NSXの掲示板

NSX関連の掲示板です。
特に限定しませんが主にNSX関連の話題が中心です。
なお、画像は1枚300KB×10枚までで掲載できます。
暗証番号により掲載内容を簡単に修正できるので
お気に入りの写真をアップしてみてください。
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ABS 引用
2023/6/16 (金) 07:00:26 - NA1 - flh2-60-237-108-0.osk.mesh.ad.jp [60.237.108.0] - No.1686786097

モジユレーターASSY.が廃盤になったと最近知ったんですが
S2000のモジユレーターを装着した場合に問題はありますか?
見た目はほぼ同じですが制御か違うと思うのですが。
一般道のみの使用で、高速等サーキットを走らないのであれば
然程気にしなくても良いレベルなのでしょうか?
もしS2000のモジユレーターが代用出来るならかなり安価に
換装できて有り難いんてすが。

エンジンチェックランプが消えません 引用
2023/6/13 (火) 23:15:40 - 杉山 <takepa@ezweb.ne.jp> - nz168.net116254067.thn.ne.jp [116.254.67.168] - No.1686665740

お世話になります。
以前にも投稿させていただいた杉山です。
91年式のNA1を所有してます。

今回、走行中にエンジンチェックランプが点灯して、O2センサーの不具合と判明
@ 両バンクのO2センサーの取替
A 配線の引き直し(配線カバーが溶けていた、コネクターが簡単に抜ける)

@Aの順に修理をしましたがエンジンチェックランプが消えません
ダイアグコード42と41が点滅しています。
ちなみにエンジンルームからECUまでの配線やECUについては未確認です。
ECUの不具合も考えられますか?

今までに同様な修理などあればアドバイスいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

車検整備について 引用
2023/6/13 (火) 13:18:03 - ハイオク103 <メール送信> - M014013006097.v4.enabler.ne.jp [14.13.6.97] - No.1686629883

先日、車検整備についてメールしたのですが、迷惑メール判定されてしまったのか届いていなようです。一度確認お願いします。

よろしくお願いします。

停車時のガラガラ音 引用
2023/6/10 (土) 05:02:22 - GATA - sp49-98-225-68.msd.spmode.ne.jp [49.98.225.68] - No.1686340942

TYIZ様
いつも楽しく拝見させていただいております。
質問させてください。
ずっと気になっているのですが、信号待ちをしているとき、ニュートラルにしてクラッチペダルを離すとガラガラ音がします。ところが、クラッチペダルを踏むとその音が消えるのです。原因として何が考えられますでしょうか。車は、最初期型のNA1のMT29万キロ走行。エンジンやクラッチなどのオーバーホールはしたことがありません。どうぞよろしくお願いいたします。

ATからMTへの改装 引用
2023/6/8 (木) 15:46:54 - 上島 和也 <メール送信> - 210.198.87.146 [210.198.87.146] - No.1686206814

上島 と申します。
私が若いころの憧れの車であった NSX を探しています
MT車のこのところの価格高騰につき、流石に手がでません
AT車であれば、高価ですが購入資金範囲にあります

そこで、最後はMT車に乗りたいため、AT車からMT車への改装を考えております
現車を見せていないので申し訳ありませんが
概ねで構いませんので、改装費用はいくら位ですか?

お忙しい中ご対応お願いいたします

シフトノブ 引用
2023/6/5 (月) 13:41:19 - NA1 - fp784ae80e.ap.nuro.jp [120.74.232.14] - No.1685940079

お世話になります。
タイプSのシフトノブと92Rのシフトノブ形状は似ていますがサイズが違うのか92Rの方が小さく感じます。実際はどうなのでしょうか?
また長さも92Rのシフトノブの方が短いと思うのですが。
以上2点お願い致します。

モデューロサスペンションの車高と微調整 引用
2023/6/4 (日) 17:14:28 - N-RT - pw126193082032.28.panda-world.ne.jp [126.193.82.32] - No.1685839808

毎度お手数をおかけしております。

MyNSXはもともと車高調が入っており、現在モデューロサスペンションが組まれています。
換装に際し、左フロント(助手席側)のホイールアーチの隙間が広くなり、気になっています。
よく、NSXは「右リアに重量が集まっているため左フロントが高い」と言われており、
取り外した車高調も左フロントが右フロントに比べ落としてある状態だったので、
仕方がないのかなと思っていました。

