作動カムの写真
機械式LSDが作動する力の原点は
この、カムとカムリングの組み合わせなんですが
ピニオンギアと組み合わせられたシャフトが
カムリングの斜めの溝を押してカムリングを開く構造です。
鋭角側が加速側で38度
鈍角側が減速側で25度
この、カム溝の角度で
アクセルに対するLSDの効き方が変わるんですが
安直な造りのLSDでは溝の中の軸は丸いんです。
だけどOSは軸も溝とピッタリ同じ角度のカム形状なんですねぇ・・
これは設計したOSの社長の拘りで
溝に対して丸い軸では部品同士が線接触だけど
軸側も同じカム形状にすれば面接触になるので
効率と耐久性の向上を目指したそうです。
実際の効果や耐久性にどの様な影響を与えているかは分からないけど
研磨して丸い軸を作るのと 高精度にカム形状を削り出すのでは
コストと要求精度が全く異なるわけで
よくまあ
そこまで拘りを持って製品作りが出来るモノです。
量産性を考えた他メーカー製は
LSDの本体ケースなど鋳造を使う場合が多いんだけど
OSは
強度と耐久性 精度を得るためにケースも内部ギアも全て鍛造
アフター業界の製品でありながら
自動車メーカーの製品レベルを超える精度と構造を求めて実現しちゃう。
そういう
OS技研の無茶苦茶な拘りが
私にとってはたまらなく愉快で惚れ惚れするところなんです。
|