絶版に伴って
修理対応を迫られることになったエアコンコンピュータですが
基板の修理はこれから追い込んでいくとして
修理したあと
どうやって動作検証を行うか?
これが難題で
NSXのオートエアコン制御の仕組みやら配線をもう一度理解して
卓上で動作確認出来ないものかと考える。
なにせ
基板を修理する度に
自分のNSX分解して取り付けてテスト・・じゃあ
面倒すぎるし
なにより
オートエアコンの動作検証だから
設定温度と室内温度、外気温に対して
ヒーターコックの動作とブロア風量制御が適切に行われるか?
これを試そうと思うと
寒い状態と暑い状態で
エアコンとヒーターが適正制御できているかを試す必要があるわけで
車輌に取り付けテストの方法では
ワンシーズンでの検証では不安が残るわけです
やっぱり
ヒーターユニットと繋いで
温度は疑似信号を入れて動作検証するしか無いな・・
で、去年作ったヒーターユニット検証機を
バージョンアップすることにしました。
ヒーターユニット検証機は
リビルド再生したヒーターユニットをスタンドに載せて
エアコンコンピュータとブロアファンを繋ぎ
吹き出し口の切り替えや
各アクチュエーターのスムーズな動作を確認するために作ったんですが
いつか
エアコンコンピュータのテストをすることになったら
検証機としてバージョンアップ出来る様に考えてあったんだけど
まさかホントにやることになるとは・・
実は
エアコンコンピュータの絶版は唐突でけっこう慌ててるんです。
検証機に載ったヒーターユニットとブロアに
修理したエアコンコンピュータ基板を繋いで
外気温、内気温、水温、エバポレータ温度は
ボリュームで作った温度信号を入れてみて
ヒーターユニットの動作を見てみると
オートエアコン温度設定25度で
エンジン水温80度 外気温10度未満 内気温10度未満の
外も車内も寒いぞ・・の温度信号を入れてみると
ヒーターコックが開いて温風を出す様に暖房制御されて
同じ25度設定で
外気温40度 内気30度以上の
暑いぞ・・という温度信号を入れると
ヒーターは閉じて 正面から冷風が出る制御になる。
外気温が低い条件で温度設定を32度にすると
ヒーター全開で足元から強風
うん、OKOK データを取っていけば
この方法で温度制御の検証は出来そうだ。
で、引き続き
コンプレッサーのオンオフ信号などを検証したくて試したんだけど
どうやら
エンジンの回転信号をエアコンコンピュータに入れないと
全ては動かないことが分かった。
そりゃあ、エンジン始動前にエアコンクラッチは繋がってないよな・・
う〜ん、回転信号のパルス発生器が必要か・・
やっぱり卓上検証は簡単じゃあ無いな・・
もうちょっと悩んで
検証機として完成させていきたいと思ってます
でも 難題だった
エアコンコンピュータの温度制御の動作検証が
季節に関係なく卓上で出来るようになったので
まずは一歩前進。
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