ところが…ホンダアクセスが所有する紺の97タイプS、左フロントが浮いているように見えないんです。
おまけに全体の車高もとても自然なんですね。さすがに純正部品で組まれている感じというか。
タイプR/Sサスは標準車サスに比べて10mmダウンでモデューロも同じなので
モデューロを組んだノーマルクーペ=タイプR/Sと同じ車高のはずですが…。

車高調から変えたので慣れの問題かと思いましたが、しばらく経った今でもバランスがなんだか変です。
細かな仕様やリア側は異なりますが、フロントのホイール・タイヤサイズは同じです。

ホンダアクセス所有の車はタイプSなので
もしかしたらアーム・ロッド類など足回りの細かな構成部品の差があるのでしょうか?

もうひとつ、リアサスの減衰調整部がリアガーニッシュの穴に当たっていてセンターが出ていません。
組んだところによると位置調整は出来ないとのことでしたが、車体の捻じれがあるのでしょうか?

以上になります。よろしくお願いいたします。

足元(左足膝あたり)のカタカタ音 引用
2023/6/1 (木) 14:05:25 - キミ・誰ヤネン <yuu_shin_mum@yahoo.co.jp> - ZN243147.ppp.dion.ne.jp [222.10.243.147] - No.1685595925

93年NSX-R、36000Kmです。
3ケ月ほど前からイグニッションONにしたら、丁度左足膝があたる辺りからカタカタカタ・・・
と連続音が鳴り、エンジンをかけるとカタカタ音が早くなります。
暫くすると音は鳴りやみます。
カタカタ鳴っているところを手で触ると、音に合わせた振動が感じられます。
当初はエンジン始動時だけの現象だったのですが、最近は走行中にも急に鳴り出します。
エアコンが入っている時はモードを変えると鳴り止んだりします。
このカタカタ音はエンジン始動時に毎回鳴るわけではないですが、最近鳴る頻度があがって
きました。

来年の車検時にT3TECさんで車の点検もかねてお願いしようと思っていて、その時に
一緒にみていただこうと思っていたのですが、最近カタカタ音の鳴る頻度が上がって
きたたためこのまま乗り続けていて大丈夫なのかどうかが不安になってきました。
かなり抽象的な表現になってしまいましたが、この内容で何らかのご判断は可能
でしょうか?
よろしくお願いします。

AT→MT換装 引用
2023/5/31 (水) 20:27:50 - TYIZ - Edit by 管理者 - No.1685532470

こんにちは、TYIZです

ここ最近
どういうわけかNSXのMT換装に関する相談が連発しています。

メールでも電話でも相談が重なって
まさか同じ人かな・・と思ったら違うようで
本当に相談が増えていました。


NSXのAT→MT換装は
技術的には確立されていて
T3TECを始めてから行ったMT換装は 40台弱になりますが

中古の5速ミッションは流通が少ないため
過半数が
新品組み立て6速ミッションを搭載してのMT換装です。

NSXは
ATで穏やかに走るのも悪くないし
OHして調子が良いATは変速ショックも少なく実に快適

だけど
ATは内部クラッチの消耗と共に変速ショックが大きくなって
これを分解整備するためには難易度が高く 大きな労力が必要で
10万キロも走ると
新車時のフィールとは大きく変わってきています。

その点
MTは構造がシンプルだし
よほど酷使してダメージを与えなければ大きなトラブルは起きず
メンテナンスも楽。


4速ATに比べたら 6速MTは変速時の回転落ちが少なく
あまりエンジン回転数を上げなくてもキビキビ走るし

トルクコンバーターが滑りながら動力伝達するATと
クラッチが繋がってエンジンパワーが確実にタイヤに伝わるMTでは
アクセルワークに対するクルマの反応がまるで異なる。

変速とクラッチ操作の上手い下手がバッチリクルマの動きに出る。
コーナリング動作とブレーキ操作とアクセルの操作
その際 アクセルワークによるダイレクトなクルマの姿勢制御

両手両足でクルマを操作する実感。
これこそが
MT車を運転する楽しみなわけです。



幸いNSXは
ATとMTでボディは全く同じなので
部品さえ揃えれば
シフトレバーやペダル類を交換してMT化は可能。

エンジンは同じC30Aでも
カムシャフトの高速側プロフィールが異なるので
AT用の方が最高出力が15馬力低いんだけど
VTECの低速カムで駆動する5800rpmまでは
MT用C30Aと全く同じフィールです。

