新年あけましておめでとうございます。 私のアキュラも今年で25年目ですが、ラジエーターを交換しようと考えています。 純正ラジエーターを見たところ、 19010-PR7-A03(100型のみ)1991-1992 19010-PR7-A04(110型以降)1993-2005 と二種類ありますが、こちらアメリカでは19010-PR7-A03が生産終了しているようです。 そこで代わりに19010-PR7-A04を100型である91年式アキュラにそのまま取り付けられるのか情報を探したのですが、ホースの長さか何かが違うらしい以外、確証が得られませんでした。 そこでご存知なら教えていただけると助かるのですが、19010-PR7-A04を100型に取り付けた場合、問題があるでしょうか?
なるほど、日本にはまだA03品番あるのですね。 しかし10万円越えとはなんぼなんでも高いですね。 通常、NSXのパーツは日本で買う方が数割安いのですが、 なぜかラジエーターだけはアメリカが断然安いですね。 A04品番が$400切る位で買えますから半額以下ということになりますね。 まだ半年は先になると思いますが、こちらで手に入るA04で行ってみようと思います。 ご助言ありがとうございました。
ごめんなさい 再確認してみたら A03品番 生きてますね・・ ということは 何らかの違いがあると言うことになるんですが 統合前の在庫が残っていると言うことなのか・・ 実際問題 A04でそのまま組めちゃうはずです。 ちなみに 値段はだいぶ上がっていて108000円です A04は200円安く 両方とも鈴鹿に3個在庫有りますね。 でもねぇ ここまで値上がりしてくると 純正にこだわらず 社外のラジエターを選択した方が良いかもしれませんねぇ。
こんにちは、TYIZです こちらこそよろしくです。 NSXのラジエターは1種類しか無くて 全て統合されてるみたいですね。 右ハンドルも左ハンドルも同じです。 運転装置が逆だから ボンネット内の部品レイアウトがだいぶ違うんだけど クーラントのアルミ配管とゴムホースが異なるだけで ラジエターそのものは同じなんです。 末尾品番が1つ変わった変更の時は ほとんどの場合 後期互換になっています。 2桁目が変わっている場合は場合によって互換ありで(条件次第で流用可能) 3桁目が違うとコテンパンに違う場合が多いですね。 いまの時間 メーカーのサーバーが止まっているので品番と在庫確認が出来ないんだけど A03で発注しても 自動的にA04になるはずです。 何が変わったのかはよく分からないんだけど まあ、軽微な変更というヤツじゃないでしょうかねぇ。
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こんにちは、TYIZです 昨日 1月2日は 恒例の自分のクルマ作業でした。 今回整備の手を入れたのは パワーウィンドウ関連です。 TYIZ号は 数年前にパワーウィンドウOHを行っていて 現在 非常に調子は良かったんだけど まず、ガラスレールのタフラム加工をやっていなかったので レールのタフラム処理と NSXでよくある ドア開閉時の「カコン」という音の対策をしました。 レールは交換後 それほど使い込んでいないから 新品交換せずに 現車から外して洗浄してタフラム処理に出そうと思って分解したんだけど これが予想以上に減っていましたね。 ドアガラスには4個のスライダーが取りつけられていて これがレールの中を滑ることでガラスが昇降するんですが グリスが塗られたアルミレールの中をプラスチックのスライダーが滑ると 砂埃などを噛み込んで どうしてもレールがすり減るわけです。 特に フルアップで止まっている状態のガラスを手で揺すったりすると スライダーがレールにゴシゴシ擦られるから スライダーの真ん中にある丸い穴のあとがレールに深く刻まれて これが進行すると どうにもガラスの動きが重くなってきて モーターパワーで昇降できなくなるのが NSXのパワーウィンドウ動作不調の大きな原因になっています。 エンプラで出来たスライダーの消耗はそれほどでも無いけど 無処理アルミのレールは柔らかく 削れるのはレール側が著しいわけですが その対策として レールにタフラム処理をしてみようと思って 数年前からパワーウィンドウOHをするお客さんに提案してきました。 タフラム処理は 硬質アルマイトの皮膜にテフロン樹脂を染み込ませたもので 皮膜は薄いけれど(20ミクロン程度)表面硬度は普通の鉄以上に固く テフロンフライパンほどじゃないけど非常に良く滑ります。 この処理をしたレールが どのくらいの耐久性向上になるかまだ分からないんだけど いままで行ってきた事例から やはり、処理したレールはガラスの滑りが格段に滑らかだし 願わくば一生物になってくれると良いな・・と期待しています。 で、TYIZ号のレールはすでに凹み跡が付いていたんだけど まあ、動作は快調だったし このままタフラム処理して長期テストをしてみるのも良いか・・ というわけでした。 それと ドアを開閉する時に「カコン」と言う音の対策。 これは ドアに仕込まれているチェッカーの消耗が原因。 NSXのドアは フルオープンと半分ほどの2ヶ所で動きを止める様になっていますが これはドアチェッカーの作用です。 構造は簡単で部品もそれほど高くないんだけど 交換するにはレールを外した時じゃ無いと出来ないんですねぇ チェッカーが消耗すると 少しの風に煽られただけでドアが閉まっちゃったり ノッチを超える時に「カコン」と音が出たりしますが チェッカーとピンを交換すると 新車時のドア開閉感覚に戻ります。 これ、けっこう気分が良いのでお勧めです。 あと ガラスを上げる時 ドアの中から「ココココ・・」と言う音が出る症状も多いんですが これの原因は レギュレーターの上下動と 湾曲したガラスの上下動には奥行き方向の異差が生じて これを吸収するため レギュレーターのガラス取付部がスライドする機構が仕込まれているんですが ここの動きが渋くなっているためです。 樹脂部品同士が擦れ合う音だから 給油で解決すると思って ここに色々な油脂類を試してみたけど まあ、良い物が見つからなくて悩んでいたら HHS2000というスプレーでほぼ解決することが分かりました。 これ、いわゆるグリススプレーなんだけど サラサラの液体状態で噴射されてしばらくすると 凄まじくベタベタネバネバの状態に変わります。 この変化具合はいままで見たことが無いレベルで T3設立時に色々なケミカルと同時に仕入れたはいいけど いったい何に使うんだろう・・と思っていたら 最適な用途が見つかった次第でした。 まあ、始末が悪いくらいネバネバだから あまり用途が無いんですけどねぇ。 一通り整備の手を入れたパワーウィンドウ 劇的に動作は軽くなりました。 新車時以上にガラスの昇降は早いかもしれない。 (ウェザーストリップは交換していないから抵抗が少ないしね) そんなわけで 1日で組み立て作業はけっこう大変だったけど 満足な結果でした。 数年後 また分解してレールの状態を見るのが楽しみです。
あけましておめでとうございます。 T3TECのWebサイトですが 暫定状態だけどアップしました。 http://t3tec.jp/ ドメインは会社設立とほぼ同時に取得してあって 6月頃にはWebも公開しようと思っていたんですが 諸事情あって2016年からの公開としました。 まだ暫定状態で情報も少ないんですが これから 作業記録やら技術情報など 手が出せるときに順次製作していこうと思っています。 情報ページを作るのも私がやるので なにせ時間が無いんですよね。 そんなわけで 今年もよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます<(_ _)> 年賀状見て、早速見ましたよ! 今年は、6月に車検なので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。 ウェブ開設、おめでとうございます。
今日は予定通り大掃除 稼動開始して1年と経っていないファクトリーだけど それでもゴミは大量に出るもので 4人で掃除するのはホントに大変だった。 お店や事務所も大掃除したかったんだけど ほとんどファクトリーだけで手一杯で 現寸場を含めて通常掃除が精一杯でしたね。 でもまあ クルマが減ったこのタイミングで 隅まで掃除できたので ファクトリーはだいぶサッパリしました。 これで年明けから また快適な環境で頑張っていけるでしょう。 そんなわけで T3ファクトリーは明日から1月5日まで年末休業です。 本年は色々ありがとうございました 来年もよろしくお願いいたします。
大掃除、お疲れ様でした<(_ _)> 広いですからね〜 大変でしょう。 って、ウチがまだなんだ・・・(T_T) 来年は、6月車検なので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m 良い年になりますように!!!
