こんにちは、TYIZです 明日は T3TEC開業10周年 予定通り ちょっとイベントやります まあ、ファクトリーの紹介とか この10年で作ってきたNSXパーツとか 並べてみようと思っています。 開店は通常の午前10時からですが 幸い T3TECがある工業団地は 土日休みの会社が多いから 前の道路に駐車しても大丈夫だと思うのと 従業員用の駐車場で10台ほど空いています。 >bunbunさん 電車で来る方がいれば 八高線 金子駅まで送迎しますので お気軽に電話ください。 私は来客の対応してると思いますが メカニック達はヒマしていると思うから 送迎は全然OKです 実は 土日来られないから・・と 先週から遊びに来てくれた方が何人かいました。 10周年記念の件は あまり大きく告知していなかったんですが 取引先銀行の所長さんやらもお祝いに来てくれた。 ありがたいことだなぁ。
TYIZ様 昨日、新潟市からメンテナンスのために入庫した者です。昨日はお忙しい中、ご対応して頂き、ありがとうございました。 昨日はたまたまいい天気で、湯沢〜関越トンネルを抜けるのもノーマルタイヤで行けましたが、関東も含め、今日からまた雪マーク・・・。昨日、持って行くことができて本当に良かった。 これから車検とメンテナンスでお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
TYIZさんを始めT3TECスタッフの皆様、 2日間にわたり大変お世話になりました。 先ほど無事帰宅しました。 おかげさまで楽しい2日間を過ごさせていただきました。 改めまして、10周年本当におめでとうございます。 そしてこれからも、どうぞよろしくお願い致します。
TYIZさんはじめT3ファクトリーの方々、10周年おめでとうございます。 この10年で色々な事があり、新しいことへの挑戦よりも 課題の方が増えてしまったような気がしますが 今後もT3ファクトリーの発展を願っています。 今日明日は混雑しないか心配です(汗)
TYIZさん、こんにちは。 金子駅まで送迎OKとのことで、ありがとうございます。 ただ、明日は天気も良さそうですし日頃の運動不足解消も兼ね、 歩いて行こうかなと思っています。 >かっちゃん 様 2006年にパワステラックを購入させていただいた、 山口県のbunbunと申します。おかげさまでパワステは今も問題なく 使用しています。その節は大変お世話になりました。 日曜日にいらっしゃるのですね! 自分は図々しくも日曜日もT3さんにお邪魔するつもりで、 ぜひご挨拶&約19年越しのお礼をさせていただけたらと思いますので、 どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
おお〜かっちゃん 待ってるぜ。 YASさんとKooさんを誘い忘れたなぁ 来てくれるかなぁ。
僕は日曜日に行く予定 よろしくお願いします
>返信を閉じる<
お世話になります。 NA1に後期のリアアンダーディフェイサーを取り付けていますがステーが前期のままでしたので12-SL0-010を購入しました。64412-SL0-305との違いは何でしょうか?因みに64812-SL0-010も購入済です。
すでに後期用を購入済みなら 前期用と比べてみれば一目瞭然でしょうけど 後期リアアンダーは クリップを付ける位置が異なるので 前期用金具64412-SL0-305にステーを溶接して位置変更してありますね。
NSXのエンジンを降ろす際 現在のT3TEC流では 〇ミッションを降ろす 〇リアメンバーAssyを取り外す 〇エンジンにエンジンスタンドを取り付けてボディと分離する https://www.nsxnet.com/factory/er.files/frame.htm と、言う方法で行っています。 この方法のメリットは 重量物を分離しながらボディから外していくので 安全性が高いことと リアハッチなどを外す必要が無く メカニックが一人で安全にエンジン降ろし作業を出来ること。 この、リアメンバーをボディから外す際に使うのが リアメンバーを支えておくスタンド 通称ヤグラです。 これの1号を作ったのは10年前になります http://tyiz.jp//NSX/BBS/bbs/bbr.cgi?page=54#1430482656 当時のエンジン降ろしメンテナンスは エンジンミッションをリアメンバーごと降ろして ヤグラに乗せて整備を行う・・というスタンスでした。 200キロ以上のパワーユニットとリアメンバーを載せて 整備を行うために ヤグラ1号はかなりの剛体で作ったんですが 現在エンジン降ろしメンテナンスを行うほとんどのユーザーは シリンダーヘッドのOHを同時に行うパターンが多く エンジン単体で降ろすことになったので ヤグラにはリアメンバーAssyのみしか載せないんです。 10年経って T3TECもメカニックが増えて エンジン作業が数件 重なることが増えてきて ヤグラを使ってリアメンバー脱着する作業が重なるので もう1台作ろう・・というわけで2号を製作することにしました。 当時「1号」とネーミングしたのは 違うレイアウトの2号か進化版の製作を想定していたんだけど 10年経って ホントに2号を作ることになるとはなぁ。 