確かにMTエンジンの方が高回転出力は出ているんだけど
1速2速は吹けきるのが早いから両者の差はよく分かりません。
3速6000rpm以上でのフル加速では
確かにMTエンジンの方がパワーが出ているのが分かるんだけど
その条件では3速で時速120キロから上の加速勝負になってくるから
サーキット以外では明確に体感は出来ないんです。

そんなわけで
NSXというクルマの「ドライビングを楽しむ」なら
MT車に軍配が上がると思うし MT換装も技術的に確立しているし

実際これを求める方が多いんですが
大きな問題は「部品とコスト」です。

まず、ミッションの入手性ですが
6速ミッションの部品が色々欠品があって
全て揃わないと組立できないわけですが
絶版ではないので時間をかければ完成します。

中古5速ミッションは
MT車が1台潰れたときか
5速から6速に換装した場合しか出てこないわけだから
現在 流通は非常に少なく
ネットオークションで高値が付いたりしています。

T3TECとしては
MT換装の作業は歓迎だし今後も行っていきたいのですが
最近になって部品の入手性が極端に悪化してきました。


もう、Webでは話題になっているペダル類ですが
ヤフオクでクラッチペダルが5万円とか
ちょっと信じがたい額で取引されてるみたいです。

絶版じゃあ無いけど納期が見えないMTのペダル類は
以前から
クラッチペダル&ブラケットはオリジナルで製作する方向で
ブレーキペダルはAT用をMT形状に加工して対応で計画していましたが
ここで重い腰を上げて作り始めてみた次第。。
部品図面と治具の図面を書いて
部材を作って溶接組立していくんだけど
まあ、近いうちに完成すると思いますが
私が作るんだから
位置精度を含めてカンペキな純正互換品にします。

ペダル以外にも欠品部品がいろいろあるんだけど
今後は
純正互換部品の製作にも力を入れていくことになりそうです

なにしろ
NSXのMT換装は
うちも仕事として作業方法などが確立できているし
なによりオーナーの満足度が非常に高いので
出来なくなるのは避けたいんです。

車輌保管倉庫 引用
2023/5/31 (水) 19:54:15 - TYIZ - Edit by 管理者 - No.1685530455

予てより建設が進んでいた
車輌保管倉庫が完成しました。

T3ファクトリーでは
お預かりした車輌は全て屋内保管しているんですが

車検の当たり年とかで
入庫台数が20台を超えた時は
TYIZ号とか身内のクルマを屋外に・・とかで逃げていたんだけど

だんだんと長期預り車輌が増えたり
遠方のお客さんで
すぐに引き取りに来られない場合
次の作業受け入れが難しくなったりで

来年が車検当たり年だから今年中になんとか保管倉庫を稼働させたい。
というわけでした。

T3ファクトリーからクルマで数分のところに土地を入手して
倉庫を建てることになったんだけど
これは NSXのお客さんが協力してくれました。

この倉庫は
基礎は分厚いコンクリートで強力に作ってあるけど
柱は軽量鉄骨のトラス組みで屋根はテント生地。
だから
照明を点けなくてもすごく明るい

間口が広くて
NSXなら10台くらい保管できます。

後日電柱を交換するとかで
表のアスファルト舗装が未完成だけど
ALSOKの工事も終わって稼働開始しました。

その気になれば
ここも認証工場にしてファクトリーに出来そうな感じだけど
まあ、当面は車輌保管倉庫として使っていきます。



車輌保管倉庫が欲しかったもう一つの理由は
NSXを手放すことになったオーナーへの対応があるんです。

古くからのお客さんやNSX仲間で
様々な理由でNSXを降りていった方は多数いるわけですが

拘って整備の手を入れてきた車輌を
普通の中古車屋に売りたくない・・とか
MT換装や6速ミッション換装とかC32B換装とか
我々から見えれば正攻法の改造も
買い取り業者では適正評価してくれない・・とか

様々な理由で
T3TECで委託販売としてお預かりしたことも何度もあったんですが
「うちで面倒を見ていた車輌なら」と言うことで
すぐに購入希望者が現れて
次のオーナーの元に渡っていきました。

