こんにちは、TYIZです
先日買ったノートPC
松下のCF-T2Bですが
ヤフオクで買った11g規格の無線LAN基板が手に入ったので
早速交換してみました。
T2Bの分解は思ったよりは簡単で
ネジをどんどん外せば蓋が開く。
で、MPCIスロットからインテル純正無線LAN基板を外して
手に入れたバッファローのWLI-MPCI-G54に交換する。
アンテナ線を繋いで元通りケースを組み立てる。
作業的にはこれだけでOK。
電源を入れると
起動画面のセントリーノマークがペンティアムMに変わっている。
セントリーノはCPU、チップセット、無線LANが
インテル純正部品の組み合わせのみに適合される名称なので
条件が変わると起動画面も変わるようだ。
そして、ハードウェアウィザードが立ち上がって
ドライバーを入れてやればすぐに無線LANを認識して接続完了。
実に簡単だ。
さっそく使ってみると
なるほど11bよりも2〜3倍のスピードが出ている。
1時間くらい快調に使ってみたんだけど
何点か疑問点。
まず、バッテリー消費電力が1ワットほど大きくなったようで
バッテリー駆動時間の残り表示が満充電時で1時間ほど短くなったようだ。
ノーマルでのスペックは消費電力液晶バックライト最暗で6W未満だったけど
これが7Wくらいになって、
バッテリー駆動時間も5時間から4時間ほどに短くなった。
さらに、基板の発熱のためなのか
パームレストの温度がノーマルよりも高くなった。
さらに、
T2には有線LAN、無線LAN、ダイヤルアップなどを平行して接続した際にも
それらを選択する便利機能"ネットセレクター"があるんだけど
これが使えなくなった。
つまりは常時無線LANのアクセスポイントを探し続けているんだろう。
なによりも
通常のネットサーフィンをするに当たって
劇的な通信性能の向上が感じられないのが残念。
54Mbpsと言っても
有線の100BASEはその倍以上速い事が分かった。。
こうなると、スピードが必要なら有線繋いだ方が断然速いし、
無線で54M使いたければPCカードの子機を使えばいいし、
日頃は消費電力を下げた方が良いので
結果的に内蔵54Mbpsにメリットがないと判断して
元のインテル製11b基板に戻しちゃいました。
起動画面も元通りセントリーノに戻った。
そんなわけで
効果が無い訳なじゃないけど、
メリットデメリットを考えると
ノーマルが良いと言うことになっちゃいました。
さらに
標準搭載以外のモデルに11gの無線LANを組み込むと
電波法違反になるそうだ。
PCカードによる無線通信だって結果は同じなのに
実に不思議な気がする。まあ、どうでも良いけど。
ついでに
ペンティアムM1000Mhzの性能チェックで
スーパーπを測ってみたら
54万桁 0分39秒
104万桁 1分31秒
PenVの800だと54万桁で 1分20秒位だったから
かなりの快速です
DDRメモリーのアスロンの1700+と同じくらいかな。
ノートもここまで速くなったんだなぁ
これで12インチ液晶搭載、本体重量約1kg
標準バッテリーのみで5時間駆動
技術の進歩ってすごい。
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