櫓2号はエンジンミッションを載せたままにすることを想定しないので 1号ほど剛性はいらないから 大幅に軽く作ることを考慮して サイドバーは薄肉ステンレスパイプを使うことにして バーの両端金具は何か良い物が無いかな・・と探して 産業用のエアシリンダー先端金具でちょうど良いサイズを見つけて これを旋盤で削ってパイプ内径に合わせて差し込んで溶接。 リアメンバーとの位置決め部分は スプリングで上下するピンを仕込んでみて これで メンバーとヤグラの位置合わせが非常に楽になった。 そんなわけで 完成した櫓2号は非常に軽い でも実は十分剛性があってエンジンミッションごと載せても大丈夫そうだ。 現在のT3TECでは 1年に20台以上のペースでエンジン脱着を行っているから 10年前に作った1号と並べてみて いままで このヤグラを使って何台のNSXのエンジンを降ろしたかなぁ・・ これから何台のNSXのエンジンを降ろすんだろう。 でも、ヤグラが2台あれば快適性と安全性は向上するな。 と、思った次第でした。
何時もお世話になります。ナビが壊れたので交換しようとしているのですが GPSアンテナを出来るだけ目立たないように取り付けようとするとどこが適して いるでしょうか。過去ログを見るとリアのヒューズボックスの上に取り付けられていて この位置なら感度は問題なさそうですがケーブルの長さが足りるかどうかが怪しく オルタネータ周辺の空間が熱の問題がなければ良さそうです。或いはダッシュボード 周辺で感度を損なわず上手く目立たないようにするなら何処が良いでしょうか。 よろしくお願いいたします。
時計の奥ですね。そこであれば設置しやすそうです。 試してみます。ご返信ありがとうございました。
GPSアンテナをエンジンルームに置いていた頃は トランクにナビ本体を設置していた頃ですね 私は現在 時計の奥 鉄パイプとダッシュボードの間に仕込んでいます。
いつも拝見しております、タイヤでご助言ください。 NA1クーペでAT→MT乗りの者です。岡崎市の有名ショップさんで行いました 今回17インチへ、アップする事になりました。 F215 40 17 R255 40 17 で探しています。 サーキット、雨天走行無しです。 乗り心地はハードな物は避けたく… よろしくお願いします。
ご助言ありがとうございます。 ヨコハマタイヤは未経験なので、候補に考えてみます! ありがとうございました。
タイヤは 求める条件が様々だから 良いアドバイスはできませんが 私はフレバ使って気に入ってますけどね。 レスポンス悪いしNSXの性格には合ってないと思うけど。
純正が長期欠品の後 大幅値上げになってしまったクラッチペダル。 一昨年 Type-R互換形状のペダルを作って AT→MT換装や クラッチ交換の際 R仕様への変更などで使ってきて 合計40個作ったペダルが完売で 先日追加製作しました。 今回も20個。 部材は加工屋さんでレーザーカット&プレスで作ってもらって 私が溶接組立して メッキ屋さんで黒クロメート処理してもらって ブッシュなどを組んで完成させるんだけど 2年間で40個も売れちゃうとは思わなかった。 だけど 去年辺りから ペダルに限らず 金属材料も機械加工部品もどんどん値上げになってきて T3商品も色々価格見直しをさせていただきました。 純正部品ほどの価格上昇では無いけれど これも世の流れなんですよね。 そんなわけで 20個作ったクラッチペダル 依頼されてるMT換装だけで半分くらい使っちゃいそうだから もしかしたら来年 また作ることになるかもなぁ。
お忙しいところすみません。91年式NSXの社外マニつき車両のO2センサーを交換したのですが エラーコード41と42が自己診断で出たままになっています。 O2センサーの延長配線がどこかの整備工場が手製で作ったもののようでどこかで被覆が破れたりしてショートしている可能性があるのですが、テスターで調べる場合、どのようにテスターをあてて調べればよいでしょうか?
O2センサーは 黒配線が2本あるから 配線を切って延長してしまうと判別が難しいので 専用に作った延長コードを使った方が良いでしょう。 https://www.nsxnet.com/parts_detail.php?pid=8663 センサーと延長ハーネスを交換しても O2センサーエラーが出るなら もしかしたら ECUが壊れているかも知れません。 O2センサー配線には 内部ヒーターへの給電があるので これをボディアースに落としたりすると ECUが壊れることがあるんです これで壊したECUの修理は 私もやったことが無いです。
いつも大変楽しく拝見させて頂いて下ります。 バッテリー充電の充電方法ですがエンジンルーム内のヒューズBOXの所につないでバッテリーを充電する事は出来るのでしょうか? お忙しい所申し訳御座いませんが宜しく御願い致します。
マイナス接続部は インマニ スロットル取付部にクリップを付けます M8ボルトの頭とインマニの突起部をクリップする。 バッテリー上がり時に 大電流が流れるブースターケーブルを付けるんだったらここです。 充電の電流くらいなら ボディアースでもエンジンの適当な金属部でもいいけど スロットル本体には繋いじゃダメです。 スロットルはインマニと直接繋がってないので 大電流流すと アクセルワイヤー経由で電流が流れるので危険です。
お返事有難う御座います。 ヒューズBOXの+端子から充電する場合は−はどこに接続すれば宜しいでしょうか?
