そこに気づく方がいるとは(笑)
T3TECツインテールマフラーは
パイプ径とか排気系としての性能は変えていないけど
何度か小変更を行っていて
T3-EX-MF02A2は
テールパイプの内側にテーパーコーンを入れて
テールの焼けによる変色を少なくしたのと
大きな変更は
左前のゴムハンガーに揺動防止の金具を取り付けたところです。
私が理想を追って作ってきたNSXのマフラーは
フロントバンクの触媒を185度回転させて
V6エンジンの前後バンク排気をΦ50パイプで右側で集合
Φ60のパイプで排気を十分な長さ走らせてから
左右サイレンサーに分岐して消音しつつテールへ・・
と、言うレイアウトで
いままでの経験上
これが最も中低速トルクを犠牲にせず最高出力も出せて
なにより6気筒らしい揃った排気音が狙えます。
このレイアウトの弱点は
まず
フロント触媒を180度反転させると出口の三角フランジが若干地面に近づくことで
これの対策に当初から180度+5度回しています。
そしてなにより
マフラーの右で前後バンク排気を集合するため
左側がフリーになるので
個体差や振動熱変形などで 左テールの位置がしっかり決まりにくいんです。
これが何とかならないか・・と考えて
左前のゴムハンガーに 揺動防止の金具を付けてみました。
マフラーのハンガーはΦ10のステンレス棒だから
ここにステンレスブラケットと割りの入ったボスを組み合わせた金具を付けて
テール位置が決まったところでボスの割りをネジで締めると
それ以降 テールの位置がズレなくなるわけです。
我ながら良いアイデアだぜ・・と採用した次第でした。
エキマニ、100セルメタル触媒を含めたこの排気系は
いままで色々作ってきたNSXマフラーの集大成だと思っていますが
まだ、試してみたいこともあるので
そのうち T3-EX-MF02B・・とかを作ってみたいと思っています。
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