ロードスターは関東マツダの平日1日試乗キャンペーンの対象なのだがほぼ予約は
一杯で取れない。ということで普通の試乗をしてきた。ついでにデミオディーゼル
にも乗ってきた。
ロードスターだが、左右のフェンダーラインが見えつつ視界が良い。着座姿勢がすぐ
決まるのは設計が優秀なことを感じさせる。1.5L NAは速いとは感じないが7000回転
まできれいに回る。重量配分が悪化しなければ2.0Lの方が楽しいと私は思う。1735mmの
全幅に収める方向性は軽快感、車との一体感の演出には絶対条件なのがよくわかる。
少し乗り心地重視すぎる足回りのような感じだが市街地では快適な硬さだった。
25年間の継続が生みだした結果は他社の追随を全く寄せ付けない完成度。
色々なシーンで乗ってみたいところだが、次はデミオの試乗だ。
デミオも着座姿勢が気持ちよく決まり、視界が良い。シートにもお金がかかっている
ようで面圧分布が良く、疲れにくい感じがした。走りだすとフロントが重い、4WDなら
バランスが良くなるかもしれないが長距離高速走行向きだ。FFで国内なら1.3Lガソリン
の方が向いていると思う。1.3Lガソリンもいずれターボ化されるだろう。
総じて、着座位置、シートの出来、CVTではなく6AT、ハイブリッドではなくディーゼル
、Aピラーを寝かせない事による良好な視界、パーキングブレーキはサイドレバー式等
マツダのクルマ造りは正しい。欧州市場で戦える能力を持っている。但し、全幅1800mm
を超える車種はデザインの凝縮感が乏しく魅力的に見えない。
週刊GT-R第1号を買ってみた。100号まで買う人は少ないと思うが出来は良い。日産が
過去の栄光から逃れられる日が来そうにないのは残念。
|