エンジンルーム ヒューズボックスの中のプラス端子ですよね ここは 太いケーブルでバッテリープラスと直結されているので 充電は問題ないです。 ただ、 端子電圧を厳密に計測するような すごく高性能な充電器だったりすると バッテリーから遠いことが何か影響する可能性はあるかもしれません。 まあ、充電電流はせいぜい20A未満だろうから 充電自体は問題ないです。
お世話になっております米澤といいます(以前、ATミッション交換、ALB後期交換等、EPSラック交換等を行ってもらいました) さて、今回は、TCSチェックランプ点灯についてです。はじめの症状は、3500rpmぐらいでTCSチェックランプ点灯で、ディーラーに入庫したのですが、診断等を行っている間に、TCSチェックランプ常時点灯(リセット後も)になってしまいました。ディーラーからはTCSコントロールユニットとスロットルアクチュエータの交換を提案されました。しかし、TCSコントロールユニットは「ゴソウダンパーツ」になっていて受注可否/納期不明とのこと。ひとまず、メーカー問い合わせを入れてもらっているところです。 そこで、ご相談なのですが、 1.TCSコントローラの修理は可能でしょうか? 2.仮にTCSを無効化した場合、車検を通すことは可能でしょうか? 3.他に解決案があれば、ご教示願います お忙しいところ恐縮ですが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
TYIZさん、お忙しいところ早速のご返信ありがとうございました。 ディーラーからの連絡では、TCSコントローラのパーツ価格が約18万円とのことでした。 TCS無効化でも車検通過に問題はないとのことであれば、 費用対効果で考え、TCSについては無効化の方向で検討しようと思います。
NSXのTCSは お世辞にも優秀じゃ無いし 自己学習しないからタイヤサイズを変更すると 動作が狂ってしまうので うちのお客さんでは TCSを動作しないようにしてしまっている人が多いです。 私もTCS嫌いだから 20年以上前に撤去しちゃいました。 動作を止めるには 助手席背面にあるTCSコントロルユニットから コネクターを抜いてしまうだけでOKで これは 車検では問われない装備です Type-Rには付いてませんからね 故障していて警告灯が点いているのは気分悪いので 止めちゃった方が良いかと。 タイヤを社外品に交換して外径が変わっていると TCSは誤動作するので ちょっとリアが滑っただけで勝手にアクセルを閉じられるので 怖い目に遭った人は多い。 私もこれがイヤで外した次第です。 と、いうわけで 外したことはあるけど治したことが無いんです。
おかげさまで 来月 3月1日で T3TECは開業10周年を迎えます。 この掲示板も56ページになって この10年 ホントに色々なことがありましたが 開業したのもつい先日みたいな気もします。 多くのお客さんに支えられて 10年間 大きなハプニングも無く順調に運営してこられました ホントにありがたいことです。 まるで狙ったように 今年の開業記念日3月1日は土曜日ということで 3月1日、2日の土日で 開業10周年記念のお祝いをやろうと思っています。 大々的に何かやる!と言うほどでは無いんだけど 現在の設備や作業状況の見物とかできる様にしておきますので 10年経った T3ファクトリーの状況をぜひ見に来ていただければと思います。 この2日間で依頼されたT3商品と工賃の割引とかも行う予定です。 常連さんはもちろんですが まだ当ファクトリーに来たことがない方 是非 お気軽に見物に来て頂けると嬉しいです。 誰も来ない閑古鳥・・は怖いので ご都合の付く方は是非。
TYIZさま、ファクトリーのみなさま 10周年記念 おめでとうございます。 遠方+時節柄、お邪魔することができずに残念です。 こちらの掲示版の更新を楽しみにしているオーナー、業界関係者が 多数いることと思います。 古い車は過去の修理歴など、個体差が大きく、オーナーがある程度の知識 を持っていないと車両の維持も難しいですが、こちらの掲示版などで情報を 入手できる事は、大変心強いことと感じています。 TYIZさんもたまに掲示版で現役云々のコメントをされていますが、生涯現役で ご活躍されることを願っております。 TYIZさん、ファクトリーのみなさんのご健勝とご多幸を願っております。
10周年おめでとうございます。 30年目のリフレッシュと言うことでブレーキ、エアコン、燃料系の作業を香取さんとやり取りさせていただいております。 豊泉さんのご意見もいただきたく1日にお伺いして正式に決めたいと思いますので宜しくお願い致します。 NSXで溢れて駐車できないのではないかが心配ですが・・・・・
>bunbunさん わざわざ来てくれるとは嬉しいですねぇ。 お構い出来ないかも知れませんが 遊びに来てください >湘南太郎さん ご都合付けばぜひおいでください。 展示と言ってもナニを引っ張り出そうかな・・と思ってるんだけど 昨年の鈴鹿へ持っていった物とかかなぁ。
TYIZさんファクトリーの皆さん、10周年おめでとうございます。 T3TECさんには、パワステ修理、AT→MT換装など幾度かお世話になっています。今の所は整備書でなんとか都度解決していますが、想定外の故障発生を考えると、最後の駆け込み寺として頼りにさせて頂いております。 普段はお仕事の邪魔になるといけないので訪問を控えていますが3月1〜3月2日の当日は、久しぶりに工場も見たい事もあり迷っているところです。 もしお邪魔した際には宜しくお願い致します。それでは10周年をお迎えになる事を祝し失礼いたします。 茅ヶ崎K
