お客さんのType-Rで
NA2マフラー一式流用交換を行いました。
何点か問題がありますが 対策可能です。
今後 もしこれを考えている方参考にしてください。
今回入手したNA2用マフラー一式
ところが、HONDA部品の手違いで
触媒の遮熱板がNA1用で届いている。
袋にはNA2品番が記入されているのに。
販売台数が少ない故 こんな事もあるんだろうか。
リフトアップして 排気系を全て外す。
リアバンクエキマニ取り付け状態
見事なまでに遮熱板で囲まれて シールドされている。
こちらはフロントバンク。
やはり 遮熱板がエアコンコンプレッサーブラケットと干渉するので
一部切除して組み込む。
NA2エキマニと同時に触媒もNA2にする必要があるが、
触媒の温度センサーハーネスが届かない。
トランクの中に ハーネスのカプラーがあるので
届かない側を車輌のステーから取り外してやると
無理なく接続可能。
リアバンクの触媒と スタビライザーが当たることが判明。
NA1のリアスタビは不思議なカタチに曲がっているので
これが触媒とギリギリ干渉する。
この状態では遮熱板は取り付けできないけれど、
当たるのは車輌をリフトアップしているときだけで
着地するとスタビは回転するので触媒から離れることになる。
例えば、ショートストロークのサスペンションキットにでも交換している車輌なら
この干渉は無いと思われます。
これは、車輌が着地した状態。
スタビと触媒は十分離れているので走行上問題ない。
対策としては、やはりNA2用のスタビライザーに交換するのが
もっとも確実だと思われます。
その際 クーペかType-S系かで太さが異なるので
走りを考えて選択すると良いと思います。
今回は車輌がType-Rなので
走りを変えたくなければ NA2クーペ用が適切ではないだろうか。
もしくは S系を選択してみるのもおもしろいかも知れません。
NSX作業記録トップページに戻る