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そう、ギアの入りの悪さを疑うときは
まずはオイル交換ですね。
これ、文章での説明が難しいけど
シンクロ付きミッションの場合
オイルに求められる性格は
ベアリングや歯車同士は焼き付かずに潤滑出来るけど
メイン&カウンターシャフトの回転数を同期させる
ブレーキ機構であるシンクロが動作する部分は
簡単に油膜が切れてくれる必要があります。
ある部分は滑るけど
ある部分は滑ってはいけない。
この、相反する条件を求められるのがミッションオイルで
ホンダ純正オイルは
市販のギアオイルに比べると非常に滑らないオイルに思える。
だから
シンクロの効きが良くてギアの入りが良い。
反面
元々滑りが良くないから老化が非常に早い。
サーキットで全開走行1時間も使えば
明らかにシフトフィールが落ちてきて
オイルを交換してみるとシフト操作が滑らかになるのが体感出来る。
NSXとミッションオイルの関係は
様々な物を試したし実験検証してきたけれど
ギアの入りの良さはホンダ純正MTFが一番。
でも、このオイルはライフが極端に短い。
ギアの入りの良さとライフがバランスした銘柄もあって
NSX用に粘度をブレンドして使ってきましたが
やっと
これを販売出来る段階に来たので
近いうちに紹介出来ると思います。
ちなみに
最悪なのが極圧添加剤が入った高粘度のギアオイルを使うことで
NSXのミッションに高粘度のギアオイルを使うと
潤滑不良とシンクロの滑りで
とにかくミッションが壊れる。
サーキット走行でミッションが壊れるから
さらに高粘度のオイルを・・と進んでいくと
さらにミッションの故障頻度が高くなってくる。
このループにはまっている人を何人も見ました。
ためしに
超低粘度のこれを使ってみて・・と
オイルを交換すると
以後 ウソのようにミッショントラブルは無くなってしまう。
ただね
純正を含めて粘度の低いオイルは高温時に弱いから
連続高負荷運転をするなら
低粘度のオイルをオイルクーラーで冷やしながら使う。
NSXのミッションオイルに関しては
結論としてこの方向に決まりましたね。
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