乗鞍へ! ’03年9月18日
昨年10月に雪のため剣が峰登頂をあきらめたので
リベンジで登ってきました。
この年から乗鞍スカイライン、エコーラインともマイカー規制になったため
畳平までマイカーで登ることは出来なくなった。
今回はクルマ仲間数人と剣が峰を目指します
冷泉の滝
エコーラインの途中に小さな滝があって
運ちゃんがクルマを停めてくれた。
この水には温泉が混ざっているそうで
「飲むと健康に良い!」と言っていたが ひじょうにマズイ。。。
でも、こうやって途中停車しながら
山頂まで登るのもタクシーならではで楽しい。
乗鞍高原まで行って、今回の仲間と待ち合わせ。クルマは駐車場に停めておく
畳平までは
人数が集まればタクシーを使うのもアリ。
今回チャーターした
タクシーの運ちゃんはおもしろかった。
またクルマを停めて
案内してくれる運ちゃん。
このあと あの山の山頂まで登るわけだ。
畳平手前の登山道入り口
ここからも登山道が延びていて
畳平から登るよりもショートカットで近いんだけど、
急なガレ場で危険度アップなので
我々は正攻法で畳平まで行くことにした。
畳平駐車場から登山道を歩き出す!
肩の小屋まではクルマも通れる道なので 平坦で歩きやすい。
登山道から見下ろした畳平駐車場 昨年の混雑がウソのよう
マイカー規制が始まったので駐車場はガラガラ。 こんな畳平を見たのは初めてだ。
混雑しているよりは素晴らしい景色だ。
登山道からコロナ観測所を見上げると 月が見える これから登山道を歩いて、どんどん標高を上げていく。
眼下に乗鞍エコーラインが見える
山肌に見えるのは雪渓
この年は雪の残りは少なかったようだ
ここまで来ると肩の小屋はもうすぐだ。
登山道途中にある "肩の小屋"
ここまではクルマも通れる平坦路
しかし、標高は高くて気圧は低い
カロリーメイトの袋が気圧差で膨らんでパンクしそうだ。
そして、肩の小屋から先は
いよいよ登山道らしいガレ場になる。
登山道の平坦なところで一休み
眼下にエコーラインが雄大に見える。
左の写真ではコロナ観測所が遠く見える。
ずいぶん歩いた気がする。
登山道はさらに急になって
荒れた岩場になってくる
滑落するとさすがに命の危険を感じる。
山頂直前の平坦路
剣が峰が見えてきた。
これからガレ場をもう一つ超えれば山頂だ。
そして
やっとの思いで山頂到着。
山頂には神社の支社があって
お守りや登頂記念の鈴を売っている。
山頂剣が峰で記念写真
ここは標高3026m 気圧が低いので息が苦しい。
時刻は2時頃だったので、すでにガスが出てきて視界が悪化してきた
山頂手前にある権現池
何故こんな標高の高いところにこんなにも大きな池があるのか不思議。
登山開始した頃見上げていたコロナ観測所が遙か眼下に見える。
下山途中 肩の小屋に立ち寄って一休み。
売っているお菓子の類は
みんな気圧差で膨らんでいるのがおもしろい。
それにしても
肩の小屋の蕎麦は意外にも美味かった。
下山した頃 畳平は雲の中に入りつつあった
帰りも同じタクシーの運ちゃんにたのんだ。
朝も早かったし
疲れもあってクルマの中で寝てしまった。
乗鞍高原駐車場で仲間と別れて 高原周辺を散策したあと
今回も"おくどはん"に寄ってみた
豆腐蕎麦 をたのんでみたがこれも美味い!
でも、店の雰囲気がけっこう気に入っているんですねぇ。
これが山頂で買った登山記念の鈴
なんでも山頂限定だそうで、
1991年に初めて登ったときに買いそびれていたもの。
今回の剣が峰を振り返って、
次回のチャレンジでは 肩の小屋に泊まってご来光を見て
早朝から剣が峰に登ってみたいと思った。
’02・’03と2年続けて登ってみたけれど、どちらも時刻的に午後からの登山だった故に
ガスが出て視界が晴れなかったけれど
’91に麓でキャンプして早朝登山したときの感動的な大雲海がまた見てみたい。
是非来年もチャレンジしたいと思う。