2001年夏休み最終日8月17日 どこか近場でドライブに行こうと思い
久しぶりに顔振峠へ。
ここは埼玉県秩父に向かう国道299から 
奥武蔵グリーンラインに登る途中にある見晴らしの良い所。
言い伝えには弁慶がどうしたとか書いてあるが
道中 あまりの展望と景色の良さから 後ろを振り返ったから
コウブリトウゲ と言われるようになったらしい。
全線舗装でオンロードバイクや車高短でもOKだけど
登っている途中の道は曲がりくねった細い道で快適ではない。

頂上には茶店が数軒あるが
おすすめは そのうち一軒の”顔振茶屋”
旅館も兼ねているらしいが泊まったことはない。
しかし、私はずいぶん前からここが気に入っている。
10代の頃から原付で来ていた。
(ちなみに 数件あるうち ここが一番ソバ類が美味い        
        駐車場を間違えると他店に引っ張られるので要注意 )
でも、今回来たのは何年ぶりだろう。

店のおやじさんは 気さくで人当たりが良く
常連のお客も多いみたい。
この時期 移動性高気圧が来た後はガスが多く 山が霞んでしまうそうで
好きな人は冬に来るとか。
たしか、以前真冬に来たときは あまりの見晴らしの良さに
店内ではなく 表でソバを食べた記憶がある。

峠を上ると そのまま山の上を尾根づたいに走る奥武蔵グリーンラインという道にでる
新緑も素晴らしいが 桜の見所として知られている。



これが顔振茶屋
水曜が定休らしいが 
この日は臨時休業だったらしい。
久しぶりの天気だったので 布団を干している。
山荘顔振茶屋と書いてあるように
ここは山荘にもなっている。
泊まったことはないけれど 以前部屋を見せてもらったことがある。
なにか 機会が有れば宿泊してみたいな。

顔振峠へ。

クルマは道をはさんだ
反対側の砂利駐に。
道とは言っても
すれ違いがやっとな狭い峠道。
茶屋の表のテーブルから見た山々
晴れていても 8月中頃を過ぎると
ガスが多くなって 透明感はないとのこと。
顔振茶屋への入り口は2カ所。
これは手前の階段を上ったところ。
表にテーブルが出ていて、
雨の日や寒い日は 室内で食事できる。
でも、見晴らしが良いし
真冬に来たときも天気が良かったので表で過ごした。
冬に来ると 空気がパリっとして景色の透明感が違う。


実はこの日
臨時休業だったので店の奥さんが食品の仕入れに行っているそうで
「ネギがないんです 帰ってくるまで待ってもらえれば・・」
とのことだったので
「暇だから良いですよ」 と言うわけでしばらくぼ〜っとして過ごしていたら、
「良い"もやし"をもらったから」と
もやしとミョウガを軽く湯通ししてポン酢をかけた物を作ってくれた。
シャキシャキした歯ごたえと風味 何より雰囲気。実に旨かった。

その後 山に登って 降りてきたらネギが届いていた。
蕎麦を食べて さらに少しボ〜っとして帰路についた。
平成13年夏休み最後の日でした。






茶屋の裏から 峠の頂上へ登れる。
ちょっとしたハイキング気分だけど
登りはけっこう急だ。
荷物を持たずに手ぶらで歩くのが良い。
茶屋の雰囲気は、なんともいい感じ。
押しつけがましい土産物は無いし、
メニューは素朴で平均旨いと思う。
いわゆる観光地の食堂とは違って
当日もうけ主義は感じられない。
この峠には何軒か茶屋があるが 
顔振茶屋が一番雰囲気がいい。
この日たのんだもの。
山芋の磯辺揚げととろろ蕎麦。
べつに とろろがすごく食べたかったわけではないが
何となく。
磯辺揚げはおろした山芋を海苔でくるんで揚げた物。
天然物かは分からないけど
しっかりした物でないと 型くずれするんだろうな。
わさび醤油で食べる。旨いなあ。
この店で必ずたのむのはやっぱり蕎麦。
この日は夏だったので冷たい蕎麦だったけど
あったかい普通の山菜蕎麦がすごく旨い。
また冬に来よう。
しかしこのとろろ蕎麦 汁に入っているとろろの固いこと。
店のおっちゃんが
「溶かしてくださいねえ」と言っていたが
本当にそのまま箸でつかんで
食べられるくらいしっかりしていて味が濃い。
やっぱり
業務用チューブ入りとは違うなあ
この日は日差しがあって
下界はかなり蒸し暑かったんだけど
この登りは ひんやりした空気と
濃い緑ですごく気分がいい。
山頂からの見晴らし
やはりこの季節は霞んでしまって
あまり遠くまで見えない。
頂上は 少し広場になっている。