TYIZさん、こんにちは。 3月1日、2日お邪魔します! 閑古鳥ということはないのでは(笑) 多くのNSXが殺到することと思いますので、 今回は空路でお伺いします。 たくさんのお客さんの参加で10周年を祝えるといいですね。
1年前にリアビームの互換性の件で回答をいただありがとうございました。 今回はドアミラーのスイッチについてのご相談させてください。 ドアミラーのスイッチの一部が動かなくなりました。 ドアミラーのスイッチの稼働場所は、上下左右とそれぞれの斜めですが、動かなくなったのは右斜め上の部分です。 今、ドアミラースイッチは絶版となっているため、スイッチ単体でそちらへ送って治すことが可能でしょうか? ご返事をお待ちしております。
回答ありがとうございます。 やはりリスクが高そうですね。 諦めて2方向で動かすことにします。
確かに リモコンミラーのスイッチは絶版ですね。 滅多に壊れないけど 故障事例はあります でも、今回の状況は 上下左右個別には動くわけだから とりあえず、深刻な状況では無いわけですよね。 ドアミラーの配線は上のイラストのようになっていて ミラーを斜めに動かすには 上下モーターと左右モーターを同時に動かすから可能なわけで おそらく スイッチ内部の物理的な問題だと思うけど 私もこれを修理したことがありません。 分解して治せるかもしれないけど もしかしたら 完全死させてしまって弁償も出来ない・・ と、言う状況になるかもしれないので 非常にリスクが高いです なので 実用上問題状況なら あえて修理チャレンジしない方が良いと思います。 どうしてもミラーを斜めに動かす頻度が高くて 費用の問題では無く修理したい・・と言うことなら チャレンジしてみても良いですけど。
こんにちは、TYIZです。 実はずっと試作実験を繰り返していた MT仕様タコメーターパネル印刷が完成しました。 NSXをAT→MT換装した際には ぜひ交換したいのがMT仕様のタコメーター。 ご存じのようにタコメーターは ATとMTでレッドゾーンと シフトセレクト表示の有無が異なるので AT→MT換装したのなら タコメーターもMT仕様にしたい・・と思うのは当然なんだけど 初期型のMTタコメーターはとっくに絶版入手困難で T3TECでは MT換装の際には130型以降のタコメーターパネルを使っていたんですが こちらも絶版で 昨年在庫もなくなりました。 なので 今後のためにMT仕様のタコメーターパネルを作ってしまおう・・ と思って検討開始したのは3年以上前なんだけど 純正メーターパネルはタコ・スピード共に非常に凝った作りで これと遜色ないクオリティで メーターパネルを作るのは極めて困難なことなんです。 NSXの純正メーターパネルを裏から見ると 複雑な印刷がされていることが分かります。 透明なプラ板の裏には 遮光ブラック、透過グレー、透過ホワイト、 それにスクリーントーンみたいな網掛け印刷が重ねてあって 最も厚いところは4層くらいに印刷が重なっています。 表面は 文字の透過オレンジ、透過ホワイト、艶消しブラック、レッドゾーンの赤 こちらも4層印刷です。 何のためにこんな構造なのかと言えば メーターケースの中の豆電球で 均等にムラ無く 文字を透過光で美しく表示させるためで 両面8層のシルクスクリーン印刷という驚きの作りになっています。 多くの社外品 300キロスピードメーターなどが 順光でもパネルの色が純正と違っていたり 夜間照明で透過光の文字にムラが生じていたりするのは この、印刷が適切に出来ていないためなわけです。 でも、T3TECとしては できる限り純正クオリティなタコメーターパネルが欲しくて メーター印刷が出来る数件の業者さんと相談してきたんですが 見積が法外な金額だったり 試作してもはなからクオリティが無理だったりで なかなか依頼先が見つからなくて 物は試し・・といつもT3製品のアルミ板などに シルク印刷をしてもらってる業者さんにパネルを見せて相談してみたら 「スゴいねぇ・・ 透過光の重ねシルク印刷ですね これは昭和の時代の職人芸で、失われた技術ですね・・」 とのこと。 いまの時代では UV硬化のインクジェットプリンターで塗り分けが出来てしまうから こんな面倒な重ね印刷をしなくても良いんだそうで 印刷してインクが乾いてから次の層を重ねて印刷して・・と言う シルク印刷の重ねとか 位置合わせ精度の難しさや時間がかかる手法は 過去の技術になっているんだそうです。 でも、NSXのメーターケースに組み込んで綺麗に夜間照明させるには 同じ技術で作ったメーターパネルが必要なわけで 何とか出来ないか・・と相談したところ 取引先にこの手がまだ出来る工場があるから相談してみましょう・・ と、言うことになったんだけど 「両面は勘弁してくれ 特に裏面の複雑な印刷は再現が困難」 と、言われて 「じゃあ、表面のみで良いから何とかやってみて欲しい」 と、頼み込んで依頼を受けてもらいました。 タコメーターパネルはATとMTで裏面の印刷は同じで 私の手元には 中古のATタコメーターパネルが複数有ったので 裏面に傷を入れないようにしながら 表面の赤、黒、白、オレンジ の積層印刷を全てを消して 表面のみ再印刷を工場でやってもらえれば良いな・・と思ったんだけど この、表面のみ印刷を除去・・と言うのもなかなか大変で苦戦・・ 色々実験して やっと良い方法を見つけて 手元にあった数枚のATパネルを表面印刷除去して印刷業者に渡す。 後期やRと同様に 文字盤の真ん中にあるTCSのランプ枠は無くすことにしました。 