こんにちは、TYIZです
一昨日の金曜
オプションの取材で出かけてきたんだけど、
その時の撮影風景がおかしくて笑った。
担当カメラマン氏は
拘りの撮影技法を駆使する人で
先日KSPに取材に来たときも
オイルのボトルを撮影するだけで
背後からフラッシュ飛ばしてバッチリカッコ良く絵を作っていた。
今回は
NSXとGT−RとFDの3台を撮るんだけど
走行しているところを高めの位置から見下ろすような絵が欲しいとの事で
上の写真のような荒技で撮影。。
1DMk3にEF17-40を組んで
ゴッツイ一脚の雲台に取り付けて
先行車のガラスリアハッチを開けてそこから身を乗り出し
カメラを高々と持ち上げて撮影するという荒技。。
まさかノーファインダー撮影?
と思ったら
ファインダーのアイピースを加工して小型CCDカメラを付けてケーブルを伸ばし
車内に転がしてある液晶モニターに映った画像を見てフレーミングし
レリーズもリモコンで手元まで持ってきて撮影するつもりらしい。
拘りもここまで来るとスゴイね。。
だけど、「ガラスハッチが風圧で閉じちゃったりしないですかね?」
と訊いてみたら
「そうか・・そりゃまずいな・・」とガムテープでルーフレールに繋いで固定。。
カメラもかなりの風圧で揺れるんじゃないですか??
「そちらは根性で抑える!気分は旗振りだぜ!!」とのこと。
(でも、結局途中でガムテープ切れて
ガラスハッチは閉じてカメラマンさん直撃した・・
そりゃこの状態で100キロ以上出せば風圧スゴイでしょうからねぇ・・)
APS−Hとはいえ超広角ズームですからねぇ
アングルを維持するため
先行車に超接近状態で4台連なってアクアラインを走った。。
足元のモニターをにらみつつ
必死に一脚を持ち上げてカメラを振り回すカメラマンさんと
上空で揺れる1DMk3に笑いをこらえ
カメラ落ちてこないだろな・・すぐ右後ろにGTRがいるからコエ〜ぜ・・
先行車のバンパーにぶつけないようにしなきゃ・・と
メチャメチャストレスの高い緊張した撮影でした。。
木更津側の漁港に移動して
停車状態の絵撮りを行う。
なんでも、高めの目線からクルマが三角に見えるようにレイアウトしたいそうで、
だけど並び方では特定のクルマが小さく見えちゃうとか
まさに2センチ単位でクルマを移動してアングルを決める。
社用車のエスティマの屋根に乗ってクルマの位置に指示を出す。
で、ここでもさっきの一脚+1DMk3で上空目線で撮影。
果たしてどんな絵が撮れたのか楽しみだ。
だけどねぇ
1DMk3にはリモートライブビューがあるから
ファインダーにCCDカメラ仕込んだりしなくても
カメラのUSB端子からケーブル1本をノートPCに繋いでやれば
ノートPC側でカメラの画像をモニターしながらレリーズも出来るんだよねぇ・・
AFは効かないけど
広角レンズなら絞り込んで被写界深度期待して撮れると思うんだけどね。
ハイアングル一脚作戦も
そうと分かっていれば
KSPのローダーにエスティマ載せてサンルーフから撮れば
カメラ手持ちで安全に撮れたんでしょうねぇ。。
そんな事を考えながら
帰り道はおかしくて笑いながら高速を走ってKSPに戻りました。。
アクアラインでの走行撮影後
カメラマンさんと話していて
あの撮影方法で3台をキレイにフレーミングするのは至難でしょう?
ギリギリを狙って尻切れになるより
広めに撮ってトリミングすれば十分使えるじゃないですか?
と訊いてみたら
「いや、俺が撮った絵で完成体として紙面に使いたい。」とのこと。
やっぱりプロ根性ですねぇ。。
最近では
雑誌もコストを削減するためか
取材の時にカメラマンさんは来なくて
ライターさんがカメラマンを兼任する事が多く
実際
文章書けて、紙面に耐えるイメージの写真を撮れるライターさんが増えてきたようです。
デジタル1眼がここまで扱いやすく身近になってきた現在
我々のような素人にだって
写真に素人な読者が相手なクルマ雑誌の誌面に耐える絵は撮れると思う。
でも、それじゃカメラマンは生きていけないし
編集さんだって
やはりページを開いた瞬間
素人が見たって「おお!カッコイイぜ!」と思わせる写真を紙面に使いたいだろうし
同業者が見て「Goodだな!どうやって撮ったんだ?」
と思わせる写真を使いたいでしょうからね。
現在の雑誌カメラマンは
少しでも紙面で栄える絵を作るため
生き残りをかけて頑張っているようです。
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