だけど
常時満車状態のファクトリーでは
預かりのスペースも確保できなかったりしていたので
車輌保管倉庫があれば
安全にお預かりすることが出来るというわけで

今後
積極的に中古車の仕入れ販売をしていく予定は無いんだけど
上記のようなオーナーさん達への対応も行っていきたいと思っています。

そんなわけで
あと、積載車が欲しいですねぇ
写真の白い積載車はレンタカーです。

積載車があれば
エンジンを降ろして長期戦になる車輌を移動できるんですけどねぇ。

純正クラッチ交換+軽量フライホイール 引用
2023/5/20 (土) 01:13:23 - TAKATANSX <メール送信> - M014010060032.v4.enabler.ne.jp [14.10.60.32] - No.1684512472

お久しぶりです。大阪の高田です。

近日中クラッチ交換を予定しております。
大阪では、NSXを扱えるショップも減ってしまいました。当初は、大阪のNSX有名取り扱い店でT3TECさんのT3仕様OSツインプレートクラッチ/低圧着/STDを交換しようと考えていたのですが、S耐車両の整備が忙しそうで8月までに作業がお願いできないとのことでした。

そこで、ホンダディーラーで純正クラッチ交換の際にフライホイールをT3-FW-ULに交換しようと思っています。ディーラーの担当者(NSXに関して知識がある方)に相談したところ、社外品でもOKとのことでした。

前振りが、長くなりましたが相談です。この場合、純正クラッチセット22000-PR7-305の購入ではなく、ディスクプレッシャーやディスクなどの単品購入で大丈夫だと思っているのですが正しいでしょうか。また、具体的にフライホイールをT3TECさんのものを使用する場合、クラッチ交換にはどのような部品を購入する必要があのでしょうか。ご教授お願い致します。

ブロアファンユニットOH 引用
2023/5/18 (木) 22:20:29 - bunbun <メール送信> - cdg122250199055.c-able.ne.jp [122.250.199.55] - No.1684416029

TYIZさん、こんばんは。
ブロアファンユニットのOHを実施しました。
アドバイスどおり写真を撮りながら分解していきましたが、
それにも関わらず組み立ての際、逆方向からビス止めしようとしたり、
ある部品を組み忘れてしまい、
また全部分解して組み直すといった失敗をしてしまいました(笑)。
それでも何とか完成し、車体に取り付け無事動作確認しました。

ちなみにスポンジが新しくなったせいなのか、
ユニットを車体に取り付ける際、
下部2カ所のビス固定にかなり手間取ってしまいました。

ユニット内部及びファンやシャッターはかなり汚れていたし、
スポンジも完全に潰れてボロボロになっていたので、
このOHでかなりきれいになって満足しています。
多少の手間と時間はかかりますが、自分でも十分OHできるので、
エアコンリフレッシュの一つとしてお勧めだと思います。


ヒーターコア作成&ヒーターユニット動作検証 引用
2023/5/6 (土) 18:03:11 - TYIZ - Edit by 管理者 - No.1683363791

こんにちは、TYIZです

2月の鈴鹿イベントで作動状態が分かるように展示したんですが
ヒーターユニットの再生が流れとして完成しました。

ヒーターユニットの中には
エアコンガスが流れて冷たくなるエバポレーター
エンジンからのクーラントが流れて温かくなるヒーターコア
この2つの冷温ユニットに風を導いて
吹き出し口と温度の制御を行うための導風シャッターがいくつか仕込まれているんですが

エバポレーターは
まだ、メーカー在庫があるのでこれを使うとして
シャッターとケースはスポンジを貼り替えることで再生することにして
問題になったのが完全絶版で入手不可能なヒーターコア。

ヒーターユニット再生を始めた頃は
後期用のアルミ製ヒーターコアを流用していたんですが
これも欠品絶版になってしまったので

前期互換の同形状なヒーターコアを作る必要性を迫られていました。


ヒーターコアは
小さなラジエターみたいなモノで
エンジンから高温のクーラントを導いて流し込んで
そこにブロアの風を通すことで車内の暖房に使っています。

常に走行風が当たっているラジエターほど過酷じゃあ無いんだけど
それでも30年も経てば
内部が目詰まりしたり接続部からクーラントが滲み出していたり
困るのが
過去の整備でパイプを潰したり傷つけてしまっている事例が多いこと。