表面印刷のみとはいえ 文字のホワイトと下のオレンジ これの色の濃さと厚みで透過光は変わってしまうわけだから 調色しながら試作品を何度も作って これなら概ね満足か・・と言う状態までたどり着いたのは去年末 文字盤のベース色 艶消し黒も意外に難しく ほとんどの社外メーターは 黒の色とか粒状感 反射の具合が不満なんだけど 今回のタコメーターパネルは文句なしに再現できました。 いやあ、ずいぶん時間かかったけど 純正に近いクオリティでMT仕様タコメーターパネル改造が出来た。 これで今後も NSXのAT→MT換装作業を続けていくことが出来ます。 (純正ATタコパネルを下取りで再印刷していく方法です) それにしてもNSXの部品は メーター1つでも じっくり見ていくともの凄い手間と拘りで作られていることに感心します。 これは ホンダの依頼もあったんだろうけど 製作メーカー「日本精機」の拘りがビシビシ感じられる作りで あの時代 「いまできる目一杯の物を作る」という技術屋の意気込みを感じます。 だからこそ そこに、安直な技術で作った出来の悪いパネルを組み込みたくなかったんです できる限り拘ってみて これくらいのクオリティなら純正と遜色ないかな・・ と、言う仕上がりを追ってみました。 MT仕様のタコパネルは出来たけど これを組み込むためには メーターをバラして 針を抜いてパネル交換し 基板に回転信号を入れながら針の位置決めをしつつ再び圧入 と、言うプロセスになるので 機材が無いと出来ない作業だから このパネルは単体販売の予定は無いけれど 過去にMT換装してタコメーターがATのまま・・の車輌に関しては メーターAssyでお預かりして パネル交換と補正作業を行う依頼を受けていこうと思います 今回は タコメーターパネルの再現を行ってみたわけですが 昔 若気の至りで社外品の300キロスピードメーターにしてしまったんだけど パネルのクオリティが低く 純正180キロに戻したい・・という声は多く いつか スピードパネルにもチャレンジしてみたいと思っていますが 社外300キロパネルに変わってしまっている場合 今回のタコの様に 裏面印刷を再使用・・は出来ないだろうから 透明なポリカの板の 両面に純正クオリティで透過光印刷することを求められるわけで これは非常にハードルが高いと思います。 でも今後 こういった再生技術も求められるんでしょうね。 何はともあれ MT換装のタコメーター問題がクリアできて良かった。
こんにちは、TYIZです 年明け早々 入庫と来店打ち合わせ それにメーターの修理依頼が重なって 黙々作業をしています。 メーターは修理依頼で頻繁に届くわけですが 届いたときの梱包の仕方はスゴく個性があります 弱そうな段ボール箱に グシャグシャの新聞紙を押し込んだホントの簡易梱包で届くこともあるし ビニール袋と布と梱包資材で厳重に包まれて届くこともある。 T3TECでは メーターが入るちょうど良い段ボール箱を作っておいて メーターに適した梱包で送り返すことにしています。 海外から修理依頼でメーターが送られてくることはあるんですが 今回 香港から届いたメーターは梱包がスゴかった。 大きな電気オーブンの段ボール箱が届いて 開けてみると メーターの回りに手作りの梱包資材が押し込まれていて その位置や向きまで指定が記入されている。 これは厳重だ・・ メーターは 日本仕様の初期型クーペだったから 後年 輸出された車輌なんでしょうね。 一度は日本で登録されたNSXが 遙か遠い異国の地でメーターが故障して メーターだけ再び日本に送られてきて修理・・ 今後 こう言う機会は増えるのかも知れませんねぇ。 メーターは精密機械だから 厳重に梱包するに越したことは無いけれど 実は自動車のメーターって それほどヤワなモノじゃ無くて かなりの振動や衝撃に耐えられる構造になっています。 そりゃあ 自動車に取り付けられて 振動やら温度の急激変化とかに耐えるわけですからね。 でも、色々な梱包を見ると オーナーやクルマ業者さんの クルマに対して扱いの表れが見えますね。 栃木まで積載車で引き取りに行ってきたんですが T3TECは積載車持っていないからレンタカー。 今年こそは積載車買おうか!と計画していたら なにやら 積載装置の基準が変わるとかで いま、注文が止まってるんだそうで また、数年間は レンタカーで借りることになりそうです。 まあ、オリックスが近くにあるし 維持費を考えるとレンタカーの方が経済的なんですけどね。 フル新品6速ミッションの組立を行ってます。 本当は年末に2機くらい組み立てようと思ってたんだけど 忙しくて手が出なかったので ここで Type-R仕様を2機 4.4ファイナルLSD仕様を3機で 5機まとめて組立作業 6速ミッションは まだ10機以上注文をもらっているので 今年も順次組み立てていきます。 純正部品が一部 欠品があるけれど いまのところなんとか手に入って ご依頼であればフル新品6速ミッションを組み立てできますが 今年 純正部品が大幅に値上げになったので 完成ミッションも価格改定することになりそうです 今後も 部品価格は上がり続けるでしょうし 下がることは無いでしょうからね。 それにしても6速ミッションは 以前はR仕様よりOS・LSD仕様が10万円くらい高かったのに 純正部品価格がどんどん上がって とうとう 同じになっちゃいました。 そのうち 純正仕様の方が高くなるのかも知れませんねぇ・・ OSの4.4ファイナルLSDキットも昔に比べて値上げになったけど 純正のデフとファイナル部品の値上げの方が急激で大幅なんです。