こんにちは、TYIZです。 T3TECの年内営業は本日終了で明日は大掃除 遊びに来てくれた方も多く 終日 誰かしらと話している日でした。 年越し預かり車輌もまだまだあるんだけど 納車もだいぶ進んで 久しぶりにファクトリーの床がよく見える。 でも、作業しているんだから当然だけど床は汚れたね 近い将来 もう一度ピカピカに補修したいなと思う。 2月から設備を開始して3月にオープン 激動の日々を経て 何とか年が越せそうです。 なんだか 当たり前の様に馴染みのお客さんとやりとりしているけれど T3ファクトリーは 今年始めたばかりなんだよね 鉄工所の廃工場だったところを急ピッチで仕上げ NSX工房を作ってきたわけですが ファクトリーの目指したい方向が見えていたからこそ 目標に向かって一直線が出来たんだと思う。 そして何より 多くのお客さんに支えられているのがありがたくて 不安を感じること無く この短期間でここまで来られました。 今年は目立ったことをせず 地力を蓄えることに専念してきましたが 来年は色々なことにチャレンジしていきたいと思っています まだまだ やってみたいことはたくさんあるんです。 まあ、そのためには 頼れるスタッフを増やさないと難しいんですけどね そんなわけで 応援してくれた方々 今年一年ありがとうございました これからも 楽しく快適にNSXと付き合っていくため 色々な情報を発信していける様頑張ってみたいと思っています。 で、お客さんが引けた夕方 久しぶりにTYIZ号を動かして 恒例の正月作業をしようと思ってリフトに入れた。 ちょっと思うところあって パワーウィンドウをバラバラにしてあるのでこれの実験組み立てと 色々整備などをする予定 さあ、来年は楽しみだ。。
こんにちは、TYIZです パワステトルクセンサーの再生技術ですが 色々準備が整って再開できました。 NSXというクルマを扱っていて どうしても避けられなくて怖かったトラブルが パワステのトルクセンサー突然死でした。 オーナーさんが普通に乗っていても ある日気付いたらパワステが効かなくてエラーが出た・・とか 業者に預けている間に自然に故障してしまった・・とか なぜ、何をきっかけにトルクセンサーが故障するのか その理由は未だ分からず ただ、決定的なのは メーカーではトルクセンサー単体での販売を行っていなくて 故障するとパワステギアボックスAssyでの交換しか方法は無くて 部品代が40万円ほどと高額であるということ。 メカニカル部分が使えるのに パワステラックごと廃棄するしか無いというのは何とも勿体なくて残念なことで 何とか修理方法を確立したくて長年模索していたんですが 数年前 インターフェース基板の製作と交換という大技で修理方法を確立しました。 だけど私がT3TECを設立&移籍のため 失われた技術になっていた次第です。 T3TEC開業と共に パワステのメカニカル部分OHやメーターの修理など コアな技術は早々に再開してきたんですが トルクセンサーインターフェース基板の製作は どうしても時間がかかり 年末ギリギリになりましたが なんとか 開業1年以内に再開する事が出来ました。 一度は回路解析が終わっていたので パターンの設計と実装部品の見直しを行って オリジナルのIF基板が出来上がったのは先々月だったんですが これの交換作業は非常に難易度が高く 基板以外にも設備を用意する必要があって実験実行が遅れていました。 パワステラックに取りつけられているトルクセンサーインターフェースユニットは ラックを回すピニオンユニットに組み込まれたコイルに微弱な交流を流し 操舵力に応じて変化するコイルの出力を 車内のコンピュータへ送るために増幅する回路が仕込まれています。 このインターフェース回路の部品が故障することで パワステはエラーを起こすわけですが ウレタン充填されたケースから 純正基板を取り出して部品交換するのは非常に困難で 取り出し過程で基板を壊す可能性も高いため 「いっそのこと インターフェース基板を作って交換してしまえ!」 と言う手法を選びました。 だけど基板の設計製作だって難易度は高く 純正基板を取り出して回路と動作原理を探り 使われている部品を調べて予測して オシロで計測しつつ 入出力信号が純正同様になる様 リバースエンジニアリングして追い込んでいきました。 (もちろんこれは私には無理な世界だからプロに依頼しました) 回路設計屋さんに言わせれば このインターフェース回路には保護回路というモノが無くて 外からの大きなノイズで部品が壊れてしまう様なあやふやな設計で ホントにこれをクルマに載せていたんですか? と言われる様な物なんだそうです。 まあ、設計は昭和の時代でホンダ初の電動パワステですからね 未熟な時代の産物だったのは間違いないようです。 だから 「現代的な設計に治しますか?」と言う話もあったんだけど インターフェースだけ現代的にしても ラックの検出装置や車内のコンピュータが古いままなんだから 基本的に回路は同じで 基板に実装する部品とパターン設計だけを現代的にリメイクしました。 そんなわけで インターフェース基板は完成したんだけど これを交換するための機材の製作が遅れていたので まずは真空脱泡機の製作。 インターフェースユニットの中には 電源基板とIF基板が2階建て構造で仕込まれていて 防水と耐振動のためウレタンポッティングされています。 この、ウレタンに沈んでいる基板を 壊さずにサルベージするのがまずは一苦労 そして電源基板とIF基板を分離してオリジナルのIF基板に交換し 仮組状態で検証機K100に載せたパワステラックとテストケーブルで繋ぎ 動作をチェックする。 問題なければ再びウレタンを充填する。 ウレタンポッティングは 2液性のウレタンゴムを混合後 気泡を除去するため真空脱泡し これを基板が入ったケースに流し込んで再び真空脱泡し 真空と大気圧を数回繰り返して基板の細部までウレタンが回る様にして 加温して硬化を促進させていきます。 翌日には ゴム状に硬化して基板は湿度や振動から保護された状態になるので これを再びピニオンユニットに取りつけて パワステラックがK100に載った状態で動作検証 問題なければ修理完了。 と、なります。 あらかじめ インターフェースユニットを作っておけば 車輌からラックを完全に外さなくても ユニット交換でトルクセンサー修理が完了します 現車で来店してもらえれば それこそ1時間くらいで交換作業が完了します。 これが 私が目指していたトルクセンサー修理再生の最終形態で そのためにどうしても欲しかったのが 動作検証や脱泡など 作業に必要な色々な治具設備だったんです。 時間はかかったけど トルクセンサー修理技術の確立が完了しました。 これは本来 クルマ屋が手を出す領域ではないと思うんだけど 業者としてNSXというクルマとずっと付き合っていこうと思ったら パワステ故障の恐怖が常につきまとうわけで これを安心確実に対処するため どうしても技術確立する必要性を感じていたんです。 そんなわけで 2度目だけど静かな勝利宣言です やったなぁ・・ でも、我ながらよくやるなぁ。
TYIZさん!遂に完成形ですねー(^_-)-☆ これからもNSXに乗る私たちには凄く嬉しい事です! いつもながら頼りにしてますのでこれからも研究を よろしくお願いします。 次はどこかな(笑)
ozw号の本命作業 実はスマートキーによるキーレスとプッシュスタートでした。 今時のクルマの様に プッシュスタートにしたい!と言う依頼で これ 出来る事は分かっていたんだけど 後の整備性を考慮すると 配線がかなり面倒で T3ファクトリーを開始して間もないこともあって なかなか かかり切りになれる時間が取れなくて 作業から離れると途中までの配線を忘れちゃうし 時間的に大変ご迷惑をおかけしちゃいました。 でもねぇ これ、面白いです。 スマートキーのボタン操作でもロックアンロックできるけど スマートキーの受信アンテナをルーフ内装に仕込んでみたので キーをポケットに入れた状態で 運転席でも助手席でも ドア横まで来るとアンロック クルマから5メートルほど離れると自動でロック。 ステアリングコラムからキーシリンダーは外して コラム内装にプッシュスイッチを取りつけてみた。 (ベークライトの円盤を作ってエポキシ接着した) ブレーキを踏まずプッシュするとアクセサリー、イグニッション、オフ を、繰り返し ブレーキ踏んでプッシュするとIG状態からセルが回ってエンジン始動。 スイッチのLEDが色が変わるようにとか 時間はもらったので色々と拘ってみました。 でも、この作業は大変だったなぁ・・ もし、もう一度やるとしても 同じレベルの仕上がりを求めたら かかり切りで3日はかかるかと思うから 費用対効果で 求める人は少数かな。 と、言いつつ 「絶対欲しい!」という人が数人いたりします。。 動作はこんな感じになります。 http://tyiz.jp/mpg/ozwKeyLess.wmv https://youtu.be/GB5AsIjrKWk
先日はお邪魔しましたm(__)m 丁度現物を確認させていただきまして、すごく感動しました(*´ω`) NSXが現代車になったと思う瞬間でなんとも羨ましく思いましたが、費用対効果を考えると・・・ 私には残念ながら難しそうで・・・(;・∀・) でも、貴重な現車を見れて本当に感激ものでした♪ ありがとうございました(^◇^)