真鍮のパイプは柔らかいので
ゴムホース交換の際 注意しないとパイプを潰してしまう事例が多いんです。
こうなると
新品ホースを繋いでもクーラントの漏れが止まらなかったり
上の写真の例では
潰れた部分に液体ガスケットを塗ってホースを差し込んでいたりするんだけど
これはけっこう危険で
このホースにはラジエターキャップで圧力がかかっているから
ホースが抜けたらクーラントを大噴射してしまうことになります。


ヒーターユニットのリビルト再生を行う上で
ヒーターコアのコンディションが悪くて再使用できない場合が多いから
純正互換品を作るしか無い・・となったわけです。

ヒーターコアを作ろうと思って問題になるのが
コアのタンクからバルクヘッドまでの真鍮パイプ。

NSXのヒーターコアパイプは
外径17ミリの真鍮製で
これがけっこう複雑な形状で曲がっている。

これを純正とピッタリに再現しないとケースに収まらなくなるわけで
まずは曲がりパイプの製作が難関。
そして17ミリの真鍮パイプは流通が少ないらしく
結局
外形17ミリのパイプを必要量だけ作ってもらって
それをNCベンダーで曲げて純正互換形状に作る。
材料から製作だし
曲げ加工も少量では出来ないから100本まとめて製作
まずはこの真鍮曲げパイプの製作が難問でした。


パイプが出来上がったら
ラジエターメーカーに
純正と同じサイズのコアを作ってもらって
タンクとパイプをロウ付けで組み立てて圧力検査して完成。

ケースに組み込んだときに
風が漏れないようにヒーターコアにはスポンジが巻かれるんだけど
ここも
EPDM素材の高品質スポンジを使いました。
(純正は高温と加水分解でボロボロになるんです・・)

パイプまで専用品を作った少量生産だから
値段は高くなったけど
それでも
誰かがこのクオリティの部品を作らないと
絶版になってしまったヒーターユニットの完全再生が出来ないんです。



老化したヒーターユニットを分解して部品洗浄し
エバポレーター&ヒーターコアを新品にして
その他消耗品を交換して
スポンジを貼り替えて完成させていくんだけど

最後に動作確認するために作ったのが鈴鹿で展示していた検証機。

ヒーターユニットをスタンドに載せて
ACコンピュータを繋いでブロアファンで風を送りながら
シャッター動作の異音や風の漏れなどを動作検証します。

これがねぇ
実際動作検証すると
シャッター軸受けにガタが出ていて閉じきれなくて風が漏れてしまう個体があったり
その対策と耐久性向上のため
だいぶノウハウが蓄積できました。

ヒーターユニットはダッシュボードを外さないと脱着作業が出来ないから
車輌搭載前に一通り動作を検証しておきたかったんだけど
検証機を作ったおかげで安心感が大幅アップしました。

うちでOHしたヒーターユニットは
純正新品よりも性能が長期安定するように拘って仕立てています。



ヒーターユニットと同時にブロアファンユニットのOHも行えるようになりました。
こちらは
ボンネットの中にあって
大きなシロッコファンが内気か外気を吸入して
車内のヒーターユニットに風を送っています。

空気を吸って送る 風の流れの最も上流にある装置だから
内部はメチャメチャ汚れています。

そして
こちらも経年劣化でスポンジがボロボロになっているので
内気循環にしてても前のトラックの排気ガスが入ってくる・・とかが起きます。

このブロアファンユニット
分解してみると意外なくらい複雑で構成部品が多く
なぜこんな面倒な構造なのかな・・と考えてみると
どうやら
右ハンドル車と左ハンドル車で構成部品を共通化して
色々組み合わせできる様に作ってあるみたいです。

だから勢いでバラバラにしてしまうと
変な向きでも組めてしまうので
どうなってたっけ・・と 悩むことになります。

ブロアファン用もEPDM素材でスポンジセットを作ったので
綺麗に分解清掃して
切り替えアクチュエーターとファンモーターを交換して組み立てれば
これから数十年
安定して動作してくれると思いますね。

T3TECでは
ヒーターユニットはリビルト再生
ブロアファンユニットは現車の現品修理再生
と言う方向で対応していきますが

チャレンジしたい方と業者さん向けには
ヒーターコアとスポンジセットを販売していきます。

nsxnetで純正互換商品
https://www.nsxnet.com/search_result.php?cat_search=1&catid=22&subcatid=147
今後
純正部品の絶版が進んでいくと
ここで紹介する部品が増えていくのかもしれません。

