミックと鉄の隙間からガスの吹き抜けが始まったら交換時期かな・・
と言う判断にしています。

でもおそらくは
10万キロ以上走っても性能上は問題ないくらい超耐久性が高いプラグだと思います

熱価も6番で十分。
サーキットを走り回っても
6番を真っ白に焼いてガイシを割る様な事は無いです。
ハイカム仕様のC32B換装くらいのチューニングをしているお客さんでも
みんなプラグはPFR6Gでトラブルは起きていません
AT車では5番が推奨だけど。

プラグの熱価は
燃焼温度と回転数で選択していくんですが
燃焼温度が高くて高回転回る
高回転型ターボエンジンだと
プラグが冷えている時間が短いのでプラグの熱価は高くなります。
軽自動車のターボ車が純正で7番とか使うのはそのためでしょう。

プラグは燃焼するための火種を作る物だから
熱価は
エンジンの出力とかでは無く
プラグ自身の温度を選択基準にします。

NSXみたいに
大排気量NAエンジンだと
ターボに比べれば燃焼温度は低いし
低速トルクが大きいから常用回転数は低いし
プラグは実はかなり楽をしています。


パワステの話し。

パワステラックの修理で
また最近になって色々進化しています。

今のところ時間が取れなくて
時々この掲示板で紹介するだけですけど
いつか
こういった技術情報みたいなWebページを作りたいと思っています。

パワステの動作にガタが出て
停車状態で左右操舵時に
ガクッガクッとガタを感じる現象は
数年前から修理が可能になってきたんですが

時々
ガタを除去する修理を行った後
どうしても動作が渋い・・と言う個体が出ていました。
走行上問題は無いんだけど
ラック単体で動作検証していると
個体差というのが生じていたんです。

何故こうなるのかな・・と悩んで
調整困難になるから今まで手を加えていなかった部分をバラして
調整治具を作って修理プロセスを増やしてみたら
これが実に上手くいきました。

同時に
なぜ、パワステのガタが出る現象に個体差があるのか?
かなり距離を走っていてもガタが少ない個体もあれば
走行距離なんて2万キロ位なのにガタが大きかったり。
これの原因も分かってきました。

今まで
ラックのOH作業に関して
滑らかに動作する様に調整を追い込むのに一苦労していたけど
対処法の確立で調整は一気に楽になりましたね。


それと
時々内部ギアが欠けている個体の修理法も確立。

NA2になって廃止されたんだけど
初期型パワステには「回転センサー」と言うのがあって
ステアリングを回す方向と速度を検出しています。
構造は単純で
ステアリングで回すピニオンシャフトからギアを介して
小型モーターを回し
その起電力と方向を回転センサー信号として使っています。

ところが時々
ピニオンシャフトとセンサー間のアイドルギアが欠けちゃうんです。

運転していて気付かないことが多いんだけど
ラックを分解整備していると
ピニオンシャフトを回しているときに
時々「カクッカクッ」と引っかかりを感じることがあって
歯欠けが多くなるとパワステのエラーになります。

対処法と言っても
ギアを交換するしか無いわけだから
同じモジュールと歯数のギアを入手して交換するだけですけどねぇ。


さて、明日から4月に入ります。
寒さも和らいで現場作業は楽になっていきますが
花粉さえ無くなってくれればなぁ。。

ご質問3点 引用
2017/3/31 (金) 08:33:29 - やす - KD182251241013.au-net.ne.jp [182.251.241.13] - No.1490916809

ご無沙汰しております。
配線をすべてやり直して頂いた後は
トラブルもなく快調に走っており、難解な作業を
うまく手がけて下さり感謝してます。
このまま何事もなく乗り続けられるといいなあと思います。

大したことではないのですが、何点か質問をさせて
頂きたくお願い致します。

1.パワーウインドウとミラーの角度調整のスイッチの間接照明に
麦球が使われてると思いますが、とうの昔に切れている状態です。
気にしない人は全く気にしないと思いますが、単体で部品交換する
ことは出来るのでしょうか。出来ないとすると復活させるには
どのようにすると良いでしょうか。