こんにちは、TYIZです 今年も残すところ10日ほど。 T3TECは28日が大掃除で29日から1月5日(火)まで休業です だから実働では1週間程度になりました。 ファクトリーは 預かり車輌がまだまだあるんだけど 納車待ちも多くて 27日までにはかなり納車になってガランとする予定。 大きな作業で エンジン関係が多々残っちゃうんだけど まあ、手がかかる作業は仕方ないですからね。 どうしても手がかかるエンジン降ろしメンテナンスですが 最近はスタッフ分業化が普通になってきました。 大久保がエンジンを降ろし 工場長が整備を行い ミッションなどの駆動系が同時なら私が手を入れて エンジンルームとリアメンバーの清掃はパートさんにやってもらう。 この、エンジンルーム清掃は 大久保のチェックが厳しくて 俺的には「充分キレイなんじゃないの・・」と思うんだけど 何度もだめ出しされながら清掃している・・ まあ、おかげでエンジンルームがメチャメチャきれいになっているけど。 通常エンジン降ろしメンテナンスでは ヤグラ1号で駆動系Assyを降ろして作業を行い エンジンミッションを個別に整備する「フルメンテコース」では ・ミッションを降ろし ・ヤグラでリアメンバーを降ろし ・エンジンにエンジンスタンドを取りつけてボディをリフトアップして分離。 と、言う方法で行うので 3月の開店以降 何台もNSXのエンジンを降ろしたけど まだ一度もリアハッチを外したことが無いんです。 これ、実は目指していたことで 脱着の危険とリスクとハッチの置き場所などを考えると ハッチを外さずにエンジンが降ろせるならその方が良い と、言う考えです。 先月 エンジンから尋常じゃ無い音が出たと言うことで修理依頼が入りました。 オーナーは 自走して来ようかと思ったらしいんだけど あまりに恐ろしい打音なのでレッカーで入庫。 エンジンをかけてみると 「ガタガタガタ!」とスゴイ音で これで走るなんてとんでもない・・と言う様な状況。 エンジンの振動もスゴイけど クラッチペダルに伝わる振動が尋常じゃ無い。 こりゃ絶対メタルのトラブルだろう・・ おそらく修理は大変な状況だろうから 中古エンジンを買ってきてそれを整備して換装した方が安いだろう。 と言うことで 中古エンジンを入手してあらかじめ整備しておいて これに換装する事にした。 車輌をリフトで上げてミッションを降ろし フライホイルを手で回してみると なんと、前後方向にガタがあって クランクプーリーが止まっているのにフライホイルが回転方向にガクガク動く・・ これって クランクシャフトが折れてるって事だよなぁ・・ まさかそんな事が・・と 降ろしたエンジンを分解してみると ホントにクランクが折れてる・・ ホンダのV6クランクは 等間隔爆発するためネジリが複雑で 部分的に強度不足に見えるんだけど いままでクランクのトラブルなんか見た事も無かったし サーキットで酷使している車輌でも クランクが壊れた事例は経験が無い。 このオーナーさんは ほとんど通勤+αで酷使する人じゃないし エンジン内部のキレイさからオイル管理の良さも分かるし クラッチの焼け具合などから 日頃の穏やかな運転が予想できるんだけど なぜこんな大トラブルが起きたのか謎です・・ やっぱり中古エンジンを手配しておいて良かった・・ エンジン換装して 当然 静かで良好な状態になったけど C30Aの意外なトラブルを経験しました。 しっかし よくまあクランクが折れた状態でエンジンは回っていたなぁ・・ この状態で セルがフライホイルを回してエンジンかかって 折れたクランクの先がタイミングベルトとカムを回していたんだから 奇跡的なクランクの折れ方だったのか・・
ちょっと有名な裏話 NSXのBピラーカバーに明いてる長穴 実はこれ スキーキャリアを取りつけるための穴だったそうです。 当時 純正オプションでスキーキャリアの計画があったそうで 試作テストをしていたらしいんですが 取付状態で高速走行した際に安全性がクリアできなかったとかで オプションとして売られることは無く終わったそうです。 でも、車輌の開発と同時進行だったから Bピラーカバーに長穴だけが残った・・と言うことだそうです。 NSXのBピラーカバーは アルミダイキャストで非常に剛性が高く出来ていて ボディへの取付も ネジ2本と複数のクリップを使ってガッチリと固定されています。 おそらくはこれも スキーキャリアを固定するための剛性確保だったんでしょうねぇ・・ キャリアの計画が無ければ フェンダーなどと同様にアルミ板のプレス製作とかで もっと軽く作ったんじゃないかなぁ。
NSXには 色々不思議な事が多いんですよね。 何でこうしたのかなぁ・・と思ったことを メーカーの人に訊いてみたりすると 意外な事実が分かってきたりします。 まだ、いくつか面白い話があるので また機会があったら紹介しようと思います。 と、いいつつ 私も良く分からないこと多いんですけどねぇ。 なにしろ 当時設計した人は 定年退職しちゃっていると思いますからねぇ。
TYIZ様 いつも楽しみにこのコラム拝見させていただいています。 このような設計構造の裏話、業界に通じていないと入手出来ない様な内容で、本当に興味深く感心しています。 自分の車の構造にこんな背景があったなんて開発者の苦労が想像されます。これからも、色んな情報楽しみにしています。 ありがとうございました。
私 アルミ製だとばかり思っていたんだけど Bピラーカバーは亜鉛合金だそうです。 (と、いうことは リアフェンダーのサイドエアダクトも同様なんでしょうね) どうりで 妙に重たいわけですねぇ。 なにしろ 比重はアルミの倍以上らしいから。。 まあ、アルミじゃなく亜鉛合金を使う理由もあったんでしょうね。
先日 車検で預かった初期型NA1のAT車があるんですが このNSXには 純正オプションの自動車電話が付いてます。 当時 携帯電話はまだまだ普及していなくて 自動車電話なんてのがあったんですよね。 NSXの純正オプションでも存在していたんですが まあ〜滅多に見ないレアなものです。。 アナログ時代の回線だから とっくに電波は使えなくて いまスイッチを入れたところで「圏外」になるんでしょうけど 外すのも勿体ない感じで そのまま付けてあるんです。 ダッシュボードにブラケットで取りつけられているその構造と ブラケットの意外な剛性感など やっぱり純正だよな・・と感じる作りです。 で、この電話の本体はトランク内部に仕込まれている様で トランクの中でコネクター接続されています。 そのコネクターというのが トランクを開けて左前方の内装をめくった時にみえる 茶色のコネクターなんですねぇ。 これ、自動車電話用オプションのコネクターで アクセサリー電源が取れるから エアリフターのコンプレッサーユニットを付ける時なんか 便利に使っていました。 不思議なのは Rには無いんだけど とっくに電話オプションが廃止されていたはずの 高年式のクーペにもこのコネクターは付いているんですよね。 何かに流用するつもりだったのか リア回りのハーネスを新設計したくなかったのか どっちなんでしょうねぇ。。 ちなみにこのNSX 現在の走行距離で8千キロちょっと。 極めて程度良好で 久しぶりに新車に近いNSXに乗った気がしました。 サスペンションも 老化が極めて少ないブッシュとショックアブソーバーで ノーマルってこんなに良かったんだっけ・・と感心する。 やはり 現代においてNSXに求められているのは 性能維持と復旧のための技術なんだと痛感する。 で、このNSXで陸自へ行き検査ラインに並んでいたら 検査官が来て 「お?なんだ・・クレジットカードリーダーが付いてるんですか?」 と、訊かれた。 まあ、そうも見えるかもなぁ・・ 「いや、純正の自動車電話なんです。」と話すと そりゃレアなアイテムですねぇ! と、感心していた。 でも、通電しても圏外で通話できないんですけどねぇ・・と 世間話した やっぱりね 四半世紀経つと言うことは こう言うことなんでしょうねぇ。
こんにちは、TYIZです。 色々手の込んだ作業依頼で長期預かりになっちゃってるOZW号ですが メイン作業はあらためて紹介するとして バックランプにLEDを入れた事例を紹介。 自宅付近が暗くて 「出来るだけバックランプを明るく出来ないだろうか?」 と、相談されたので じゃあ、ヘッドライト用のLEDでも入れてみましょうか? ということで加工取り付けしてみました。 一般的に売られている電球と交換するタイプのLEDは輝度が低く 劇的な明るさは得られないので 改造懐中電灯で使ったCREEのパワーLEDと安定化電源で使って自作してみようか・・ と思っていたんだけど 手っ取り早くヘッドライト用のLEDキットを加工してみようと思って 試してみました。 ヘッドライトのH4とかと入れ替えるタイプのLEDキットは多々売られているので CREEのXMLを2球使ったものを入手 改造懐中電灯で色々実験したけど 最新のパワーLEDの明るさは凄まじく XMLはフルドライブで3Aほど流せるスペックだから1灯で10Wほど。 これを2個使っているんだから 全力で発光させたらかなり明るいはずだけど 発熱も凄まじく 長時間連続点灯させるなら放熱対策をしないと焼き切れちゃう。 入手したキットをテストしてみると 消費電力は2灯で15Wほどで XMLの完全フルパワードライブはしていないみたいで 35WのHIDには及ばないけどかなり明るい。 そしてHIDと違って 通電すれば瞬時に最大輝度が出るのがバックライトには向いている この製品はヒートシンクとファンが一体になっていて 熱対策も考えられているらしい。 だけどこのままじゃテールライトユニットに入らないし テールライトユニットは加工したくないから LED部分の基板を切り出して アルミ丸棒を旋盤で削ってヒートシンク作って 先端に熱伝導シリコンで基板を貼り付ける。 これを純正のソケットに入れて 付属していたDCコンバータと繋いで12Vかけて点灯させてみると やっぱりソケット自体がどんどん過熱してくるけど まあ、100度未満では収まってくれそうだし バックラインプは常時点灯させるものじゃ無いから大丈夫でしょう。 テールランプに組み込んでさっそくバックライトを点灯させてみると こりゃもお 笑っちゃうくらい明るい。。 光が拡散するレンズだから ヘッドライトみたいな明るさじゃないけど こりゃ確かに暗いところでバックする時には大いに役立つかと思う。 屋内を暗くして ノーマルのTYIZ号と並べて比較してみると やっぱり笑っちゃうね。。 俺も欲しい!と思ったけど 夜は後ろのクルマが驚くまぶしさだろうなぁ・・
現車のコネクターを加工することになるし 製品化は今のところ考えてないけど どんなLEDキットをベースにするかで費用は変わるけど 加工&取付の工賃で1万5千円くらいかな・・ ソケット改造して ヒートシンク2個作って LED基板加工して接着して 熱伝導シリコンが硬化するのに1日かかるから そのあとLED基板に配線をハンダで繋いで・・ と、やってると それなりに時間かかります。 だから 現車のソケットを配線切って送ってもらって加工するか 入庫しての作業となりますね。
すごく良いですね 製品化の予定はないんですか? もし製品化するとしたらおいくら万円でしょうか?