NSXのテールレンズの交換について 引用
2023/4/26 (水) 10:08:55 - 鶴巻 - KD106132227189.au-net.ne.jp [106.132.227.189] - No.1682471335

おはようございます。

GWの連休中に、時間が沢山あるのでNSXのテールレンズを後期タイプに交換しようと思っています。

ネットで交換手順なんかは予習済みですけど、横長のテールレンズなので、サッと外してサッと取り付けて終わりだと、
微妙にセンターがズレたり、チリが合わず全体的に歪んで見える様な取付けにならないかと考えています。

NSXのプロのT3TECさんで、取り付けの際に気を付けている事はありますでしょうか?
例えば一気にナットを締め込まずにチリ合わせをしながらとか考えられますが、何か気を付けている手順などがあれば
ご教授お願いします

そもそも、取り外して交換したくらいならチリが合わないとかは無いとかなら、楽ですけど
位置合わせのピン穴がある訳でもなさそうですので、落とし穴が待ってそうな気がしています。

よろしくお願いします

近況 引用
2023/4/22 (土) 19:43:40 - TYIZ - Edit by 管理者 - No.1682160220

新品6速ミッションの組立を連続組立てしていました。

ここ最近
カウンターシャフトに組む1速2速ギアのボス部分が厚すぎて
一番薄い調整シムでも適正クリアランスが出ないから
旋盤でギアを削っています。

一昔前なら
不良品で返品して交換・・と言う方法だったけど
たぶん
メーカー在庫も同様に寸法が出ていない予感だから
削って修正しよう・・と思って。

だけど焼き入れしてあるギアを削るのはかなり固い
火花を出して0.2ミリくらい削って
それからシム調整でミッションを組んでいく。

新組6速ミッションはこんな感じになってきているし
OHの際に5速ミッションの2速ギアも削って合わせる事が多い。

まあ、薄く作られてしまったら
削って合わせる技も使えないからまだ良いんだけど
手間が増えましたね。

でも、立て続けに5機目のミッションを組んで一段落
まだあと10機くらい組む必要があるんだけど・・


T3TECに外人さんが来るのは希なんだけど
今日
ポーランドのNSXオーナーさんが来ました。

ポーランドでNSXは十数台しかいない激レア車輌みたいで
色々質問されて話し込んだんだけど
全く日本語を話せないから

お互いパソコンで
Google翻訳使ってやりとり。
便利な時代になったけど
技術的な単語の翻訳は上手く伝わらないし
日本語で話す5倍以上は時間かかりますね・・

でも、そんな遠くにもNSXファンがいて
うちのことを知っているんですねぇ
曰く
「ミスターオオクボ」はどなた・・とか
大久保のことも知っていた。
う〜ん、知らないところで名前が一人歩きしてるな。。

で、お土産に蜂蜜もらいました。

サービスマニュアル 引用
2023/4/21 (金) 12:25:16 - 28jiii <メール送信> - om126166221137.28.openmobile.ne.jp [126.166.221.137] - No.1682047516

tyiz様
いつも掲示板参考にさせて頂いております。できるところは自分で整備したくサービスマニュアルを購入したいのですが、地元のホンダディーラーでは購入できないと言われてしまいました。
やはりヤフオク等で中古購入するしかないのでしょうか?
お手数ですが宜しくお願い致します。

ショックOH 引用
2023/4/16 (日) 19:27:03 - こうじ - KD027095118191.ppp-bb.dion.ne.jp [27.95.118.191] - No.1681640606

豊泉様

この度はありがとうございました。
早速、走っての感想は「硬てぇ」です。後ろ側。

以下、ド素人インプレッションなのでトンチンカンな意見かもしれませんが報告しますと、
ストリートバージョンもサーキットバージョンもどちらも操縦し易く、運転が上手くなったかなと勘違いします。
性格は似ているのですがサーキットバージョンの方が、乗り心地が良かった、です。

上手く表現できませんが、
ストリートバージョンでの段差乗り越えが、「ガン、ガン、」と後ろが直線的に突き上げてくるのに対して、
サーキットバージョンだと、「ダン、ダン、」という感じです。
形容詞で言うと‘しなやか’とか、丸み感があるというのでしょうか。

途中で、前ー3回転、後ー3.5回転に調整し直して、前後共に丁度良くなった感じ。
「あぁ、初めてこのサスペンションを入れた時もこんな感じだったな」と「新品に戻った」感がしました。

