T3ファクトリーを開店して
第一号のAT→MT換装作業中。
今回は
新品組み立ての6速ミッションに換装します
ホントは
OSの4.4ファイナルがあれば良かったんだけど
とりあえず
ノーマルファイナルで組み立てて
MT換装します
ホンダの「クラッチセンター出し専用工具」を発注しているんだけど
なかなか届かないので
ミッションのメインシャフトでクラッチのセンター出し。
ツインプレートクラッチでは
2枚のクラッチディスクのセンターとスプライン位置を合わせるため
専用工具が必要なんだけど
NSX専用工具なんて
なかなか製作してくれないんです。
まあ、ミッションのシャフトで代用できるから
ホントに販売終了だったら
このシャフトを切断して工具にしようと思う。。
このNSXのオーナーさんは
サーキットを楽しく走りたいということで
クラッチは
特注で作ってもらったOSのツインです。
私もこのクラッチの試作品を使っているんですが
まだ、フライホイルの重量で悩んでいます。
私が使ってるミドルウェイトだと
もうちょっと軽くしてレスポンスを狙いたいし
今回組んだ軽量仕様だと
ちょっと回転落ちが早くてシビアなんだよね。
でも、アクセルレスポンスは抜群に良くて
ペダルの操作も純正クラッチより軽く
街乗りでもそれほど苦にならないし
ギアの入りも非常に良好だから
その気になって走っている時は最高なんだ。。
2月にOSへ行った時も
クラッチに関して相談してきたんだけど
この仕様のクラッチは
いままでで一番気に入っているので
ご希望するオーナーさんにリリースしていこうと思っています。
でも、ホントはもう少しフライホイル重くしたいんだけど
そうすると当然レスポンスが落ちるし
狙い所は難しいモノです。
AT→MT換装は
このあと3台ほど依頼が入っているんですが
ミッションがね
まだ完成していないので
順次行っていく予定です。
ちなみに
MT換装依頼のほとんどは
初期型NA1だから
メインコンピュータを書き換えて
レブリミッター変更と
ニュートラルとDレンジの問題を回避します。
これが
130型以降のDBW車だと
ちょっと話が変わるんです。
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