今日は、ドアロックの修理、ありがとうございました。 とても面倒な作業で申し訳ございません。 でも、ロックがスコスコ動くようになり、大満足です。 これで安心して冬眠させられます。 圏央道がつながったので、福島からドアツードアで3時間、 近くなりました。 また、冬眠から目覚めましたらお邪魔しますので、 どうぞよろしくお願いします。 取り急ぎ御礼まで。
昨日はお待たせしました。 助手席側のロック解除が困難・・ と言うことだったから 何かリンクの問題かな・・と思ったんだけど 原因はドアロックユニットでしたね。 これの交換は ドアガラスとレールを外さないと出来ないから けっこう大変なのと レールを外すと やっぱりガラスの建て付けが変わっちゃって 調整で一苦労するんですよね。 何はともあれ完了です これから冬眠の時期ですね また春になったら遊びに来てください。
こんにちは、TYIZです 気付けば11月も今日で終わり あまりにも月日の流れが早いです。 T3ファクトリーは相変わらずなんですが さすがに 人手不足を痛感する様になってきました。 ありがたいことに たくさんの作業依頼をいただいて 日々NSX作業に携わっているわけですが いろいろ 新たなチャレンジをしてみたいんだけど時間が取れない・・ という感じです。 まあ、このご時世 贅沢な悩みなんですけど 来年はメカニックを増やす必要がありそうです。 T3TECを立ち上げて 急激に増えたのはエンジン関連の重作業。 時期的に重整備の依頼が増えて来たのもあるけど ほぼNSX専門のファクトリーが出来たことで やってみたかったエンジンチューンに着手してみようか・・ と、考える方も増えたようです。 実に面白くてありがたいことです。。 来年は もっと面白くて ハイパフォーマンスなチューニングメニューを提供したいですね。 エンジンチューンやサーキット走行に伴い オイルクーラーの必要性はずっと悩みで 以前から お客さんと色々な方法を試して模索していたんですが やはり オイルパンから電動ポンプで フロントクーラーコアへ循環させるのが最善となりました。 その際 問題なのはポンプなんですよね。 市販品で充分な送油量を確保できているポンプというのがなかなか無くて C32Bでサーキットを走ると 4L毎分のポンプでなんとか満足できるか・・ という感じで 以前あるメーカーの8L毎分の試作品をテストした時には 好結果だったから これの量産を依頼していたんだけど どうやら頓挫しそう。。 で、現在仕立てているチューンドC32Bサーキット走行車輌は 4Lポンプを2機使うことにしました。 オイルポンプは サクション(吸入側)の抵抗が大きいと効率ダウンするので 出来るだけオイルパンに近いところ つまりはエンジンルームにポンプを置きたいわけだけど 整備性を考えると なにしろスペースが厳しい。 今回の車輌はエアコンレスだから エンジンルームの左右フレームに各1個取りつけたけど それでもスペース的にけっこう厳しくて オイルクーラーのための大容量ポンプの模索も 今後の課題になってきています。 それとこの車輌では ミッションのブローバイタンクを付けてみました。 特に6速ミッションで顕著なんだけど 高速走行でギアオイルの温度が急上昇した時 ミッション上部のブローバイ出口から オイルミストを大量に噴射するんです。 サーキット走行でも 一度油温が上がったあとはオイルは吹かなくなるんだから ミッションケース内部の空気膨張が効いているんだと思います。 だから 円筒形タンクの下からオイルミストを入れて内部で分離して気体だけ外へ排出 タンクの中に溜まった液化したオイルは ミッションが冷えた頃 ミッション内部の気圧が下がってケース内に戻っていくように仕立ててみた次第。 結果次第で 定番化していくかも知れません。 色々な作業に手を食われていると 修理依頼のメーターやパワステラックが積み重なってきて 今日はラックのOHをやろう!と決めて作業。 やっぱり 人手不足を感じるなぁ。。
この掲示板はいつも参考にさせてもらってます。 97年式のType-S(19万キロ)に新車より乗ってます。 地方に在住してるので先日、ディーラーにてエンジンを降しメンテしてもらいました。 引き渡しの時の試乗にて1速発進時にジャダーが出るのにすぐ気が付きました。 ディーラーの話だと当たりが付くまでこのまま乗って様子を下さいとの事でした。 以前、10万キロ到達時もエンジンは下ろさずクラッチは交換しましたがこのような事 は有りませんでした。 1速で発進すればシフトUPする時、DOWNする時は感じません。 バックでも感じません、1速で発進する時だけです。 エンジンマウントも交換してるし、クラッチもクラッチ版、プレッシャープレート、レリーズベアリングなどアセンブリー交換してます。 一つ気になるのがクラッチ板が欠品していて、ロットがまとまって製造できるまで待たされました、この時製造したクラッチ板の材質が何か変わったのか気になります。 考えられる原因、対策などご教示頂ければ幸いです、宜しくお願いします。 以上
何はともあれ 解決したようでよかったですね。 そんなわけで 純正シングルクラッチは フライホイルのスプリング老化と共に 着実にフィーリングが変わってきています。 クラッチディスクにダンパースプリングが入っている通常のクラッチに比べると 性能維持のためのコストが非常に高く付くんです まあ、次のクラッチ交換の際には フライホイルごとツインに交換しちゃった方が良いと思いますね。
TYIZ様 その後の状況報告(最終) 12日〜17日でミッションを再度降し、フライフォイルを新品に交換して貰いました。 交換した物を持ったのですが非常に重く感じました。 ・治りました ジャダーが出てたのがウソのようにスムーズに繋がります。 原因は、やはりフライフォイルでした。 ・今回提示いただいたツインプレートのクラッチにはディーラーでは出来ませんでした。 残念ですがあくまで基に戻すのがディーラーメンテの限界の様です。 ・次回クラッチを交換する時は、軽量フライフォイル・ツインクラッチにしてエンジンの吹き上がりの違いを体現 してみたいと思います。 ただ、どこで出来るのか・・・やはり遠いけどT3TECまで持ち込む事になりそうです。 ・今回メンテをお願いしたディーラーはかなりの数のNSXを扱ってますがほとんどNA1でNA2のデュアルマスフライホイル交換は今回が初めてだったそうで、 すぐに不良に気付けなかったそうです。 ちなみに今、話題の新型CIVIC Type−Rも同様のフライホイルだそうです。 (材質変更、肉抜きなどの軽量化はしてるでしょうけど・・・) 今回は丁寧な説明、貴重なノウハウを教えて頂き有難う御座いました。
>標津さん 標津さんもクラッチで悩みましたよねぇ。 社外組んだり純正に戻したり。 NSXに関して言えば 6速ミッションでもデュアルマスにする必要性は薄いと思うんです。 ちなみに 5速ミッションでもラトル音は出ていますけどね 変速ギアが多い6速の方が条件が悪いからデュアルマスを採用したんだと思うけど 純正ツインクラッチなら まあ、ギア鳴りに気付く人はいないと思うなぁ。 NA2のC32Bが 空吹かしレスポンスが悪くて回転落ちが悪いのは 電動スロットルの制御もあるんだけど ものすごく重たいフライホイルの弊害もあるんです。 これをNA1用純正クラッチ+軽量フライホイルでも組めば 見違えるくらいレスポンスはよくなりますね。 余談だけど クラッチ板に仕込まれているダンパースプリング 究極を言えば これは無い方がクルマは速くなるそうです。 知人がFISCOでN1シルビアのレースをやっていた頃 メタルディスクでダンパー付きと無しをテストしたところ ダンパー無しの方が0.5秒ほどラップが速かったそうです。 それを聞いて なんだ・・たった0.5秒か・・と言ったら 10週のレースだからな 5秒違ったらブッチギリだぜ!と言われて なるほど・・と思った。 シフトチェンジの度に 一瞬でもバネで駆動力が逃げるから ギリギリの世界ではわずかながら差が出ていくと言うことらしいです。 デュアルマスフライホイルのダンパーは クラッチディスクのスプリングより遙かに回転方向の動きが大きく パワーの逃げが大きいから SゼロやRがこれを採用しなかったのは そういう理由があったのかも知れませんね。 さらに余談だけど イラストのデュアルマスフライホイルの断面図を見ると 第1と第2フライホイルを繋いでいるのは 普通のグリス封入ボールベアリングです。 第1フライホイルはクランクシャフトに取り付けられていて 第2フライホイルにクラッチが組まれているわけですが NSXのクラッチはプル式で クラッチペダルを踏んだとき レリーズベアリングは かなりの力でプレッシャプレート(クラッチカバー)のダイヤフラムを引っ張ります。 この力が ほとんど揺動回転程度の状態のベアリングにかかるわけですよね 単列深溝ボールベアリングに 回転停止状態で大きなスラスト荷重をかけるのは良い構造とは思えないんですよね もちろん設計値に余裕はあって メーカーは十分な耐久テストをしているとは思いますけどね。 それでも チューニング屋の設計屋の目線で見ると そこまでして打音解消に拘るのか・・と疑問感じちゃう次第なんですよね。