2.ラジオアンテナが購入時から、無いのでブースター付きのフィルム
アンテナを設置したのですが感度がよくなくあまり役に立ちません。
今はアンテナがあった場所はパテ埋めされてますが、以前、左後方を
コスって板金して頂いた時にアンテナを簡単に付けられるようにして
おこうかというご提案を頂いたのですがその時は見送りました。今でも
比較的簡単にアンテナを復活させることは出来ますでしょうか。

3.フロントタイヤが大分怪しくなってきましたが、フロント16インチは
あまり選択肢がありません。205なら色々ありそうなのですが、やはり
引っ張りというのはデメリットしかないですよね。215であれば71Rか
NEOVAですが、71Rは減りが早いので、NEOVAに落ち着くんだろうな
とは考えてはいますが…

以上、長文失礼しました。宜しくお願い致します。



臨時休業 引用
2017/3/19 (日) 20:00:26 - TYIZ - pl32745.ag2121.nttpc.ne.jp [1.33.13.233] - No.1489921226

告知が遅くてすみません
明日 20日は
臨時休業とさせていただきます。

従業員一同でお出かけ予定でして
おそらくは
休日渋滞に巻き込まれるんだろうなぁ・・

メーター修理と近況 引用
2017/3/11 (土) 10:42:23 - TYIZ - pl483.ag2121.nttpc.ne.jp [219.102.129.227] - No.1489196543

こんにちは、TYIZです

先日
沖縄のNSXオーナーさんから
メーター2台とパワステギアボックスが修理依頼で送られてきました。

パワステラックは
パワーアシストにガタが出ている定番の症状の修理依頼で
メーターは
自分のAT車と知人のMTのもので
ATメーターの方は焼損しているとのこと。

さっそく到着したメーターを分解してみると
基板から出火してケースが溶けてスゴイ状況。

でも、以前あったDeaDeeさんからの修理依頼品に比べれば
基板の燃え方は程度が低く
このタコメータ基板 ナンとか治せないかな・・と考えてチャレンジ。

実はATのタコメーター基板というのは貴重品でして
シフトセレクトのランプ部分など
MTに比べて実装されている部品が多いから
AT用のタコメーター基板をMT車に流用は出来るけど
その逆は出来ないわけです。

だから
中古を探そうと思っても流通量は少ないし
探すにも時間がかかるし
今後の技術蓄積とチャレンジのため治せるなら治したいな・・
と思って
タコメータ基板から焼けた部品類を外して
炭になってしまったガラスエポキシの基板を瞬着で固めて
焼けたプリントパターンの銅箔を除去して
焼損した部品を交換しつつ再実装して部品間はジャンパーで繋いでいく。。

でも、そもそもブレーキ球切れ警告灯が常時点灯していたから出火したわけで
その原因が確定していなかったから
修理後も警告灯が薄ボンヤリ点いちゃったりで
かなり悩んだけど
やっと原因を突き止めて修理して警告灯回路は復活。

燻製になっちゃってたタコメーター駆動回路部分と
スピードメーター基板も分解清掃して
新品のケースとレンズを使って
メーターAssyは無事に再生できました。
いやあ、これは手強かった。。


もう1台のMT用メーターの方は
楽勝かな。と思って着手してみると
こちらはモジュール基板が壊れていてけっこうヘビー。
でもまあ、
この手の修理は100台以上治しているから問題なく完治。

メーター2台とも予想以上に苦労したから
電動パワステの修理は・・と着手してみると
これはまあ、全然予想の範疇で問題なく完治。


修理依頼のメーターを送っていただくときは
適当な空き箱に入れて送ってもらえれば
仮に輸送中に損傷が生じてもついでに修理しちゃいますが
こちらから返送するときは
キレイに梱包して専用箱で発送します。

今回は
メーター2台とパワステが一箱に入っていて
輸送中にパワステに押しつぶされたりしなかったかなぁ・・と思ったけど
修理完了後は
個別に梱包して沖縄のオーナーの元に返っていきました。



先日
TYIZ号の車検を通してきました。

3月は陸自の繁忙期で大混雑するから
自分のNSXは4月に入ってから車検通そうかな・・と思っていたんだけど
予定していたお客さんのクルマが部品待ちで日程がずれて
予約の枠が空いたので
じゃあ、TYIZ号を通してこよう!と思って陸自へ。