TYIZ様 初めましてTABUと申します 先日タイトル名パーツの02R用を某オークションで入手したのですが、 当方は1991年製のため、ワイパー側のカプラー・コネクターが合致しません。 何とかカプラー・コネクター部分のみを入手し、繋ぎたいと思いネット検索をやりましたが見つけることができません。 恐れ入ります。この部分のメーカーや部品番号等分かりましたらご教示願えないでしょうか。 よろしくお願いします。
レッドNSX様 貴重な情報ありがとうございます。
横からすみません 私も結構純正カプラーには困ってましたが https://www.hi-1000.com/commodity/connectors-top.html 大体ここで入手しました。 どのような形状かはわかりませんが お役に立てれば幸いです。 TYZさま いつも時間を割いていただいて色々ご教示ありがとうございます 色々と参考になることが多くて助かっています
TYIZ様 ご回答ありがとうございます。 古い方もストックとしてキープしておきたかったので、ユニット自体をいじらずにと考えてご質問させていただきました。 年始の大変お忙しい中のご回答本当にありがとうございました。
ワイパースイッチのコネクターですよね これは 単品で買ったことが無いので どこで手に入るかは分かりません 02R用を初期型に移植したことは無いけれど そもそもコネクターは初期型と違うんでしょうか。 だとしても いまのスイッチからコネクターを外して移植すれば良いと思いますけど。 Fマチック用ワイパースイッチを初期型に移植して クルコンスイッチとして使う場合には コネクターのピン数が違うので Fマチック用スイッチのカプラーから配線を抜いて 初期型用のコネクターを移植して使っていました。
明けましておめでとうございます。 例のごとく 1月2日は自分のNSXの整備作業で まずは軽作業。 そんなわけで 2025年の始まりですね なにせ 去年は身辺慌ただしすぎて 出来なかったことも多いんだけど 作ってみたい物とか考えてることはあるので 今年もよろしくお願いいたします。
T3ファクトリーは昨日が営業最終日で 今日は大掃除 ついでに エアーコンプレッサーとリフトのオイル交換 T3ファクトリーのエアーコンプレッサーは 5馬力のパッケージタイプを中二階に設置してあります。 この工場を始めるとき 5馬力はオーバースペックかな・・と思ったんだけど スタッフが増えて 同時にエアー使用量も増えてきて この大きさを設置して良かったなぁ・・と思う。 ファクトリー開業初期に導入したメインのリフト3機は HESHBONというメーカーで これも作動油の交換 だけど こうした産業機械のオイルは 燃料を燃やしているわけじゃ無いから 自動車のエンジンオイルみたいには汚れてこないんですよね。 NSX専業として2015年に起業したT3ファクトリーは 来年3月で開業10周年になりますが おかげさまで ここまで 順調に成長を続けてこられました。 3月には 何らかの感謝祭みたいなイベントをやろうと思っているのですが まだなにも決まっていません 2015年の開店記念の時みたいに 多くの方が遊びに来てくれたら嬉しいと思っています。 そんなわけで 2024年が終わります 今年は車検の当たり年 車検は何台通したのかな・・と数えてみると NSXだけで約100台 そりゃあ、常に車検整備が入っていたわけだ。 T3TECで行う24ヶ月点検は NSX専用に作ったチェックシートに従って行う方法で ほとんど1日がかりで点検しているから 進行ペースが遅いんです。 なにせ 30年以上経過したクラシックカーなので ウィークポイントを中心にじっくり検証していく。 なので 車検専門業者みたいに1日数台・・というペースは考えられないんだけど 経年老化と個体差が激しいクルマだから 仕方ないですね。 今年ファクトリーで行った大きな作業を数えてみると エンジン降ろしメンテナンスは17台 C32B換装が数台有ったので ファクトリーでは常にエンジンは降ろして重整備作業を行っていた。 AT→MT換装は8台 実は依頼はまだまだ溜まっているんだけどこなしきれませんでした。 夏頃は 予想通り エアコンの重整備で大忙しだったのと 作業渋滞が生じて預かり車輌が満車になったりご迷惑おかけしました。 で、メーター修理の台数は・・と数えてみたら今年1年で84台。 T3TEC開業から通算では795台 我ながらよくやったな・・ それ以外には 振り返ってみると 様々な部品の絶版宣言が出て大慌て・・という印象が強く 後期ABSモジュレーターと エアコンコンピュータの絶版宣言には驚いて慌てたんだけど どうやら 純正部品を再製作&再供給する計画が始まりそうで まだ詳細を発表する段階では無いんだけど 来年 大きな話題になる・・かもしれません。 これが 9月のイベント NSXオーナーズデイで ホンダの方からもらったすごくおもしろい話でした。 オーナーズデイ2025は もしかしたらモテギ・・かもしれないとのことなんだけど この手のイベントをモテギで行うのはハードル高いみたいです と、なると また鈴鹿かな。 呼んでもらえるのは嬉しいんだけど ナニを展示したら良いのかを思うと気が重い・・ 今年も6月にはNSXで北海道ツーリングへ行きました。 でも、イベントがらみで日程とルートが縛られたから 長かった割りには移動が忙しかったので 来年も行けたなら 気ままなルート計画でツーリングしてみたいですねぇ。 3月には TAFMeet2024があって 一応 最終回でした。 毎回ゲストで来てくれるホンダのOBさんや主催の船橋さんもご高齢になってきて ここで一応最終回・・と言うことにして 来年 後継イベントが出来るとしたら 少し趣向を変えて開催するかも・・と言うことです。 そんなわけで 今年1年 ありがとうございました。 また来年も NSXの整備探求を続けていきたいと思います。