TYIZさん、私のデュアルマスからNA1シングルへの交換の 時には例の打音問題でお世話になりました(笑) 私もNA2のシングルクラッチからの交換で失う物より得た物のほうが 大きかったですね〜! とにかく純正クラッチ同士でこんなにエンジンの回転フィールが 変わるんだなと! わたし的には、もう純正シングルへ戻す意みが見当たらない現状況ですし 先日にTYIZさんに乗ってもらい安心致しました。
ほお。 ディーラーメカさんもやりますな。 ホントにミッションを降ろしたか。 実は私の予想1位はフライホイル まだ確定じゃ無いと思うけど 高確率でフライホイルが怪しい。 だから ミッションを降ろさないと判断できないと書いた次第です。 実はNA2の6速ミッションから採用された デュアルマスフライホイルは ディスク板との摩擦面以外に接合部のスプリング機構に寿命があります。 なぜ6速からデュアルマスフライホイルが採用されたのか? NSXに関しては 「音に対してメーカーの考えすぎ・・」じゃないかと思うんだけど、 ミッション内部でギアがバックラッシュ分踊って出す音 ラトル音と呼ばれますが これを消すためらしいです。 この方式のフライホイルが国産車で最初に採用されたのは80スープラだったかな。 スープラに積まれたゲトラグ(ドイツのメーカー)の6速ミッションは そりゃもお、ラトル音が凄まじく これを解消するためデュアルマスフライホイルが採用されました。 その後34GT−Rもゲトラグのミッションを搭載し 同様にデュアルマスフライホイルが採用されてます。 エンジンのクランクシャフトは一定回転で回っているようで 実は加減速をしています そりゃ、ピストンの上下運動を回転に変換しているんだから仕方が無い。 フライホイルの慣性マスを使って出来るだけ一定回転数にしたいところだけど フライホイル重量化はレスポンス悪化を伴うのでスポーツモデルでは限度がある。 回転ムラがある軸出力を そのまま常時噛み合い式ミッションに繋いだら 無負荷のニュートラル状態では ギアのバックラッシュ分 ガタガタと音を出すわけで ゲトラグのミッションは 歯が大きいのかバックラッシュが多いのか知らないけど 盛大に打音が出たんですね。 その対策として ミッションのメインシャフトに第2フライホイルを持たせて エンジン側の第1フライホイルとスプリングで動力伝達する構造にし ミッション側のフライホイルにクラッチ機構を設けたのが デュアルマスフライホイルというわけです。 上のイラストは NA2の整備書から抜粋です。 第2フライホイルにクラッチが組まれているので ニュートラル状態でクラッチを踏んでいないとき メインシャフトが刺さっているクラッチ板は第2フライホイルと繋がっているから ミッションの回転変動は非常に少なくなるので ギアの打音が消えるわけです。 だけど 走行中エンジンパワーを伝える度に 両フライホイル間のトーションスプリングは強く圧縮を繰り返すので 徐々にヘタって来ます 場合によっては バネが数本折れてしまってフライホイルの連結がユルユルになってしまい これが クラッチミート時の振動発生や違和感 つまりはジャダーの原因になるわけです。 これが原因だとしたら 対策はフライホイルを交換してしまうしか無いです でも、デュアルマスフライホイルは複雑な構造故に高額です。 なので私だったら この症状が出たお客さんには メインシャフトを02R用に交換して NA1用のツインプレートクラッチにしてしまうことをお勧めしますね。 デュアルマスフライホイルはその構造故に 回転体として非常に重く レスポンスの悪さや回転落ちの悪さを伴います。 だから 6速ミッションを搭載するNA2でも 競技色の強いSゼロとType-RだけはNA1と同じ シングルフライホイルのツインプレートクラッチを採用しているんでしょう。 費用的にも デュアルマスフライホイルを買うのと NA1用クラッチを買ってメインシャフトを02R用に交換するのは大差無いと思います それで 回転落ちの良さとレスポンス向上が得られるんだから安い物だし だから うちのお客さんで色々手を入れているNA2オーナーさんは ほとんどデュアルマスを使っていないんです。 デメリットは?といえば 確かに ラトル音は発生しているみたいですね。 特に 全く回転ダンパーが無くてフライホイルが軽いOSのツインクラッチなどを組んで クラッチを踏まずニュートラルでアイドリングしているとき 車輌をリフトで上げてチェックすると ミッションから コロコロコロ・・とか、カタカタカタ・・の周波数を高くしたような打音が出ています。 あえてお客さんに説明したことも無いけれど 車内ではほとんど聞こえないし この音に気付いて違和感を訴えてきた人もいません。 ギアのバックラッシュの音だから 負荷がかかっている走行中は発生しないし マフラーが変わっている車輌だったらまず聞こえないと思う。 NSXではその程度の音です これが80スープラにOSツインを組んだりすると もお、アイドリングでガラガラガタガタとスゴイ音を出しました。 日産でも S15シルビアに採用された6速ミッション(アイシン製だったかな)では ノーマルはデュアルマスフライホイルだけど フライホイル交換しても異音が問題視されることはありませんでした。 そんなわけで もう一度ミッションを降ろす覚悟なら NA1のツインクラッチに交換してしまうのがお勧めで もし、うちを訪ねてきてくれることになったとしたら その方向で話を進めようと思っていました。
TYIZ様 その後の状況報告 9〜12日にディーラーにてミッションを降し各部の点検をして貰いました。 解った事 ・クラッチ関係に異常な点は見当たらない。 ・このクラッチ板はダンパースプリングが付いてなくてその役割を今回交換していない 二重構造のフライホイルがしている、そしてクラッチ板が当たる面が手で回した位で動 くがこれで正常なのか不明。 行った事 ・クラッチ関係を全てバラし規定トルク、手順で再組み付け実施しテスト。 結果 ・不具合解消せず。今回の結果は基本的に何も変えてないので当然の事 なのかもしれません。 今後の対策 ・私は知らなかったのですがNA2のシングルディスクには、ダンパースプリングが付い ていないんですね、又その役割を二重構造のフライホイルがやってるとは・・・・ いつもネットのクラッチ板の写真ではNA1のダンパースプリング付のツインプレート しか見てなかったので解りませんでした。 ただこの方式は一部のポルシェやトヨタ車でも有るみたいです。 ・そこで問題はフライホイルなのですが手で少し力を入れたくらいで動いていいのか? そこに不良が有るために今回の不具合が出てるのか切り分けるため新品を取り、 見比べる事にしました。 そもそも20万km走行してフライホイルは変えた事が有りません。 ディーラーの見立てはクラッチ板を今回交換する前は10万km走行した クラッチ板自体が減り、適度に滑って異常があまり感じなかったが、今回交換した事により密着度が上がり、かつフライホイルのダンパー効果不良によって ジャダーがでたのでは?・・・ 懸念事項 ・このフライホイル部品が値上がりし21万円するそうです、又修理も出来ない様で とほほ・・・・・・ また、結果が出たら報告します。
ブーメラン?w ワタシは節度のない業者なので 節度はありません〜♪ 残念〜♪
明日 ディーラーで再検証するんでしたっけ。 では、結果が分かって解決したら 是非報告してください。 もしそれが 私も知らなかった新事例だったとしたら へぇ〜・・と感心しつつ 何故そうなるのかを考えましょう。 もし私がいくつか予想している内容だったら 何故そうなるのか 図解入りで説明しましょう。
ブーメランですね。 ↓
NSXにふさわしい節度を求める 自称節度ある人って 匿名で批判を行う人のことなの? ハッキリHNでも何でも公開させて行うべきじゃないの?
質問の内容はラーメン屋で隠し味を聞くようなことですよ! ディーラーに任せたならば、そこに任せるべきです。 もし、その店で直せないのならば、そこを選んだあなたの責任です。 インターネットで(タダで)何でも教えてもらえると思わないでください。 車を生業としている物は、それぞれ色々と苦労してノウハウを蓄積しています。 NSXという車にふさわしい、もう少し、節度ある掲示板でありたいのもです。 横から失礼しました。
TYIZ様 返信、有難う御座います。 車を持ち込み修理依頼したいのはやまやまですが九州に住んでいる為、なかなかおいそれとは行けません。 今回のエンジン降しメンテもNSXの経験、知識豊富な「T3 CRAFT WORKS」さん、にお願いしたかったのですが 離れている為、地元のホンダディーラーにお願いした次第です。 NSXメンテの聖地、T3TECの近隣に在住の方が羨ましいです。 ホンダディーラーから連絡が有り、9日に見てもらう事になりました。 治ればいいのですが・・・・・。
いくつか予想は出来るんだけど まったく的外れかも知れません だから確認するためには現車が見たいですね。 依頼されれば確実に治します。 でもおそらくは まずはミッションを降ろすことになると思います。 もし、このまま走り続けて症状が消えたなら 「アタリ」が良くなった・・と言うことでしょうけど。
この空気感でまだ質問するんですね。
