こんにちは、TYIZです
先日
メカニック大久保が
所沢の航空記念公園でゼロ戦を見てきた!
と言うので調べてみたら
世界にたった1機現存する
飛行可能な機体が
日本に3度目の里帰りしているそうで
展示物として
この5月連休の目玉だったらしい
それは興味津々
俺も見に行こう!と
かみさんを連れて出かけてみる。
所沢航空記念公園は我が家からクルマで30分くらいかな。
渋滞しなければ近いものだ。
駐車場にクルマを止めて展示会場である
「所沢航空発祥記念館」に向かって歩く。
この公園は
広い敷地内にグラウンドやら芝生の広場みたいなのがあって
15年以上前に
子どもを連れて来たことは有ったんだけど
航空機などを展示している記念館には入ったことがなかったんだよね。
なぜ
所沢に航空記念公園?と思っていたら
日本で最初の飛行場が出来たのが所沢だったらしいです
で、この記念館には
自衛隊の払い下げみたいな機体やら
様々な展示物があり
今回
アメリカのPLANES OF FAMEが所有しているゼロ戦を
展示のため借りてきたと言うことらしい。
この機体は
大戦中サイパンで捕獲されてアメリカで研究され
民間に払い下げられたものをレストアしたらしく
エンジンを含めて
ほぼ、オリジナルで生き残っているらしい。
今日は平日とあって
訪れる客も少なく
写真撮っていてもほとんど人がいないので助かる。
それにしても
ゼロ戦の機体を見るのは初めてだけど
予想通りの大きさだな
そして
主翼はほぼ張り替えたらしいけど
現在の航空機に比べると
あまりにも表面が粗雑な仕上げにみえる。
かみさんは
機体を眺めながら
「どうやって乗るのよ!?なにか自動でステップみたいのが出てくるの?」
とか言ってるけど
そんな・・モビルスーツじゃないんだから
自力でコクピットまで登るしかないでしょう。。
「ふうん。。プラモみたい・・チャッちいわね・・」というけど
とんでもない
やはり本物の戦闘機
重厚感が凄まじいと思う。
ゼロ戦の展示場を後にして
通常展示物やフライトシミュレーターを楽しむ。
かみさんは
月や宇宙での重力体験が出来る
スペースウォーカーというのに乗って飛び跳ねていた。
なるほど
アームの先端にある座席に座り
飛び跳ねると
前方と下面に映写された画面が動き
大きく飛んでいる感覚になるらしい。
降りてきて
「足がガクガクになったわ・・」とか言ってた。
展示物に
飛燕のエンジンがあってちょっと驚く。
中学生で
よく模型を作っていたころ
ゼロ戦などの機首が太い戦闘機と比べて
飛燕の機首はスリムでコクピットはだいぶ後方で
なぜ、こうもデザインが異なるんだろう・・と思ったけど
飛燕は
水冷V12を倒立で搭載しているんだね。。
だから
あの機体デザインが出来たワケか。
図面も残されていて
これらは
設計に携わった 土井氏の寄贈らしい。
それにしても
これらの戦闘機が作られ活躍したのは1940年代。
自分が生まれる
たった25年ほど前だ。
大戦後
日本がどれほど急激に復旧し急成長してきたのか
まざまざと思い知るけど
急成長後
現代的になってから
ほとんど変化がない25年が流れた気がする。
今から25年前と言えば
自分が初めて北海道へオートバイで旅したころだけど
世の中が
それほど激変した気はしない。
いまから25年後
日本はどう変わるんだろうねぇ
あまり変化していないか
高齢化と共に衰退してしまうのか。
ちなみに
ゼロ戦の展示は好評なので
8月末まで引き続き展示するそうで
タイミングが合えば
エンジンをかけていたり
展示場の外を走らせたりするそうです。
屋外でエンジン始動などを行った動画が紹介されていたけど
こういう戦闘機って
セルモーターがあるんですね。。
トラック用バッテリーからケーブル繋いで機首の下に繋いでかけていました。
興味がある方は
是非 見に行ってみましょう。
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