本日無事にトランスミッションを積んで帰れました。 お陰様で車内がオイルで汚れる事はありませんでした。 元々車をカスタマイズして乗るタイプでなく、ミッションの換装など関心が無かったのですが、今回気が変わってミッション・クラッチ等を交換して車が面白い方向に変わったと思います。 換装の間、何も思わずに乗っていたMR2が、今のNSXに乗ってからは動きを鈍く感じます。 来年のエンジンの整備も楽しみです。
もう10年ですか。懐かしいです。
TYIZさん、今年も大変お世話になりました。 フレーム修正その他整備、誠にありがとうございました。 もうこのNSXは一生の宝物です。 22年前、手に入れた時はとてもミントコンディションとは言えない状態。 いつかこのNSXを高根沢工場をラインオフした頃の姿に戻したい… ようやく今年その夢がかないました。 また来年も、これからも末永くよろしくお願いいたします。
TYIZさん。 チユーブ,フイラーネツク(17651-SL0-※※※)の再販やT3TEC様で互換品の製作も無理なのでしょうか。 ガソリンタンクを降ろして整備したいのですが、 このチューブが破損して再使用不可になるのが怖くて中々作業に踏み切れません。 切実な悩みです。
TYIZさん。 返信ありがとうございます。 ガソリンタンクは供給するが、このチューブは廃番ということはメーカーもそんなに劣化しないと考えているのですかね。 来年の部品供給再開の中にあることを切実に願っています。 良いお年をお迎えください。
はい、これはホントに切実です だけど実際のところ タンクを降ろすときにこのチューブが破損することは極希だと思います うちでは 後期型を加工して使っていますが これも在庫限りで絶版なので タンクを外す際に 基本的には再使用 裂けてしまったり破損した場合には在庫品を使う・・ と言う方法で逃げています。 他車種流用で同径同形状のものが見つかれば良いんだけど いまのところ見つかっていません。 ゴム部品というのは 経年変化が確認出来るまで非常に時間がかかるから 安易に作れないんです。 まして ガソリンに触れるホースですからね もし、5年でボロボロになっちゃったら 大きな事故に繋がりかねないので これが作れるのはメーカー系だと思います。
いつもお世話になっております。 私のNSXは重ステで、パワステと違いトラブルが無さそうなのはメリットと考えていましたが、 先の「パワステ トルクセンサー」の方で「マニュアルラックもメーカー在庫限りで絶版の方向」とのことでした。 重ステの方も経年劣化等による不具合事例は発生しているでしょうか。
ピニオンが割れたときは とりあえず操舵は出来たんだけど ハンドル回したときにガクガクッと引っかかりが生じたんだと思いました。 恐ろしいですね・・
ご回答ありがとうございます。 今のところ中立付近の左右ガタはなさそうなので、少し安心しました。 パワステで悪いと言われるステアリングのフルロックや据え切り、車庫入れ時の重いステアリングに抗う 腕力頼みの切り回しは、マニュアルラックのラックガイドとラックシャフトの摩耗にやはり悪影響でしょうか。 ピニオンギアが割れた事例、は恐ろしいですね。ハンドルが全く効かなくなるのでしょうか。
当然 マニュアルラックも使い込んでいれば消耗します。 上のイラストの様な構造で 常に 10番のラックシャフトを6番のピニオンに押しつけているわけだけど 4番のラックガイドとラックシャフトが摩耗します。 すると ハンドル中立付近で左右のガタが大きくなってきます。 これは徐々に進行するので オーナーはあまり気にしていないけど 老化したラックを新品交換するとシャキッとするのが分かりますね。 大きなトラブルとしては 一度だけ ピニオンギアが割れた事例を見たことがあります。 幸いなのは 構成部品の単品販売があることなんだけど 分解整備はちょっと面倒で Assy交換したくなります。 マニュアルラックも在庫限り宣言は出たんだけど いまの段階では メーカー在庫が十分有るから 慌てる必要は無いです でも、急に需要が高まったりすると怖いですね。
お世話になります。いつもこちらの掲示板で勉強させていただいております。 質問なのですが、以前はパワステのトルクセンサー故障時にあらかじめインターフェースユニットを製作しておいて、ユニット毎交換するという対応をされていたと記憶しているのですが、現在は受け入れていないのはどこか検証しきれないところがある等、問題があるためなのでしょうか? トルクセンサー故障でパワステラックASSY交換となってしまうのはコスト的にも負担が大きく、インターフェースユニット交換修理の受入れ再開を切に願っております。
パワステ車をマニュアル化するのは簡単です ラックと周辺部品を交換するだけです コンピュータは コネクターを抜いてしまえばOKですね。 でもねぇ AT車で快適に乗りたいのにハンドル操作が重いってのは いかがでしょうねぇ・・ 私は なんとしてもパワステ治して乗ると思います。 前期のパワステが壊れた場合 幸い 後期型用のパワステラックはメーカー在庫が有るので これを買って 壊れた前期ラックの部品と組み合わせて 前期仕様のラックを仕立てれば コンピュータが前期のままでも動くことになります。 でも、後期新品を買ってそれを素材に前期ラックを修理するんだから 費用は大きくかかります。 つまりは今後 故障修理の際のコスト負担はより大きくなっていくわけです。 それでもね 「修理不能」と断定されるよりは 費用はかかるけど 修理復活の方法を模索して確立した方が良いと思うんですよね。 メーターだって同じです 完全絶版で入手不能なんだから 何とか治さないと 通常走行にも支障が出ちゃうわけだから 先手で修理方法を模索してきたわけです。 恐ろしいのは その、絶版の嵐が唐突に襲ってきていることなんです。