お礼の返事をするのを失念してしまい礼を欠いた事をお詫び致します。 改めて、連絡頂き有難う御座いました。 その後の経過ですが、 @バックでは振動がでない。 A1速で2000回転で繋ぐと振動が出るが1200回転ぐらいで静かに繋ぐと振動が 少なくなる。 BシフトUP時は一旦クラッチを切り次に繋ぐ時はドライブシャフトも回転してるので あまり感じないのかも知れません。 以上の点からご指摘の様にクラッチジャダーだけでは無い様な気がしてきました。 後は、素人考えでマウント、駆動系だと思われますが何かチェックすべき個所が 有ればご指摘頂ければ幸いです。
実は この症状で原因に心当たりはあるんだけど やっぱり 信じて託した業者さんにもう一度診せた方が良いんじゃないかな・・ と思いましてね。
回答をしても、お礼はしないんですね。
現車を見ていないからわからないけど それって ホントにクラッチジャダーですかねぇ? 仮に ディスク板の材質が多少異なったところで あのシングルプレートクラッチがジャダーを起こすかな・・ 気になる点はいくつかあるけど ジャダーが起きる原因は限られているんだから まずはミッションを一度降ろしてみることをおすすめします。 急ぐなら何はともあれミッション降ろししてチェック。 あるいは 重整備を任せたと言うことは信じて託したわけだから 信じて様子を見るか。 それで 傷口が広がるか治癒するか見守るか。
こんにちは、TYIZです だいぶ前から製作予告していた メーター検証機が完成しました。 メーターの修理依頼があまりにも多くなり ほとんどが メーターAssyで送られてくるわけですが、 ブレーキ警告灯の常時点灯以外にも スピードメーター表示が実速と大きくずれている・・とか 油圧計が振り切る・・とか 修理後 メーターAssyを組み立ててお客さんに送ったら 新品交換した電球が点かない・・とか (まあ、これはソケット電球の接触不良だったんですが・・) これらは メーターを分解状態で動作チェック&補正を行う いままでの補正機「DAN」ではチェックが出来ず メーターAssyを現車に取り付けないと動作検証が出来なかったわけで 「送られてきた状態での動作と症状のチェック」 「修理組み立て後に完成確認の動作チェック」 これが出来る治具の必要性を感じていました。 で、どんな治具装置を作ろうか・・と考えて タコ&スピードの動作検証はもちろん サイドの4メーター(水温、油圧、燃料、電圧)の動作チェックと 全てのワーニングランプと照明電球の点灯確認 つまりはメーターAssy状態での全ての動作チェックが出来る装置が欲しい。 サイズは出来ればコンパクトでバッテリーも内蔵で操作が簡単に。 ということでイメージを描いてみて カタチにするために必要なモノと情報収集。 まず、必須になるのが スピード&タコメーターにパルスを送る電子回路。 これは私の手に負えないので 常連のお客さんでその手の技術屋さんに依頼して作ってもらう。 ロータリースイッチ切り替えで指定周波数を出力できるように 汎用基板上で回路を組んでもらってるんだけど これが素晴らしく理想的な性能で クリスタル1個の発振で正確な周波数を2系統出力できます。 水晶発振素子を使ったデジタル装置だから DANに使った簡易発振器のように 電圧や温度による影響が無いから周波数調整が不要で そのためのキャリブレーションボリュームがいらないので ケースのパネルがシンプルに出来る。 基板とパソコンをUSB接続で繋いでプログラム変更できて 私の望むスペックに仕様を作ってくれました。。 私も中学の頃までは電子工作大好き少年だったけど こういう回路は組めるレベルじゃ無いから どうしてこんなモノが作れるのか不思議ですねぇ・・ で、パルス発生器さえ出来上がれば あとは楽しい電気工作気分で自作していく。 まず、ケースはこんなカタチと大きさが良いな・・と汎用品を買って スイッチとボリュームのレイアウトを考えていたら どうしてもバッテリーの置き場が無い・・ 照明を含めるとメーターAssyはかなり消費電流が大きいと思うし DANの時に使った小型鉛電池では容量不足だろう・・というわけで リチウムイオンの18650セルを3本直列で使うことにして バッテリーソケットをケースの裏に取り付けて そのままじゃテーブルなどに置いたときに安定しないから 熱収縮チューブを巻いた引き出し用の取っ手を ケース裏に取り付けてスタンドにした。 18650セルは 一時期ハマった改造LED懐中電灯で常用したバッテリーで 直系18ミリ長さ65ミリのリチウムイオン電池。 1セルの定格が3.7Vなので これを3本直列で約11V。 メーカーがパッケージしていない 単体セルのリチウムイオンバッテリーは扱いが難しく 充電と放電の両方に安定装置が必要だけど 軽量で非常に容量が大きく(今回使ったのは3400mAhの大容量タイプ) 今回の検証装置には最適だと判断した次第。 今回はケースの大きさから先に決めちゃったから レイアウトでちょっと悩んだけど 理想形状と操作性を求めてスイッチ類を位置決めし ケースの中に基板を位置決めして 配線を繋いでいく。 電圧計はそのまま11Vを計測させれば良いとして 燃料、水温、油圧はセンサーの抵抗値を加味して可変抵抗を使う。 駆動電圧が12V未満になるので表示がずれるかな・・と 外部電源繋いで電圧を変えて実験してみたけど 問題視するほどの変化は無いみたい。 なので予定通り11V駆動で行くことにする まあ、電圧変化でメーター表示が大きくずれたらそれも問題だからな。 今回 我ながらGoodアイデアなのは ケースとメーターを繋ぐハーネスを脱着式にしたこと。 これを交換することで 前期&後期メーターとも対応できます。 仕事の合間を見ながら数日かけて配線作業を終えて テプラでラベルを作ってデコレーションして完成。 さっそくメーター修理作業に投入してみると まあ〜我ながら良い物を作った・・と感動。 だって、車輌から外したメーターAssy単体を 全て動作チェックできるんだから素晴らしい。 タコ&スピードには同時にパルスを入力できるから 個別にメーター表示確認が簡単にできる。 クリスタル発振だから周波数も毎回安定しているので 検証機側周波数の微調整は不要 これが便利。。 電圧計は 11V入力だからそのくらいを示してくれればOK。 燃料計は 信号を変化させてみても針の動きが遅いね・・ EからFにボリュームを回しても上がりきるまで1分くらいはかかる。 まあ、これが過敏だと 走行中の燃料液面変化で針が踊っちゃうから あえてこういう仕様なんでしょう。 水温計は面白い動きをする。 ボリュームの回転量に対して比例せず 適温と思われる針が水平付近は変化が穏やかで かなり水温が上がった状態で無ければ赤線まで上がらない。 これは ドライバーに安心感を与えるための味付けなんでしょうね。 油圧計は かなりリニアにボリュームの回転に追従する。 まあ、こういう仕様なんだろうねぇ。 ワーニングランプの点灯も全て確認できて 当然ブレーキランプ球切れ警告灯もチェックできる。 DANと同様に基板とパネルを取り出した状態でも作動させられるし もちろんケースに組まれたメーターAssy状態でも検証可能 う〜ん、理想的な治具装置。実に素晴らしい。。 ちなみに メーターってどのくらい電気を食うのかな・・と測ってみると メーターへの信号を入れた状態で 照明とワーニングを全て点灯させてみると5A近く流れますね・・ (今回使ったリチウムイオン制御基板は7A対応だからまだ余裕だけど・・) だけどそれって60Wくらい消費することになるわけで ヘッドライト片側くらいを消費しているわけだ。 リチウムイオンセルでどのくらい使えるかも実験してみたら 1時間弱でバッテリーが上がる感じ。 (まあ、3400mAhセルだから計算上もそんなところか) 作業中にバッテリー上がりした時のため 外部ソケットにしてセル交換出来るようにして良かった。 この新型補正機の名前はハックにしました。 まあ、深い意味は無く アライメントテスター台にペンキ塗っていて気分はトムだったから やっぱり次はハックかなと。 レベッカとかジム・・とも思ったんだけど。 予定通りマークトウェインです。。 鉄人!とか正太郎!も考えたんだけどやっぱり横文字かな・・と。 T3TECを始めて非常に慌ただしい日々なんだけど まだまだ作ってみたい治具や NSX関連のアフターパーツが多々あります 気付けば今年もあと1ヶ月ちょっと 来年は何が出来るかなぁ。
メーターの話しでもう一つ サイドメーターの電圧計ですが これ、けっこう個体差があって 実電圧に対して高めに示す車輌と低めに示す車輌が有ります。 電圧計は 軸に取りつけられたマグネットと コイルに通電した際の磁力の反発で針を駆動しているんですが 表示を補正するため コイルの外側ケースにマグネットを取りつけて これの位置で針の示す値を調整しています。 メーカーでは 文字盤と針を組み立て後に 電圧表示が適正になるところに マグネット位置を調整して接着しているようです。 だけど使っているのが 普通のゴムボンドだから 経年老化で接着が外れちゃってケースの中でマグネットがずれて 電圧表示が狂っちゃう固体があるんですね。 メーカーが出荷時にどのくらいに調整しているのか興味有ったので 手元にある複数の電圧計に 正確に電圧供給できる電源ユニットで12Vをかけてみると 12.5〜13Vくらいで 少し高めを示す位置でマグネットは固定されているみたい。 なので メーターを預かって検証する際には 電圧計の示す値もチェックして 大きく外れているようなら 電圧計単体で電源装置に繋いだ状態で マグネット位置を調整して再接着することにしています。