もちろん問題なく通ったんだけど
ちょっと驚いたのが排気ガス。
インジェクター交換に伴いV・Proをリセッティングはしたけれど
CO:0.05% HC:300ppmほどで
2年前の検査時より劇的に排ガスがクリーンになっていた。
(2年前はCo:2.5%ほど・・)
E-(NA1)の規制値では 継続検査時に4.5% 1200ppmが限度値で
フルノーマルなら余裕で通る数値だけど

低速側カムのオーバーラップを増やしたステージ2ハイカムを組むと
アイドリングなど低回転領域で未燃焼ガスが増えるから
どうしてもアイドリングの排気ガス濃度は悪化するんだけど
ハイカム組んでCO:0.05%はかなり優秀。

今回の結果が
リセッティングなのかインジェクター効果なのかは判断できないけど
ガソリンの霧が非常に細かい最新インジェクターの効果も大きい気がするな。

検査ラインを出て
馴染みの検査官に「今日は自分のクルマなんです」と話すと
「あ、ホントだ!もっとしっかりチェックすれば良かった!」と言われたけど
「いやあ、俺のクルマは大丈夫だぜ!」と世間話して帰路についた。


で、翌日KOOさんのNSXを多摩陸自で転入抹消&予備検査通してきました。
こちらもスムーズに完了
ホントは
熊谷陸自で抹消して
そのまま中古新規検査と登録を行えば良いんだけど
遠方陸自に行くのは一度で確実に済ませたかったから
この方式を選びました。

それにしても今月は車検の入庫が多く
来週は陸自に6台ほど持ち込む予定。

気分は車検屋さんだけど
ライトチューンしてあって
ディーラーで煙たがられる様な手を入れたクルマでも
こうして
車検をスムーズに通してくれる業者が有るから
安心して乗っていられるオーナーさんも多いと思うんですよね。

いままた、C32Bを組み立てていて
初期型NA1に搭載するんですが
これも構造変更してE-NA1改にします。

3年ぶりのエンジン始動 引用
2017/3/8 (水) 21:30:55 - nc30 <nishimura.45@icloud.com> - sp49-98-147-45.msd.spmode.ne.jp [49.98.147.45] - No.1488976255

TYIZ様
いつも勉強させてもらってます。
私はまだNSXを持ってないのですが、最近個人で売りにだしてるNSXが見つかりました。
しかし、その車は3年位エンジンをかけていないそうです。
なのでもし購入できたらエンジンをかけないで積載車で自宅まで運ぼうと考えています。
こういう場合はエンジンをかける前にどのような対処をしたらいいか教えて下さい。
車は初期型で、一応車庫保管です。
宜しくお願いします。

2年 引用
2017/3/1 (水) 13:36:48 - TYIZ - pl27126.ag2121.nttpc.ne.jp [119.245.45.246] - No.1488343008

こんにちは、TYIZです

T3TECは
今日が開店2周年です。

今年はお祝いとかはやらない予定ですが
ものすごく慌ただしかった開店時のドタバタから
バーナー全開で急上昇していた様な1年目に対して
じっくり基礎体力を作ってきた様な2年目でした。

設備や工具も揃えてきたけど
メカニックとパートさんが1人ずつ増えて6人の所帯になったことで
色々な作業が円滑に回る様になって(まだまだ人手不足は解消していないけど)
常用するNSXの純正部品を出来る限りストックすることを頑張った感じでした。

NSXをメインに扱っていて
やっぱり困るのは純正部品の供給不安定。

エンジンミッションなど
たくさんの部品を使う作業を行っていて
ささいな部品が1つ足りないだけで作業が中断してしまうというのが
なにしろ効率が悪く
この問題を回避するには
常用する純正部品を出来るだけ買い込んでストックするしか無いわけで
そのために大きなエネルギーを回していた感じです。

工場の上にある現寸場に棚をどんどん増やして
ここにNSXの純正部品をどんどん積み上げていく。

いま、棚が7×3列
ストックは主にエンジンミッションや電装系の常用部品
頻度が多いエアコン修理関連や車検などで消耗する部品類などなどで
ネジ類などを入れるとすでに膨大な数の部品点数だけど