若くないので、走行性能よりも帰宅後に腰が痛くならないことの方を重視していますが、
それでも、サーキットバージョンの方が高級な乗り心地、だったなぁ、
あれがストリートでも十分良いのでは?という印象が残りました。

ブレーキタッチの方は、直りました。
ありがとうございました。

EPS警告灯が赤点灯 引用
2023/4/10 (月) 20:14:06 - 嶺北 - M119105095151.v4.enabler.ne.jp [119.105.95.151] - No.1681125151

いつも楽しく拝見しお勉強させて頂いております。

早速ですが春になり冬眠させていたNSXに乗ったら、
始動した直後にいつもは消えるEPSの赤い警告灯が点きました。

そのまま走ったらスピードメーターは問題なく動きます。

・平成3年式のNA1
・オートマチック車
・車台番号 NA1-10030**番代

近くにNSXを見てくれるような整備工場もなく
途方に暮れてます。
素人が悪い箇所を診断などはできないものでしょうか?
EPSコンピュータを変えるとか

T3TECさんでこの修理をする場合は
・日帰りで可能でしょうか
・おいくらぐらい掛かるのでしょうか。
ご教示頂くと嬉しいです。

TAFーMeet2023 引用
2023/4/9 (日) 18:37:31 - TYIZ - Edit by 管理者 - No.1681033051

こんにちは、TYIZです
昨日はTAFーMeet2023参加のためモテギへ行ってきました。

今回のメインコメンテーターは唐木徹氏
主にS2000のパワーユニット開発を行った方で
NSXにも携わっていたけど
今回はS2000のエンジン関連の話しがメインでした。

テーマは「開発と工場の戦い」
どんなクルマも
開発段階の試作車輌を 同じ性能で量産へ導かなければならないわけで
その苦労の話しなど。

これまた面白かった
やっぱりそういう苦労があったんだろうなぁ・・と
ひしひしと伝わってくる。
新型車の発表時点でエンジン開発が終わっていなくて
「生きた心地がしなかった・・」という言葉が印象深かった。

でも、それを乗り越えて世に送り出し
それが様々なところで大きな評価を得て
「やって良かったなぁ」に変わったわけですねぇ。

雑誌に載ったライターさんの文章ではなく
裏事情を交えながらリアルな声が聞ける。
これだからTAFMeetは面白い。

TAFMeetも今年で20年目
コロナ騒ぎで2回 開催されなかったわけだけど
来年を20周年と言うことにして
もしかしたらそれが最終回になるかもしれないそうです。

呼びかけ&とりまとめを行っている船橋さんも
当時40代だったけど
60を過ぎて昨年ホンダを退職したし

誰かが引き継げば続けられるかもしれないけれど
とっくに定年退職したホンダの開発者達を呼んで無償で話しをさせるなんて
出来る人はいませんからねぇ。

TAFMeetのメインは午後3時半から行われるんだけど
今回は
それまでの時間に

三樹書房主催で
『ホンダS2000』刊行記念トークショー と言うのを行っていました。
こちらでも
唐木徹氏のS2000開発話しを聞いて(TAFMeetほど深くは無いけど)

それと 仕事の関係でご本人は来られなかったので
事前撮影動画での解説だったけど
清水康夫氏(S2000 VGS基礎研究責任者)のVGS開発史を聞けた。

いまでは当然になった電動パワステ 清水氏はその発明者。
でも、電動パワステラックは
油圧式に比べるとあまりにもコストが大きく

電動ならではのアドバンテージを模索してVGSを開発したそうです。

VGSは
S2000にオプション採用された可変ギアレシオのステアリング機構で
車速が低いと操舵が凄まじいクイックレシオで
速度が速くなると普通になっていく・・と言うシステム。

私は一度しか乗ったことが無いけれど
S2000のVGS車をジムカーナ場で振り回したら
車速に対してステアリングギアレシオが変化するなんて
何とも恐ろしいシステムで
同じだけハンドルを回しても速度でカウンターの量が変わってくるんだから
どうにもつかみ所が無くて
「俺はダメだ・・」と思ったシステムでした。