横から失礼します。 初期型AT車にマニュアルラックは換装可能でしょうか? また、ハーネスの処理やエンジン/ミッションの制御面で問題は出ないでしょうか? 以前にパワステラックをT3TEC様にO/Hして頂き、今は快調に動いていますが、もしもトルクセンサーが壊れた場合はマニュアルラック換装も考えています。 よろしくお願い致します。
私もイメージでは トルクセンサー修理は10万円程度・・を目標にしていたんだけど 必要部品と 修理の難易度 所要時間 を加味すると 10万円で受けてみて これは赤字だな・・というわけでした。 トルクセンサーが故障しているラックは おそらく、定番の操舵のガタなども併発しているだろうから 仮に トルクセンサー修理を15万円で受けたとして ガタの修理が7万円 修理に22万円も出すなら 37万円で新品パワステラックを買った方が良くないか・・ と言うわけだったんです でも、新品が手に入らなくなったので 修理技術が求められることになりそうですが 一度封印してしまった修理技術を もう一度 再開するには それなりに準備期間と工具や部材の用意が必要なんです。 構造のイラストを添付します ハンドルが繋がっている入力シャフトと ラックシャフトを動かすピニオンギアは 別部品なんです 両者は 捻れる軸のトーションバーで繋がっていて その、捻れ量をトルクセンサーで拾っているわけですが パワーアシストが無い状態で強引にハンドルを回すと トーションバーが最大揺動角度まで捻れたところで ウィングとピニオン側の2面幅のが当たって ハンドルを回す力がピニオンに直接伝わるので ノンパワステ状態で操舵が出来るようになります。 つまりは モーターアシストが無い状態で据え切りを繰り返すと トーションバーは目一杯捻れつつ ウィングと2面幅はガツガツ当たりまくるわけで すぐに壊れる事は無いだろうけど これは機械的負担が大きいだろうな・・と予想するわけです。 この辺の構成部品は全て非売品で単品購入出来ません だから パワステラックを延命させたかったら 電動アシスト停止状態で酷使しないほうがいいでしょう。 パワーステアリングが不要なら マニュアルにしてしまうのも1つの方法ですが マニュアルラックも メーカー在庫限りで絶版の方向です。
ご回答ありがとうございました。 作業難度の高さなど分からず、新品ラック交換の1/3程度で直ればいいなと安直に考えておりました。 トルクセンサー交換が不可となると新品ラック交換しかないのかなと思っておりましたが、初期型ラックの絶版と後期型コンピューターの絶版で現在ではそれも絶望的なのですね・・ アシストが効いていない状態でのラックへの負担がかなり大きいと拝見しましたので、すぐ修理対応したいとなると現時点ではパワステを諦めてマニュアルラックに交換するしかないということになりますか。
トルクセンサー修理ですが これは 技術的には確立できたんだけど 難易度が非常に高くて 修理費用とバランスが取れないので 修理受け入れをやめている次第です。 トルクセンサーの修理にいくら請求して良いのか? 作業難易度を考えると かなりの高額修理になります そして 故障状況によっては 成功率が100%じゃないんです WaTさんは トルクセンサーの修理って いくらくらいイメージでしょうか。 パワステラックは 新品で40万円弱だけど これを買えば トルクセンサーだけじゃ無くて モーターやラックシャフトなど全てが新品になるわけで だったら 新品を買ってもらった方が良い・・ということで 封印しました。 だけど今年 初期型パワステラックは絶版しました。 もう、コストの負担どころじゃ無く お金を出しても新品で修理は出来ません 96年までの初期型と中期型電動パワステは 今後 トルクセンサーが壊れたら新品修理不可能になったんです。 これは大きな問題で こうなってくると トルクセンサーを治すしか無いわけだから 封印を解いて 修理を受け入れていくことになるかと思うんだけど その時期や費用は未定です。 ちなみに 97年以降の後期型パワステラックはまだメーカー在庫有るけれど 制御コンピュータが絶版したので 後期型へフル換装してパワステを復活させることも出来ません。 MT車に後期パワステを付けたい・・と思っても うちで在庫している数台で部品が終わりです。 今後 部品が再供給されるかは分かりませんが いまの時点で初期型のパワステラックは絶望的です。 NSXの純正部品は 再供給する話が進行しているんですが 一度絶版した部品の再製作は 大きなコスト増になるのは当然なわけで 特に電気製品は簡単に再製作はできないだろうし 売価が数倍になるのは予想できるから できれば 現品の修理技術を蓄積したいと思っていて だから 2024/10/18の投稿 電気関係修理話し。 で 後期パワステコンピュータの修理実験なんかをチャレンジして 後の問題に備えようと思っているわけです。
全 1175 件 ページ[ 前 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 .. 最後 | 次 ] 上へ