ワーニングに使われているのが1.4wを15個ほど 約21W 照明が3.4Wが3個 2Wと1.4Wが各2個 約13W さらにATインジケータなどを全点灯させると電球だけで30W以上 だから電球だけで3A近辺消費するわけです だけど常時点灯しているわけじゃ無いからね メーターと照明電球を点けた状態なら2A強です。 それでもまあ たかがメーターユニットが20W以上消費するんだから 現代的じゃ無いんでしょうね。 NSXは メーターも古典的ですよね。 だけど見やすいとは思いますよ 艶消し黒文字盤に白い文字で赤い針は 目障りにならず必要な情報を得るためのものだろうし やっぱり人間にとって見やすさを求めた結果だと思います。 NSXのメーターにLEDを入れるのはアリなんだけど このメーター ワット数違いの複数の電球で照明しているから 点光源で強い光のLEDにすると 純正のイメージと変わるんですよね。 なので やっぱり私は電球のままなんです。 ただ、文字盤の裏とかレンズの内側とか 汚れている個体が非常に多く これを清掃するだけでもかなり明るく見やすくなります。 なので修理で預かったメーターは 全て清掃して納品しています。 たぶん 修理から戻ってきたメーターを組んだ方は 「お!明るくなった!」と思っているはずですね。
照明のLED化について はじめてメールします。 インプレッサを最近乗り換えたんですが、メーターがLED照明で昼間でも見やすくなってます。 NSXはその点、昼間暗いですよね。 今朝読みながら、5ampも流れているのに驚きました。 白い文字盤の初期型に乗ってますので、結構見易くなると思いますが、考えがあまいでしょうか?是非商品化して欲しいです。
新型メーター検証機を修理作業に投入してみると なんとまあ、いままでの不安や面倒さが全て解消。 ホントに素晴らしいぜ。。 で、数台メーター修理を行ったところで 業者から妙な症状のメーターが単体修理依頼で入った。 通電直後は正常動作しているんだけど 数十分後 スモールランプを点けるとタコメーターの針が落ちてしまう。 点けなくても時間の経過と共にタコが不動になる。 アフター業界のメーター業者に数回修理依頼したんだけど完治せず 私の所に巡ってきた次第。 まあ、たぶんタコメーター基板だろうなぁ・・と思いつつ メーターAssy状態でHuckと繋いで検証してみると なるほど 通電後しばらくしてタコメーターの針が踊り出して 照明を点灯させると針が落ちてしまう。 こりゃ面白い・・ というか、これを事前に検証できるのが素晴らしい。 ついでにスピードメーターの速度をチェックすると 低速域では妙に高めに表示して 高速域では数十キロ低い値を針が指す。 こちらもナニかが起きている・・ で、さっそく分解して基板をチェック 予想通りタコメーター側はコンデンサー液漏れがヒドイ状態で プリントパターンの腐食も進行している。 スピードメーター側は 過去に修理業者が手を加えているようで 指定外のコンデンサー容量と可変抵抗が組まれていて 強引に補正しているらしい。よくやるなぁ・・ でも、原因は別にあるので この方法じゃ車速パルスに比例しなくなるのでダメなんだなぁ・・ まあ、タコ&スピード共に修理難易度が予想の範疇だったから 無事に修理&補正を行って 組み立て後にHuckに繋ぎ メーターAssy状態で全電球の点灯とサイドメーターを含めて全て動作検証を行って納品。 う〜ん、何という安心感。。 新作検証機はさっそく役に立っています。
こんにちは、TYIZです エンジン降ろしメンテナンスと同時にミッションのOH依頼が増えて スタッフ3人の分業でこなしているんですが 作業が渋滞気味になってきました。 通常エンジン降ろしメンテナンスとエンジン脱着などの担当は大久保 エンジン本体の整備は工場長 降ろしたミッションの分解整備は私がやります。 長期欠品が続いているOSの4.4ファイナルですが 実は1個だけOSに在庫があって だいぶ前にこれを購入していたお客さんが6MTを組み立てました。 久しぶりに見るOSの4.4ファイナル。 これの供給を待っている方がたくさんいるんだけど なかなか再開してくれないんですよね・・ 製作に関してなにか技術的問題が生じたらしいんだけど 再製作に関して違うアプローチも検討しています。 やはり NSXの駆動系チューンに対して4.4ファイナルは必須アイテムなんだよな・・ ヒソカ号はエンジンフルOHと共にミッションOH。 だいぶ前にOSのキットを組んで 5速から6速に改造した経緯だからLSD初期型なんだけど ディスクとカムの調整を変更すれば現行型と同じになるので ミッション分解してLSDも分解してディスク交換。 NSX用OSのLSDは 4世代くらいの変化を経てきました。 当初私が組んだのは2世代目くらいだったけど 最終型はチャタリング音も解消して劇的に乗りやすくなっています。 OSのLSDは 作動カムと縛りスプリング ディスク枚数とイニシャルトルクなど 様々な条件を変えられるので 車種にあった希望の仕様に追い込めるんだけど 組み合わせが膨大だから設定を追い込むのも大変。 で、最新の世代でスペシャルなクラッチディスクが使われたんだけど これが劇的な効果で まるでノーマルデフのように乗りやすく オイルもLSD用の高粘度タイプを使わなくてもバキバキ音が出なくて その分ギアの入りが良くなり それでいて必要な時にはバッチリ左右輪をロックしてくれるから コーナー立ち上がりのトラクションは ノーマルLSDとは比べられないくらい向上します。 LSDの仕様変更にはミッションを分解しなきゃ出来ないので ついでだしシンクロ類など消耗品交換しつつOH。 それにしても うちのファクトリーの作業環境は良い。。 理想を追って作ってきたんだから当然なんだけど ミッションを分解整備するのも実に作業しやすい。。 まだまだ欲しい機材や環境もあるんだけど 良い作業環境からは良い仕事が生まれますからね。
TYIZ様 お世話になります。赤NSXの‘こうじ’です。 最近、ドアロックが機構が勝手に動きます。 既にロックされている状態でも、数分毎に「カシャ」っと再度ロックが掛かるような作動をします。 幸いにしてアンロックではなく、ロック方向の作動なのでまだマシですが。 遠出でバッテリ上がりの原因になると嫌だなと思っております。 後付けしたリモコン回路をOFFにしても作動していますので、 ドアロック・コンピュータ側の不具合かなと推測しておりますが、 他でもこのような症状を聴いた事はありますでしょうか?
シゲテックさん、TYIZさん、こんにちは。 アドバイスありがとうございます。 しかし、部品在庫一個ですか〜(XoX)!? 旧車の現実ですね。 なるばく早めにディーラーに行くようにします。 古参の整備士が居るので、解ってもらえることを期待します。 しかし、古くなるとこういう現象もあるんですねぇ。 また勉強になりました。 皆さんありがとうございます。
なるほど 停車中にも暴走するとなると ドアロックユニットも怪しいんでしょうかね。 これの交換はちょっと面倒だけど 左側ユニットの部品代は19300円と まあ、現実的な価格です でもいま現在 メーカー在庫は鈴鹿に1個。。 急いで手配した方が良いかもね。
お返事どーも アクチュエーターは車検証を持って行って ディーラーさんで部番 叩いて貰えば良いと思います。 他のホンダ車でも アクチェーターの幽霊のようなカシャカシャは起きますので、多分何処のディーラーでも 古参の方ならピンとくるはずです。 マイナス アース コントロールによるコイル物の老朽化による 現象なんですがね。 結構バラさないと交換できませんので、ついでにドア周りの老朽部品を取り替えられては?と思います。
paraoさん、シゲテックさん、こんばんは。 私の車両では、駐車中も現象が起きているのと、ロックする方向の作動なので、 paraoさんと同じ原因かどうかは解らない感じです。 でも、シゲテックさんの意見と合わせると、いずれにせよドアロックASSY交換が直す方法と思いました。 近いうちにディーラーに行こうと思います。 もし具体的な交換部分や品番等ご存知でしたら教えて頂けますでしょうか? 皆さん、ありがとうございます。
ホンダ車のアクチュエーターで 古くなると発生する現象です。 酷いのは カシャカシャ言います。 暑い夏に多いのですがね アクチュエーター交換をおすすめします。
同件かはわかりませんが、参考までに僕に起こっていた症状を記載します。 症状は、走行中の段差やドアの開け閉めなどの衝撃で、勝手にドアロックがロック、アンロックを繰り返す。 パワードアロックASSYを交換したら治りました。 以上、参考まで。
かっちゃん さん、ご無沙汰しております。 返信ありがとうございます。 今回の動作は、走行中も、キーを抜いた駐車中も起きます。 後付けの‘ドアロッくん’の回路を外しても変化が無いのと、 私の車両の場合、純正セキュリティは無いので、1)車速パルス系 かな?と疑っています。 車速センサーは数年前に交換しているので、コンピュータでしょうかね?