でも、作った理由があるわけで
今回録画ビデオでの解説だったけど
これが実に面白かった。

可変操舵システムは面白いし画期的だけど
その、変化率はどこから導き出したのか?
俺には激変過ぎて受け入れられなかったけど・・

この理論がなるほど・・で面白い。

でもね
その後S2000以外には採用されなかったんだから
自動車用としては世に受け入れられなかったシステムなんですよね。

いまではどこのメーカーも使う電動パワステ。
だけど
生まれた直後から存続の危機があったわけで
メリットを模索して生まれたひとつの方法がVGSだったわけだ。

高校時代
2次大戦中の戦闘機の操舵ワイヤーワークに感心し
それを電動でVGSとして具現化したそうで
ご自身のS2000は
乗ると昔を思い出すタイムマシンだそうだ。

経歴がウィキペディアにある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E5%BA%B7%E5%A4%AB

博士 先端機械工学科教授 紫綬褒章・・
すげぇや。
本当の本物の技術者だね。。
できればご本人に直接講義を聞いてみたかったね。

LSDキット&6MT 引用
2023/4/6 (木) 19:33:13 - TYIZ - Edit by 管理者 - No.1680777193

こんにちは、TYIZです

長らく欠品していたOS・4.4ファイナルLSDキットが入荷しました。
6速用と5速用で40台ほど製作依頼して
まずは20台入荷。

数年前 爆発的に売れた4.4ファイナルLSDですが
時代が変わってきて
4.4ファイナルの圧倒的加速力や
機械式LSDのトラクションを求めるオーナーも減ってきて
4.2のRファイナルで6速を依頼されることが増えてきたから

次ロットを作るとしたら
また、だいぶ先になると思うけど
まずは在庫が出来ました。

このLSDキット
私としてはNSXに必須なアイテムで
なにしろ加速は抜群に良くなるし
ヘアピン立ち上がりのトラクションが格段に向上するし
ドリフトコントロールも自在になる。

でも、そこまでNSXに走行性能向上を求める状況も減ったんでしょうね

それと
こちらも長期欠品していた6速ミッションの純正部品が入荷してきて
15機くらいミッションを組まなければならなくなった・・
さすがに一気に組む時間も気力も無いし
組んでも積む作業が追いつかないから
まずは3機同時に組立作業。
これは全て4.4ファイナルのLSD仕様

バックオーダーの6速ミッションは
過半数がAT→MT換装依頼なんですが

実は今月 MT換装の部品で大きな値上げがありました。
そして
部品絶版と欠品の案内がたくさんで
こりゃあ
対策を考えなければ・・と思う。

そんなわけで
唐突に入荷してきた部品の整理と作業に追われて
鈴鹿イベントで展示した荷物などをやっと片付けたと思ったら
今週末はTAF・MEET参加のためモテギへ行きます。

で、3月31日にTYIZ号の車検が切れるので
慌てて陸自で継続検査を通してきた。

光軸調整だけ行って陸自へ行き
問題なくパス

馴染みの検査官に
今日は自分のNSXです!と言うと
「あ、自分でも乗ってたんですか」と言われ
この車輌が
いまの仕事の全て始まりです!なんて話した。

実際自分が
いまのTYIZ号に乗ってなかったらT3TECは無かっただろうからなぁ。

今年も北海道ツーリング予定をしてるし
まだまだ楽しんでいきたいですね。


あと
バッテリーを交換。

NSXに乗り始めたころ
軽量化目的でドライバッテリーを使って
その後 小型のB19LとかB24Lを使ってきたんだけど
結局
標準サイズのD23Lに戻しました。
先日鈴鹿イベントでヒーターユニットを動かしていた
韓国製の安いヤツ。
サイズ形状はD23LだけどQ-85というアイドルストップ車用。

NSXみたいな旧式のオルタネーターでは
エンジンが動いている間 ずっと定電圧で発電しているから
アイドルストップ車用の充電受け入れ特性の性能は求めないんだけど
なぜか
ATLASBXって安い。
そしてこのメーカーのバッテリーは
折りたたみの「取っ手」が付いてるんだよね
これが
作業の時などにバッテリーを外す際
低いところから引っ張り出して
持ち上げて取り外すNSXにはすごく都合が良い。


バッテリーサイズなんて
エンジンがかかってしまえばどうでも良いんだけど
ドライバッテリーは深放電させると致命的だし
B19Lはさすがに容量不足で不安だったし
普通に乗るにはやっぱD23Lかな。(AT車はD26Lが標準)

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