パソコン使って全てバーコードで在庫管理して
社内サーバーにデータを置いて他のPCでも共有できる様にして
1階の事務所からも現寸場の在庫数と置き場所が確認できる様なシステムを構築中。

在庫部品数が順調に増えてこのシステムが動き出せば
作業中に追加部品が出た際にも入荷まで作業を止めずに進められる様になるし
本来交換したかった部品を
自社にもメーカーにも在庫が無いから今回は見送ってそのまま組み立てる・・
という悔しい事態も避けられる様になります。

古いクルマ故に純正部品の供給不安定という難問だけど
「どうせ使う部品なんだから大量にストックしてしまえ!」という考えで行くなら
これは
NSXという単一車種をメインに扱っている強みであるとも言えるわけで

大金が部品に化けて眠っていることになるし
経営的になかなか勇気がいる無謀とも言える方針だけど
NSXとずっと付き合っていこうと思うと
これしか無いと思うわけです。

外装に関する部品はまだまだほとんど買い込んでいないので全然不足だし
今後
どんな部品をどれだけストックしていくのかも考えなきゃならないけれど
とにかく
工場の上に真っ平らな100坪の現寸場が有って良かったなぁ・・
2年前にこの工場を借りられて良かったなぁ・・運が良かったなぁ・・
と、しみじみ思います。


ファクトリーは
ちょっと落ち着いた感じだったから
正月休みに終わらせられなかった自分のNSXのエアコン作業を続き。

TYIZ号は
ずいぶん前に 筑波のビデオ取材で某氏がエアコン回したまま走り回って
コンプレッサーから盛大に異音が出て
リビルトに交換して以来 ずっとR12ガスのままだったんだけど
去年の北海道行きの前にガス抜けが発覚し
去年はガスチャージして逃げたんだけど
さすがにR12ガスも高値で入手困難になってきたし
フルに134aチェンジをしよう・・と
正月休みにダッシュボード外してヒーターユニットを交換し
引き続き
フロントコンデンサーと高圧ガス配管を交換。
ガス漏れは
この、配管とコンデンサーの接続部からだったので
この機会に両方とも交換

で、最終型の134aコンプレッサーに交換し
ガスチャージ。

今月末に車検が切れるから
分解状態の車内も組み立てて陸自へ行って車検通してこよう。

ホントはミッション降ろして追加作業もしたかったんだけど
そこまで時間取れそうも無いので
今回はとりあえずエアコンだけ完結させる事にした。


余談だけど
大久保が工具箱を新調した。
スナップオンの黒いヤツ。
工具が増えて来ていままで使っていた工具箱が手狭になったから買い換えるんだけど
工具箱って
メカニックにとっては宝石箱みたいなモノで
普通の人が見たら
「なぜそんな無骨な鉄の箱に何十万も出すんだ?」と思うけど
箱の中には
もっともっとお金をかけて買い込んだ工具類が入っているからなんだろうなぁ。

私はメカニック専業じゃ無いから
そこまで箱にコダワリは無いんだけど
それでも工具が増えて来て箱が必要になったので
15年以上前にMACツールの安いヤツを買った。
(それでも2段組の箱だけで25万円弱だったかな・・)

でも、大久保の箱を見ていたら俺も黒い箱が欲しくなった。。

そうそう、工具箱の写真撮っていて思い出した。
以前 お客さんから
「NSX」とプリントされた深緑のプラスチック板をいただいたんですが
ディーラーで
取り扱い車種の看板に填まっていたモノだそうで
NSXが絶版になった際
看板から取り外したモノだそうです。
この板が2枚合わせになってまん中に蛍光灯が入っていたんでしょうね。
もらったときは
「これを一体どうせよとおっしゃるの?」と思ったけど
ベルノ店のみに掲げられていた透過光看板なんだから
これも貴重な遺産なのかもなぁ・・と思う様になりました。
そのうち
裏にLEDでも仕込んで透過光看板として復活させてやろうかな。。

まあ、そんなわけで
日々 慌ただしくもけっこう楽しく過ごせています。

今年はもっと面白いモノ作ったり
イベント的な企画を考えたりしていこうと思っています
今後ともよろしくお願いします。

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