こうじさん、お久しぶりです。 さて、本件はいつおきますか? 自動閉動作は、 1.走行中は車速パルスによる自動閉 2.停止中は純正セキュリティによる自動閉 が頭に浮かびます。 もし、こうじ号に純正セキュリティがあるならば2も疑ってみてください。 1.と2.の両方が起きるなら、閉じている状態の信号が入ってないかもしれませんね。
TYIZ様 そうですか〜、聴いたことないですか。 何となくですが、車速系のように感じています。 時間のある時に、まず自分で追って診ます。 ありがとうございました。
その症状に関して 私は経験が無いですねぇ・・ NSXでドアロックが駆動するのは スイッチそのものの誤動作と 速度対応ドアロックの誤動作が考えられるけど これらを切り分ける必要がありますね システム的には単純だから 頻繁に動作が生じるなら 追い込むのは難しくないと思いますけど。
こんにちは、豊泉です T3TECも作業環境が整ってきて 様々な作業をこなせるようになってきたんですが ここに来て エンジン作業が重なってます。 エンジンの修理や改造は ヘッドやシリンダーボーリングなど加工にかかる時間もあるので どうしても長丁場になるから 数台依頼が重なるとスタンドに載ったエンジンが何台も連なってくる。。 幸い 工場は広いから何とかなっているけど やっぱり来年には現寸場に作業部屋を作りたいです。 クランクプーリー破損でタイミングベルトが切れてトラブルを起こした プレ号が C32B換装を終えて昨日納車。 ノーマルC30Aからハイカム仕様のC32Bに換装したので 劇的にパワーアップしているだろうから オーナーもちょっと感動できただろう。 プレ号には 戸田レーシングで加工してもらったハイカムを組んだんですが 燃料消費量から推定すると330馬力強といったところ。 エアクリーナー交換とスロットル拡大を行えば350馬力近辺か。 NSXに関しては 過去に何台もセッティングを行っているので セッティングデータは豊富で 実走行で現車合わせセッティングが出来ているんだけど やはり近い将来 計測器としてシャーシダイナモが欲しいと思う。 幸い T3TECは工業団地にあって 夜中にダイナモ回したって誰も文句言わない環境なので 予算が出来さえすれば導入したいんですよねぇ。。 それと V・Proの新型を使い始めました。 こんどのV・Proは非常に多機能で面白い 詳細はあらためて紹介しようと思うけど 色々なことが出来るようになりました。 エンジンOHで入庫していたヒソカ号に積むC32Bが完成していて これから積むんですが このエンジンも色々考えを盛り込んだ仕様です。 基本的には ワイヤースロットルV・Pro制御のハイカム仕様のC32Bですが サーキットで 時々純正ピストンが壊れるトラブルが発生していたので 対策を兼ねて 戸田レーシングのピストン&コンロッドを組み込みました。 でもね 標準で売られているTODAのピストンは 圧縮12.5近辺を狙ったハイコンプなんだけど 経験的に ハイコンプ仕様は中低速トルク落ちるんだよね。 その代わりハイカムと相まって高回転域は素晴らしくよく回るようになり ノーマル圧縮比に対して15馬力くらい向上する。 低速域の悪化はポンピングロスのためだと思うけど レースなら高回転出力を得るのは重要な事だけど ストリート&走行会レベルでは 耐久性と扱いやすさも両立したいわけで 強度の高い鍛造ピストンは欲しいけど過激な高圧縮はいらない・・ と言う考えで 戸田レーシングに相談してみたところ ハイコンプ仕様ピストンを加工して圧縮比を下げられるそうで そういう事例もあるらしい。 やはり、 過去に同様の考えをもったエンジンチューニング屋さんがいたと言うことか。 で、ノーマルボアφ93のスペシャルピストンを仕立ててもらった。 しかし TODAのピストンはお見事な美しさですねぇ 機械加工経験者から見ても この無傷なアルミ加工品はお見事。 そして重量計測してみてもお見事に揃っている。 さすがレース部品メーカーなんだなぁ・・ このエンジンが積まれて回るのはもうちょっと先だけど パワーは350馬力近辺で充分だけど 何よりサーキット走行会での耐久性が欲しいと願った仕様というのも 狙いとしては大いにアリだと思う。 平行して エンジンOH依頼のType-Sからエンジンを降ろした。 インテークマニホールドを外し 恐る恐るポートを覗いてみると バルブガイドが折れてる・・しかも2ヶ所・・ ヘッドを外してみると シリンダーはほとんど無傷で大丈夫。 ヘッドもガイドが折れているだけで使用可能 ピストンはトップリングの上側面に異物を引きずった傷が少々 まあ、全て再使用可能レベルだけど ここまでもサーキット走行が多かった車輌だし 今後も走りまくることを考えると エンジンの仕様に関してオーナーと相談かな・・ そんな感じで ここ数日の大久保は あっちのNSXにエンジン積んで こっちのNSXのエンジン降ろして さらにこっちのNSXのミッション降ろして載せて・・と 大技が連発しているので 見ていて面白い。。
>ぷれさん 色々お待たせいたしました。 でも、今回仕立てたC32Bは 色々データが出そろった状態で組まれた 安定したハイパワー仕様です。 通常メンテナンスで 当分は楽しめると思いますね。 >Yoshi.さん バルブガイド折損は サーキット頻度が高いC32Bで多発しているけど C30Aでも起きるから 高回転常用とオーバーレブ頻度に伴う このエンジンの構造的問題かと思われますね。 まあ、ピストンを含めて再使用可能なんだけど やはり 今後を考えると鍛造ピストン組みたくなります。 ヒソカ号も 同じ考えでOHと同時にピストン交換した次第です。
中々の刺激的なビジュアルありがとうございます。 仕事の関係で半年乗れないタイミングでのOH依頼でしたが、 ちょうどよかったというか、0.1歩遅かったというか・・・笑 まぁサーキット込みで10年8万km、良くガンバってくれたと思います。 近日中に帰国しますので、改めてご相談に伺います。
こんにちは。ぷれです。 この度は色々ありがとうございました。 今回のトラブル発生した時は、 T3TECさんも立ち上げたばかりで忙しい時に SOSにご対応頂きありがとうございました。 自分が電話とかなかなか出来る時間が なかったので作業のやり取りもメールメインでして頂き ありがとうございました。 大変助かりました。 で、エンジンの方は劇的な変化でしたよ。 まだ、じっくり乗ってはいませんが、 帰りの高速坦々と帰ってくる時も 非常に綺麗に回ってました。 タコメーターの回転落ちも大変気持ちよく、 クラッチ交換したのも大正解でした。 あの、クラッチも本当に扱いやすく 乗ってて楽しいですね。 より一層Nのフィーリングが楽しめる仕様になりました。 これからも、宜しくお願い致します。
こんにちは。 現在、H3年式のATに乗っています。MTへの換装を考えていますが、 3,000ccのエンジンには6MTまでは不要でしょうか? 街乗り、ツーリングユースで、サーキット走行までは考えていませんが、 せっかくなので、長く楽しめるMT車にしたいとも思います。 費用対効果も含め、トータルでバランスのいい組み合わせのアドバイスを 頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。
豊泉さん、こんばんは。 アドバイス大変参考になりました。 予算と相談しながらもう少し考えてみたいと思います。 どうもありがとうございました。
NSXの5速と6速で 決定的な差というのは 実はギアの入りの良さだと思うんです。 これは クロスレシオとダブルシンクロの相乗効果によるもので ギアチェンジの際のシフト操作が 6速の方が断然軽いんです。 もちろん 段数が多くてクロスしたレシオでギアチェンジの回転落ちが少ないのは サーキットでの戦闘力にも影響すると思うけど なにより 操っていて楽しいのが大きな違いなんですよね。 エンジンとの組み合わせに関しては C30AとC32Bを比べれば そりゃ排気量が大きいC32Bの方が回転落ちした時のトルクが大きいわけで 逆に考えれば トルクが低いエンジンはシフトチェンジでの回転差が少ない方が軽快に走るわけで 私的には 実はC30Aの方が6速ミッションと相性が良いと思っています。 もちろん トルクに余裕があるC32Bと6MTの組み合わせはもっと楽しいんですけどね。 5速に比べると 変速段数が多い6速ミッションはシフトアップ時の回転落ちが少ない。 つまりは その分高回転まで回さなくても小気味良く加速できると言うことです 最大の問題は費用ですよね。 5速ミッションは中古が出てくる可能性もあるけど 6速はまず出てこない。 そりゃ、NA2が1台潰れないと 6速ミッションなんか中古市場に出てこないわけですから。 となると 新品で組むしか無いんだけど ホンダは組み立て完成したミッションを販売していないので ケース、ギア、ネジ1本から全てバラバラで購入して組み立てることになる。 となると 組み立てた6速ミッション1機で100万円近くなります これを費用対効果で納得できるなら絶対6速です そして実際 これを求める人が多いんですよね。 私も5速から6速に換装して現在に至りますが 自分で載せるならやっぱり6速です だってフィーリングがものすごく違うから。
こんにちは、TYIZです T3ファクトリーは 先月大混雑だったんですが なんとか峠を越えて通常モードになってきました。 で、色々作業で取り外した部品で廃棄するには勿体ないモノとか 引き取りに来るまで預かっているモノとか これから搭載作業待ちの重量物とかは 工場の上にある現寸場に上げて保管しているんですが なにしろ現寸場は 天井高さが7メートル以上ある工場の上にある広大スペースだから 階段で上がるのも3階に上がる感覚なので 重量物を手で上げるなんて不可能。 でも、工場入り口のひさし部分オーバーハングに床扉があって これを開けると地面まで直行の穴があくんです。 初めてこの工場に来た時 「これは恐ろしいけど素晴らしい!」と思ったんだよね。 現寸場は元々 床に直接チョークで図面を書いて これを採寸して下の工場で鉄鋼作業を行うというための場所だから 荷物置き場じゃ無いので エレベーターとかは無く 人が屋外階段で上がるしか考えられていないんです。 でも、この床扉を開ければ 1階の地面まで直滑降なので 「ウィンチ付けて荷物を上げよう!」と ここに引っ越してきて早々に安いウィンチを購入して取りつけていました。 台湾製の安価でシンプルなモデルだったんだけど これがけっこう怪しくて 230s上げられるスペックは良いんだけどワイヤーが30メートル近く巻いてあって ドラムにワイヤーの巻を均す機構が無いから 巻き取りが偏ってワイヤーがずれる時 時々「ドカン・・」と振動が出るのが怖かった。 これで 軽く200キロ以上有りそうなタービンデフ付きRB26を上げたりしたんだけど 事故が起きる前に 適切なホイストに交換しよう・・というわけで 日本製の300キロホイストを購入。 ホイストそのものも重量物だから ロープを使って2人で上げてフックに取付。 ちなみに ワイヤーをドラムで巻いて荷物を引く機械の俗称がウィンチで 主に垂直に荷を昇降させるのをホイストと呼ぶらしいです。 そういえば パジェロやジムニーとかにウィンチって言うよな。。 で、こんどのホイストはやっぱり強力で安定している。 いままでは NSXのATを上げるのはけっこう怖かったけど こんどは楽々だね。 荷物の引き上げは ミッションなどは直接スリングベルトで吊り上げて 箱に入った色々な部品類を上げるには 鉄で作った籠もあるんだけど ジョイフルホンダで見つけた大きな袋を使ってます。 これって 解体工事の産廃や残土や飼料を入れるらしいんだけど こんな袋で1トン耐えられるそうで実に便利。 来年は 現寸場に一部屋作って空調入れて エンジンやATの作業スペースを作りたいと思っているから まずは 安定して重量物を昇降させる設備が欲しかったので このホイスト設置はそのための一歩なんです。
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