HNU12 Atkey号 クラッチ交換

HNU12のクラッチ交換はかなり大変で、基本的にエンジン降ろしになる。
今回Atkey号に組んだのは OS技研のスーパーシングルクラッチ。
アルミカバーで見た目が偉そうな奴です。
踏力は重めですが(ニスモ強化カバーと同等)、
半クラッチの操作性も良好で ストリート仕様にはお勧めです。
さらに軽量フライホイルとセット設計であり、クラッチユニットトータルでの回転重量が軽いため
レスポンスが劇的に向上します。
また、OSクラッチ全てに言えますが 経年変化が少なく、
ノーマル形状強化クラッチの様に 使用課程で踏力が著しく重くなってくるような事がありません。
組み込みに当たって HNU12用の設定は無いため
PS13系のキットを使いましたが、レリーズベアリングのみセット品では使えません
これは OS技研製RNN14用レリーズスリーブキットを使うことで対応可能でした。



まずはエンジンを降ろす。
HNU12は横置きFFベース4WDであるため ここまでの作業がけっこう大変



これはノーマルクラッチ&フライホイル



OS技研製 RNN14用レリーズスリーブ&指定ベアリング
今回組み込んだのは PS13系用のクラッチキットのため
レリーズベアリング高さが異なり、キットに付属のベアリングでは使用不可能でしたが
RNN14用レリーズスリーブを使うことで対応可能でした。



ピボット&フォークは新品交換


これがOSスーパーシングル
今回使ったのは アルミクラッチカバータイプ。


エンジンを宙づり状態でミッションと合体させる





ミッションにトランスファーを組む
このトランスファーからの出力が 後輪駆動になる。





そして、組上がったエンジンASSYを車輌に組み込む準備をする


今回 Atkey号は
ウォーターポンプを交換しました。
これは、壊れてはいなかったのですが 経年変換からトラブルが発生しやすいためです。



エンジンを積む と言うよりも持ち上げて組み込む。


エンジンマウントを取り付けて
車輌にエンジンを固定する。


あとは 元通り補機類を組み込んで終了!